前輪用46mm高カーボンホイールのご注文

36mm高のディスクカーボンホイールをお買い上げいただきました方よりご連絡いただきました。36mm高のホイールは快調に回っているとお知らせいただきました。

シマノホームページより

何故46mm高の前輪をといいますとシマノアルテグラWH-R8170-C50ディスクの後輪ホイールだけを購入されましたので前輪が必要となりご注文いただいたわけです。

片方を購入する、こんなお買い物もいいアイデアと思います。

前輪用46mm高ディスクホイール 725g
スポークテンショングラフ

お手伝いが出来ました。ありがたいです。

46mm高ホイールの前輪を提案しますと即決いただきました。これもうれしい限りです。36mmホイールの実績があるからでしょうか。厚かましいですがいいように解釈しています。

スポークは手を抜くことなくできるだけスポークテンションを均一に張っています。喜んでいただけると思っています。

ベテランライダー様よりリピートオーダーをいただきました

前回アルミリムブレーキホイールをご注文いただきましたお客様よりご連絡いただきました。今回はカーボンディスクホイールです。自転車を何台も持っておられる方が多いのですがお客様もディスクブレーキ仕様のロードを組み立てるといっておられます。ホイール注文でご連絡いただくお客様はご自分でバイクを組み立てられる方も結構多いです。ベテランライダーさんは目が肥えています。こちらも正しく評価いただけるように頑張るだけです。

ディスクカーボンホイールのご要望は以下の通りです。はっきりご希望をいただきますと提案しやすいです。

希望要件

・リム素材:カーボン

・リム高:30~50mm程度

・リム幅:700×28~32Cタイヤに最適なもの

・タイヤ:チューブレスタイヤを使用予定

・ブレーキ形状:センターロック ディスク

・フレーム:Trek Domaneを使用予定

・乗り方:街乗り・ロングライド(レースはやりません)

・予算:10万円程度

このようなご希望です。このようにお知らせいただきますとご提案しやすいです。

36mm高と46mm高のホイールを提案しました。価格的にはリム価格の違いで僅かの差です。お客様は46mmを選択されました。

この36,46mmはほとんど同じ数量の納品数です。どちらも使いやすいホイールですがどちらかといえばやはり46mm高は平地に強いと思います。

仕様は次の通りです。

46mm高28mm幅 カーボンリム

ハブ TNI REVOハブ

スポーク ピラー ウィング21 黒

ニップル Squorxpro 黒

最近のご注文いただくホイールは修理品のカーボンホイール以外すべて穴なしリムです。リムテープのいらない、リム打ちパンクのないリムのご注文ということは作り手には面倒なリムですが使われる方には本当に扱いの楽なリムといえます。チューブレスのテープ貼りが面倒だからクリンチャーに戻す方も結構おられると聞いています。経済的にも有利なリムです。

46mm高ディスクカーボンホイール
前輪717g
後輪819g
前輪スポークテンショングラフ テンションばらつき度は5%以内
後輪スポークテンショングラフ テンションばらつき度は5%以内

スポークテンションを出来るだけ均一になるように仕上げます。出来上がりテンションは次のグラフです。穴なしリムを使ってスポークテンションばらつき度を5%以内にするというのが当ホイールのウリです。何故5%かといいますとDuraホイールが約5%のバラつき度といわれています。まあこの数字を目指し上回ろうということです。

乗られた感想をまた聞かせていただけることが楽しみです。

カーボンホイールの再調整

昨年お納めしましたお客様より連絡がありました。下り坂でのカーブで柵に当たってホイールが歪んだとのことです。お怪我がなかったようでよかったですがホイールは傷んでしまいました。

ほとんどのお客様は遠方の方ばかりなのが残念です。メールでのやりとりでお話を進めます。しかし納品に関しては何の問題もありません。本当に宅急便のおかげでありがたいです。

昨年お納めしました36mm高軽量ディスクカーボンホイール
昨年お納めしたときの前輪テンショングラフ
昨年お納めしたときの後輪テンショングラフ

ホイールは36mm高のディスクホイールです。前後24hの一般的なホイールです。

軽量に仕上がっています。スポークは前輪にはCX-RAY、後輪には剛性を高めるためにコンペティションで組んでいます。乗り手の体重、力量、好みなどにあわせて組み上げることができます。手組ホイールの最も良いところです。ホイールを購入したがガチガチで疲れるというようなことはありません。もしそんなことになってもスポークを交換すれば乗り手にあわすことが出来ます。

送られてきましたホイールはいつものようにスポークテンションを最初に計測します。

落車後の前輪テンショングラフ
落車後の後輪テンショングラフ

上のグラフが落車後のホイールです。リムが左右に大きく振れていました。こんなに大きい振れではリムブレーキなら帰宅できなかったと思います。ディスクホイールではフレに対しての許容範囲が広いので思わないところで良さを感じてしまいます。

ディスクホイールはリムがすり減らないのがいいですね。最近はとても軽量のディスクホイールが出てきていますのでディスクホイールは重いという固定観念はなくなりつつあります。しかしリムブレーキが悪いわけではありません。リムブレーキはまだまだ軽さを追求する上では有利と思います。ディスクも軽くできますが費用面ではリムブレーキに負けると思います。つまりお金をかけないと軽量化が出来ないということです。

話がそれました。もとに戻します。

少しずつニップルを回してもとに戻しました。この時感じたのですがやはりブラスニップルでよかったと思いました。ブラスニップルは強い。ニップルを何度も回したり緩めたりしますのでやはり強度の高い製品が安心です。勿論使い方さえ間違いなければアルミニップルは強度を担保できます。恐れることはありません。ただ私は売り物のホイールを作っていますので強いご依頼がない限りブラスを採用しています。

一気にニップルを回さないでゆっくりと、そろりそろりと元に戻していきました。結構集中しますので長い時間できません。ゆっくり休みながらの仕事になります。

修理後の前輪テンショングラフ
修理後の後輪テンショングラフ

2日かかりましたがホイールテンションはほぼもとに戻りました。運よくスポークも傷んでなくニップルを回すだけで調整は終わりました。喜んでいただけると思います。

多スポークチューブラーホイールのインプレいただきました②

多スポークチューブラーホイールのインプレをお送りいただきました続きです。

前輪はお好み通りでしたが後輪は剛性が高すぎました。スポークの組み換えを提案しまして細いスポークに取り換えました。スポーク取り換え後のご感想をお送りいただきましたので参考になると思います。

32hチューブラーホイール

1.8mmのサピムRaceから1.5mmのLaserに取り換えたわけですが明らかに乗り味が柔らかくなったことをご報告いただきました。手組ホイールの良さは乗り手のお好みに合わせて組むことが出来るということです。以下インプレです。

ホイール到着後3回で650キロ走りました。
乗り心地が改善されて後輪がポンポン跳ねることもなくなりました。
快適に走れました。疲労も少ないです。
その代わりに坂道で少し重くなったような気がします。確証はありません。ただ単に慣れてしまっただけかもしれません。長時間乗るには乗り心地が最重要なのでこの仕様がいいです。
ありがとうございました。
リムが軽くなるとこんなにも楽になるものかと驚いています。
はじめてのチューブラーなのでこれからパンクなどのトラブルに遭うと思いますがこの仕様で運用していきます

3回乗られて650kmは凄いです。

クリンチャーホイールからチューブラーホイールに替えられたのですがチューブラーホイールの良さ、多スポークホイールの良いところを知っていただきました。アルミチューブラーホイールは完組ではなかなか手に入りません。現状では手組のオーダーホイールしかないと思います。

疲れにくいホイールという切り口で考えますと多スポークで組んだチューブラーホイールは最右翼に位置するホイールと考えます。

安価なカンパホイール カリマの購入レポート

通販でカリマの後輪が安価で売り出されていましたので勉強のため購入しました。ハブを買う値段で買えましたので分解して調べる予定です。安物買いですがしっかり元を取らせてもらおうと思っています。銭失いではありません。

安価なカリマホイール後輪 3G組です
1089gと重いです ベテランライダー向きです

まだこのホイールに乗っていませんので乗り味の報告はできませんが予想はつきます。参考にしていただきたいと思います。

安価なホイールはその値段に仕上げるために材料、作製工程など削減できるところはギリギリまで削減されています。

まず、考えるのは重量です。とても重いです。これは仕方ないことで一番安価な材料を使っています。

スチールのフリー マグネットがくっつきます
スチールのハブ軸 マグネットがくっつきます

ハブ軸はスチールですし、フリーもスチールです。スポークは2mmのjベントのストレートスポークで価格的に安価で重いスポークです。

しかしこのスポークはホイール作製においてスポークがねじれることなく容易に作り上げることが出来ます。頑丈で壊れにくいのです。おまけに剛性も得られます。欠点ばかりではありません。ただ剛性がありすぎて乗り味が固いのは否めません。安価なホイールはどうしてもビギナー向けと考えますが私の考えではベテラン向きで足のある人には適していると思います。重いホイールはベテラン向きです。

今回のホイールでは最終出荷時の検査報告としてチャートをつけて出荷しています。

付属の検査証明書

Axial and radial skid

Hub centering

Spoke tension

Axle smoothness

Aesthetic control

この5項目にOKのチェックで出荷されています。ビルダーさんもわかります。

縦ブレ横ブレのチェック

スポークテンション

軽やかにに回転するか

見た目はきれいに仕上がっているか

ということです。

詳しく見るためにスポークテンションを調べてグラフにしてみました。以下のグラフになります。

安価なホイールです このぐらいは良しとします

スポークテンションのバラつき度は左右共に10%前後です。価格から言いましてこれ以上の要求は難しいと思います。

まずは評価しやすい項目は振れ取りです。振れがあると調整不良として×マークがつくのでメーカーも注意していると思います。

スポークは綾とりしていません

スポーク組を注意してみますとドライブサイドのスポークは綾を取っていません。ホイールは綾を取るものだと思っている方が多いと思いますが最近は取っていないホイールが多いです。スポークはただ引っ張るだけのものと理解されているからと思います。スポークを針金でくくるソルダリングも手間がかかるだけという考え方が一般的な理解のようです。

このホイールをもう一回なじみだしを行いました。私なりの方法で行ったのですがスポークテンションはやはり少し下がり、ばらつき度は高まりました。このことから言えますのはストレスリリーブ(なじみだし)が不十分なら振れは確実に出てくるということです。

なじみだしを行った後のスポークテンショングラフ

カンパの製品はとてもよく作られていまして品質管理がよくできていると思います。しかし手組で注意深く作るのとは少し違うようです。経済性が先行するのは仕方ないです。

感想

左右のテンション差の少ない2:1組(3G)のこのホイールは剛性が高くとてもよくできていると思います。冬場の練習用ホイールとしては最適です。これだけの品質を安価に販売するのはやはりカンパの製品と思いました。ただもう一度テンション調整を行うことでもっとよくなると思います。

再調整後のスポークテンショングラフ 

再度テンション調整を行いました。テンションばらつき度を5%以内に仕上げています。こうすることで振れが出にくくなります。わかりにくいことなのですが駆動ロスが軽減できます。

一つ改良案があります。スポークを取り換えることです。オリジナルではやはり太いスポークを使っていますのでガチガチの乗り味です。ロングライドには適しません。このため2mm径のスポークをすべて取り換えて細いスポークにします。1.5mmと細くても27本あるので剛性は十分担保できています。スポークの中央部がショックアブソーバーの働きをしますので地面からの振動を軽減します。

もう一案はカーボンリムを別注しまして3G組のカーボンホイールを作ります。

これはとても期待のホイールになると思います。総重量が軽いホイールは確かに良いです。このカリマの2:1組ハブはおそらくシマノハブ105クラスの重量と思います。

仮に350gとしてカーボンリムが400g、スポーク27本で135g、ニップル27gで合計912gです。ほぼゾンダと同じ重量になります。スポークの多い分乗り味は柔らかくなりホイールの剛性は高くなりますので駆動力の高いホイールが出来ると考えます。リム発注できましたらまたレポートする予定ですが安価なホイールもいろいろ楽しめるものです。

ベアリングをポンチで叩いて取り出す

バイテックスハブを購入してずっと置いてあったハブですが少し傷がついていました。このハブをベアリング交換の勉強用に使うことにしました。ベアリングを外して新しくベアリングを圧入する手順の確認を行いました。普段やっていないとやはり腕は錆びてきますので余っているハブの整備に時々行っています。

まずベアリングの取り外しです。

スライドハンマーで取り出すのは楽です

いつもベアリングを取り出しのにスライドハンマーを使っていました。スライドハンマーを使う場合引き抜き金具を取り付けてハンマーで引っ張るだけで簡単に取り出せます。このブログでも何度も紹介してきました。しかし今回ポンチを使って取り外すことを試してみました。

先ずフリーを外します。ハブシェルの中にはベアリングと円筒の金具が入っています。ポンチの場合どうすればいいのかをやってみました。

円筒をずらすと向こう側のベアリングが見えます

写真を見ていただきますとハブシェルの中には円筒があります。これを少し指でずらしますと向こう側のベアリングが見えます。このベアリングをポンチでたたき出します。

ポンチでたたくと楽にはずせました

ハブシェルを覗いて反対側のベアリングをポンチでたたく方法はずっとシェルを傷つけると思っていましたのでやったことがなかったわけです。しかし今回やってみてとても簡単なことが分かりました。スライドハンマーが簡単と思っていましたが、ポンチで取り出す方法も意外に楽でした。

フリー内部のスリーブをずらしてポンチでたたくのは手っ取り早いです。数回たたけばすぐに外せます。大仰なものがいりませんので費用も掛かりません。

ネジで締めていく方法は楽です あればこんな道具もべんりです

ベアリングを再度取り付けるにはベアリングと同じ寸法の金具を使って打ち付けながら入れる方法、長ネジを使って圧入する方法があります。時間かからないのはたたく方法ですがセンター出しが難しいです。写真のようにねじを使って圧入する方法は少し力がいりますがセンターは出しやすいと思います。どちらの方法も外したベアリングを使うと楽です。

Eastonチューブラーカーボンホイール組み換え依頼

ホイール組み替えのご連絡をいただきました。ハブ、リムの手持ちがあるので後輪ホイールを組んでほしいとのことです。

EastonのEC90AEROカーボンリム20穴のリム、スポークと新しいハブをお送りいただくことで商談は進みました。

高いリムハイトですが軽量です  チューブラーーならではと思います
左10右10の1:1組 ストレイトプルスポーク使用

20hのカーボンリム、20hのストレイトプルスポーク用ハブと使われていたスポーク20本が届きました。カーボンリムは使われていたので新品ではありません。チューブラー仕様でとても軽量です。

後輪は20hハブです。市場にあまりないハブですがうまく見つけられたと思います。ストレイトプルスポーク使用のハブです。初めてのハブですのでデータがありません。基本通り計測から始まります。

インターナルニップル用のニップル回し 3種つかえます

リムはインターナルニップル用のリムです。ニップルを回すにはリム穴から回す必要があります。通常のニップル回しは使えませんのでパークツールのSW-15の出番です。使いやすいです。

ストレートプルスポークハブでの注意点はやはりハブの計測です。測るところはほんの数か所ですが正確なデータを取らないとやり直しに直結します。

Up side down nipple sapim ホームページより

今回使いましたサピムUp side downニップルやサピム、ピラーのダブルスクエアニップルはリム穴から調整できますのでスポークの最終締め増しには便利で仕事しやすいです。慣れが必要ですがいいニップルと思います。

完成後のホイールです
743g非常に軽量です チューブラーホイールの優位性は重量と思います
右ドライブ側1クロス組
左ラジアル組
バラつき度が低い仕上がりです

スポークテンションのバラつきを5%以内に仕上げます。なじみだしを何度も行いました。最初簡単と思っていましたが結構難易度の高いホイールです。リーズナブルにいいホイールが再生できました。

多スポークチューブラーホイールのインプレいただきました

ブログに記事で報告しましたホイールですがお客様よりインプレお送りいただきました。お客様の素直なご感想です。とても参考になります。以下の通りです。

スポークは中央部1.5mmのスポーク使用
スポークは中央部1.8mmスポーク使用

ホイールの感想を送らせていただきます。
私なりに感じたことをそのまま送らせてもらいます。
まず私はフレームがカーボンからクロモリになっても分かりませんでした。
フレーム ホイールが同じでクリンチャーからチューブレスにした時も違いが感じ取れませんでした。
こんな程度なので感想を送ろうかどうしようか迷いましたがとりあえず送ります。
12月19日に走りました。
前回の走行から2週間空いています。
タイヤは最終的にビットリアのルビノ25cを前後に6気圧に設定しました。
行きの100キロは5から7メートルの向かい風 帰りの100キロは追い風でした。
まず平坦部はクランクを回すのが軽く感じました。
坂道はいつもよりかなり軽く回せました。坂道においてはかなり軽く感じました。いつもより楽でした。

乗り心地に関しては前輪というかハンドルまわりは凄くいいです振動を感じません。
後輪に関しては悪いです。乗りたくないくらい悪いです。突き上げというかポンポン跳ねます。いつも痛くなることはないお尻が痛くなりました。
次の日の朝、目が覚めるとハンドル回りの振動がないのとペダルを軽く回せたせいなのか体がいままでイチバン楽でした
ただお尻は痛かったです
こんな感想で、すいません思いつくままを送らせてもらいます。

以上がお送りいただきましたインプレです。

ホイールのスポークは前輪が2.0/1.5/2.0mmの中央部が細いスポークで後輪は剛性を求めて2.0/1.8/2.0mmの太さのスポークです。

このご感想より私なりの意見を述べました。

1.5mmスポークの威力ははっきり出ているように思います。地面からの振動は軽減され疲れにくいといっていただきました。多スポークホイールの良いところが出ていると思います。

残念ながら後輪の1.8mmは乗り手と合っていなかったようです。ホイールの剛性がありすぎてお客様の乗り方にあっていないことを説明しました。そこでスポークを細いスポークに取り換えることをお願いしました。1.8㎜では剛性がありすぎたので1.5㎜のスポークで剛性を弱めることを提案しました。

提案を受けいただきスポークを1.8mmから1.5mmにすべて取り換えました。重量で869gから813gに56g軽くなっています。スポークの中央部が細いので前輪と同じくショックアブソーバーの働きをしてくれます。お客様の乗り方に合ったホイールになったと想像しています。

またレビュウをいただけると思いますので貴重なご意見になると思います。

                       朝ドラのようにTo be continued.

そろそろリムブレーキホイールや部品を買いためる時期か?

サイクルスポーツを久しぶりに買いました。本屋さんで次のタイトルが目に入りましたので面白そうだと思ったわけです。

今買えるリムブレーキ ホイールインプレッション

14モデルを駆けるということで買ってみました。読んでみて14種類も乗り比べるのは大変と思いました。そして感想は一言です。そんなにあおらんでもええやん、です。関西ですので平たく言ってしまいます。しかし今のディスクブレーキの状況から言いましてもリムブレーキは減っていくのは自然の流れかなと思います。メーカーさんにとって需要を喚起するには新しい流れを作るのが一番早道で儲かると思います。

大昔の話ですがカメラメーカー、キャノンがFDレンズをやめてEFレンズに切り替えたときのことを思い出します。今までの主力レンズであるFDレンズをすっぱり切り捨ててEFレンズにしました。当然キャノンユーザーは怒りました。今まで使っていたFDレンズが使えなくなったのです。EFレンズを使いたければカメラをEFレンズ用に買い換えないといけません。しかしメーカーはこれのほうがいいですよということで押しとおしました。果たしてユーザーは徐々にEFレンズに切り替えていきカメラを買い替えていきました。結局はメーカーの思惑通りになりました。そう、英断でした。

方やニコンは昔からのFレンズのユーザーを大切にして切り捨てることなく新しいレンズを発売するのですが古いレンズも使えるようなシステムにしました。

古いシステムをスパッと切り捨て新しいシステムがいいですよとするキャノンの考え方、古いものも残しながら新しいシステムを育てるニコンの考え方、どちらも企業の生き残り方法です。私には自転車のシマノはニコンの考え方を続けているように思えるのですがどうでしょうか?最近はちょっと違うかな?う~ん、わかりません。

HB6700 18h  ディスコンハブです

昨年ですがアルテグラハブHB6700 18h用をうまく見つけました。カーボンリムなら18hを別注できますのでお店の在庫みんな買い占めました。今10個残っています。

リムブレーキ部品を買いためていますか?

7年前のホイールデータ

机を整理していますと7年前のホイール組の資料が出てきました。この時はパークツールのスポークテンションアプリを使っていました。スポークテンションを可視化して作るのは手間のようですが精度を上げることができますので気に入っていました。

少し遠回りですがデータを取りながら作い上げるほうが近道です

この時のデータを見ますとテンションばらつき度が大きく今のように5%以内に収めることがほとんど出来ていませんでした。

もっと詳しくデータを見ますとスポークテンションは180kgf~200kgfと異常なハイテンションでした。こんな数値はおかしいと思います。テンションメーターの読み取り数値が違っているのが原因と思います。校正していないTM-1が原因です。

しかし当時はハイテンションがいいホイールと信じていました。TM-1も正確なものと信頼していました。今考えますと恥ずかしいです。もちろん適度なハイテンションで揃うことは必要です。

キャリブレーションしていないテンションメーターで、おまけに可視化といいながらもバラつきの多いホイールしか組めていませんでした。ただ振れ取りだけはしっかりできていました。失礼な言い方になりますが大方のビルダーはこうだと思います。

当時は今のように販売していませんが売り物にするには恥ずかしい出来上がりです。DTがいうようにホイールの持つ隠れた力を発揮するにはスポークテンションを揃えることが必要です。この作業にはやはり何度も経験することが大切ということです。

7年経った今はスポークテンションのバラつきは縦、横ブレともに5%以内に仕上げることが出来ます。何故5%以内かといいますとDuraホイールが5%のようです。このホイールの上を行くのが目標です。