DTリム RR411ホイールを再調整しました

一年前にお納めしましたホイールですがディスクブレーキのバイクに替えられたとのこと、今までお使いのホイールを奥様が使われるということになりましたので再調整の依頼を受けました。

ホイールはIRCチューブレスタイヤがインストールされています。

仕様は下記の通りです。

前輪

リム DT RR411 20h

ハブ ノバテックA291SB 20h

スポーク サピムLaser2.0/1.5/2.0mm シルバー

ニップル DT SquorxPro アルミ シルバー

後輪

リム DT RR411 24h

ハブ ノバテックF482SB 24h

スポーク 左右DTコンペティション2.0/1.8/2.0mm シルバー

ニップル DT SquorxPro アルミ シルバー

前輪

後輪

 

上図が今回お預かりしました時のテンションの状態です。

 

タイヤがはめられていますのでスポークはテンションダウンしています。

しかしテンションダウンを予想してホイールを作製していますのでタイヤをはめましてもそんなに緩い状態ではありません。しかも振れはほとんど生じていません。

前輪スポークテンションはビードが原因でテンションが下がりましたがほぼ均等に張られています。

後輪のスポークテンションのバラつきはドライブ側に多少生じていますが優秀な数値と思います。上図を参照ください。

再調整しましてテンションを計測しました。下図は再調整後のテンショングラフです。

再調整しました後輪

最初に作りました時に何度もなじみだしを行いながらスポークテンションをできるだけ均一にしていますのでタイヤをはめましてもそんなに大きな変化がありません。これはホイールの駆動にも影響します。

スポーテンションが揃っていますと踏み込んだ時の力が逃げないのです。テンションにばらつきがありますと各スポークにかかる力は同じでも受ける側のスポークがバラバラでは駆動ロスが生じます。ホイール作りで一番大切なことはスポークテンションの均一化と考えます。

今回のホイールはほとんど触るところがないので振れ取りとセンター出しの再調整のみ行いました。タイヤを外しての調整は次回にすることにいたしました。

 

オーナー様に乗り心地を伺ったのですがとても疲れにくいホイールということでした。ホイールは少しでも早く走れるということが重要な選択基準になっていますが楽に走れるということも大切ですね、とお互いの意見が一致しました。

輪行によく使われるとのこと、いわばロングライドですが長時間のライドにはとても楽なホイールだとお話いただきました。使われているタイヤがいいのだと思いますがこのホイールも少しは足しになっていると思います。よくメールをいただく別のお客様も疲れにくいホイールとおっしゃっています。

私は自分で作ったホイールを自分用で使っていますのでなかなか比較、違いを感じ取ることができません。ずっと慣れきっていますので立ち位置が分かりにくいのです。

お客様よりいただいた印象がいちばん確かですのでいろんな方にお願いしまして情報を集めています。こうすれば情報も確かなものとなります。

こんなわけでRR411のホイールはいいぞ!と思っています。

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