ホイールチューンアップの続き

タイヤ取り換えがホイールチューンアップにいちばん良いといいます。

チューブレスタイヤに替えるなどXR31T前輪ホイールを特別にお金がかからないチューンアップを続けています。昨年このホイールのハブベアリングを変えました。まだゴリ感がないのでもう少し使う予定ですがサイドキャップを外してみるとやはり汚れています。写真に残していませんがキャップを外してきれいにふき取ってグリスを塗っています。

グリス塗りは筆を使っています。グリスを塗るのに筆を使うことなど自転車ビギナーだった時には思いもつかない方法でした。ずっと指にべたっとつけて塗っていたのです。筆を使うきっかけは海外のホイールメーカーのYouTubeを検索したときに見つけました。海外メーカーのビデオなどから思わぬアイデアをいただけることがあります。

後はホイールのバランス調整です。一円玉でバランス取る方法をとっています。

リムはスリーブジョイントリムですのでバルブ穴の反対側、つなぎ目のところにスリーブが入っています。このためにホイールが静止しますとスリーブ部分が重さで下になって止まります。

振れ取り台にホイールをセットして一円玉をスリーブの反対側に貼っていきます。今回は7枚でバランスが取れました。

一円玉7枚=7g

ゴルフのクラブに使う鉛の重りを貼ってバランスを取りました。

バランスとる前と取った後の回転ですが何回まわるか数えています。5回ほど繰り返して平均値を出しています。

私のホイールはバランスとる前は平均150回(シールなしのベアリング使用)まわっていましたがバランスを取って回転を調べてみますと平均165回でした。約10%よく回るようになっています。

 

これが走りにどれくらい影響しているのかはデータが取れていませんが少しはましになっていると考えます。

 

チェーンをきれいに洗って5ワット、空気穴の少ないヘルメットで5ワットと手軽なチューンアップはいろいろ考えられます。お金のかからない方法ですのでお勧めします。

ポリイミドテープ、結果よし!

ポリイミドテープを使ってチューブレスタイヤをインストールしました。

XR31Tリムを使ったフロントホイールです。

20mm幅テープ

タイヤはIRCフォーミュラーライト25cを使います。ホイールはクリンチャーで使っていましたのでタイヤを外してすべて整備しなおしました。

 

先ずスポークテンションを120kgf前後になるように調整しなおしました。

一通りテンション調整が終わり、リムテープにポリイミドテープを使って巻きます。

テープは2回巻きました。巻きやすいテープです。空気のふくらみを取りながら巻くのものも楽です。

 

フロントの120kgfは高いように見えますがタイヤインストール後のテンションダウンを考えますと高くはありません。下のグラフのように約20%テンションダウンします。

123kgfで調整タイヤインストール後のテンション

タイヤインストールには石ケン水をスプレーで吹きかけてタイヤを滑りやすくしています。私は力がないのでIRCのレバーを使っていますが特別問題も起こっていません。

レバーなしで入れないとダメという人がおられます。まあそれに越したことはありませんがハードルを下げても大丈夫のようです。

IRCのレバーでインストール

空気を6気圧入れて一日置きました。翌日4.5気圧に減っています。シーラントなしでこの結果です。感想としてはいいテープと思います。

ポリイミドテープを使ってみました

チューブレスレディーリムにはテープを貼ってタイヤをインストールします。

空気漏れに使うテープですができるだけ安価に仕上げたいものです。

ポリイミドフィルム 20mm * 33m

を通販で購入しました。キンリンxr31T/RTのリムに使います。幅が20mmなのでキンリンリムの内寸が19mmということでうまく合います。

価格も安価で強度もあります。はがした時もきれいに剥がれます。

 

ホイールメーカーは専用のリムテープを販売していますがこれらのテープはどこかのメーカーに作ってもらったテープを自社ブランドで販売しています。

 

こんなことから海外のビルダーが教えてくれているテープにStansNotubeは

TESA4289が使われているらしいとかいろいろ例があります。

イーストンのチューブレスキットもテープはどうもポリイミドテープのようです。

Easton HPより

まあ空気漏れを止めればいいわけですからいろいろ試されたらいいと思います。

どこどこのメーカーでないと空気は止まらないという話でもありません。

ベアリング引き抜きのアタッチメント

ハブのベアリングを引き抜くのにスライドハンマーで抜いています。8mm、10mm、15mmなどののアタッチメントを使っています。

スライドハンマーとアタッチメント

フロントハブA291SBではベアリングは699規格ですので内径は9mmです。アタッチメントは8mmでうまくベアリングの中に通すことができます。

フルクラム フロントハブ

フルクラムのハブで6001規格を使っているホイールがありました。この時は10mmのアタッチメントです。

上アタッチメントは15mm

リアハブF482SBでは6802、6902規格を使っています。内径は15mmです。

この15mmで難儀しました。アタッチメントは15mm径でベアリング内径とは全く同径です。このため余裕がありません。うまくアタッチメントが入りません。

少し削った15mmアタッチメント

悩んだ結果やすりで削ることにしました。少し削るのに時間が掛かりましたがベアリングの内側にすんなり入るまで削ることで解決しました。写真から分かりますように引っ掛かり部分を削っています。

14mmのアタッチメントがあればいいのですが作っていません。縁をやすりで削り取ってしまいますので使える回数は減るかもしれませんが簡単に引き抜くにはこの方法かなと思っています

 

ベアリングの取り換えなど頻繁に使う道具ではありませんので必要ない道具とは思いますがシクロクロスに出ておられる人にはハブが汚れやすいのでメンテに必要かもしれません。

ベアリング単体は安価な品物ですのでご興味ある方はご自分でなさるのがいいですね。

ベアリング交換にヒートガンを使う

ノバテックF482SB-11後輪ハブのベアリング交換をしました。

ベアリング交換にはほんの少しの勇気が必要です。

今回はフリー側のベアリングはまだ大丈夫でしたのでシェル側のベアリングを交換しました。

圧入するときは長ボルトを使った手作りプレスを使います。センターを出すのにコツがいります。少し難儀しますが最初のベアリングの位置決めさえしっかり決めればゆっくり締めこんでいきますとうまく入っていきます。

グリスを塗ってベアリングを圧入するのですがシェル側をヒートガンで温めておくことがコツになると思います。

皮手袋を使って手を守ります。少々熱くても気にすることなく圧入に専念できます。ベアリングを引き出すときにも圧入するときにもヒートガンです。

Stravaアプリはホイール作りに活かせる

お客様から教えていただいた事柄でとても参考になったことはサイコンアプリ「Strava(ストラヴァ)」を使ってホイールを評価するということです。

ストラヴァHPより

自分の乗り方に合っているかとかどの走り方を改善すればよいかとか数値で比較すれば改良点が明確です。

平地、緩い坂では好結果なのに登りでは今一つの結果の時はホイールの剛性が足りないとアドバイスをいただいたことがあります。

後輪スポークを太くしたことで改善したことをブログに書かせていただきました。

この時アドバイスをいただいたもとになったデータはサイコンアプリを使用してのデータ比較です。

平地、緩い坂、きつめの坂を一定のパワーで走り比較していただいたデータはとても有効でした。

データ比較ですが天候に影響されることが多いです。一番影響受けるのは風ですがこれは回数をこなすことで平均値がでます。

 

データをためて比較すると予想外の結果が見ることができます。32hの鉄下駄ホイールが意外な力があることが分かったり、エアロスポークの効果が思いのほか少なかったりという結果が分かります。

 

FTP値の低い私ですが低いなりにデータを集めるとホイールの改良に生かすことができます。もちろんFTP値の高い人に乗ってもらうのがいちばんわかりやすいことですね。

24hか28hか?

後輪スポークを4本、ニップルを4個増えることによりどれだけホイール重量が増えるかを調べてみました。

cx-ray 4本 ALニップル4個 20g
コンペティション4本 ALニップル4個 28g

14mmアルミニップル4個+サピムCX-RAY4本で20g

14mmアルミニップル4個+DTコンペティションで28g

これだけ増えます。

 

自転車の乗り方にもよりますが体重が70kg前後の方がホイールで前輪20h後輪24hを選択するときにどうされるかです。

体重が60kg前後の方ならF20/R24で間違いないと思います。

しかし70kg以上の方なら私はF20/R28、F24/R28をお勧めしたいです。

70kg後半の方なら間違いなく24/28hです。

 

20~30gグラム数が増えますがホイールの安定度は大きく違います。

 

28/32の組み合わせではオーバースペックと考えられる方もあるでしょうがレースに出ないロングライダーなら乗り味の柔らかい多スポークがいいと思います。

 

私は後輪28h、32hが好きです。

後輪ドライブサイドは125kgf前後がいい

いろいろなメーカーのスポークテンションを調べて後輪ドライブサイドのスポークテンションはどのくらいがいいのか調べていまして大体120kgfぐらいがよいと思っていました。

Professional Guide to Wheel Building 7th Edition

ホイール作りの参考書を書かれたRogerMussonさんのホームページでスポークテンションに関してのいい話を見つけました。

 

まだテンションメーターを持っていないときに知り合いの有名ホイールビルダーといろいろ話をして得た情報をもとに作ったホイールのことを書かれています。

走っていてとても具合のいいホイールの後輪スポークテンションを測るとドライブサイド125kgfであったそうです。

 

有名ホイールビルダーの経験から得た結果ですので説得力ある話です。なんとなく安心しました。

 

このRogerMussonさんのE-bookは価格も高くないしホイール作りにはまり込んでしまう説得力があります。古いバージョンは誰かネットにアップしているようです。

キンリンリムのシールはがし

前にシールはがしに皮手袋とヒートガンを使ってはがしていますと紹介しました。

なんやつまらんというような話ですが困った人は結構おられると思います。実はとても難儀しましたので再度書くことにしました。

皮の手袋とヒートガンのコンビでやるとヒートガンの高熱を遮断し、

リムをこするときの摩擦熱で指がすり剥けるのを防いでくれます。

軍手はだめでした。私には役に立たない感じでした。

ホイールのシールをはがす時間を測ることにしました。

高熱のヒートガンで温めても手が痛くならないのでヒートガンを当て続けることができます。接着面が柔らかくなりこすりますと2~3分できれいに取り去ることができました。

私のおすすめTipsの中では高得点のように思います。

キンリンXR31T/RT F24 R28ホイールをご注文いただきました

プロモーションになりますが当ブログを読んでいただいた方よりこのブログに連絡いただきました。

コスパの良いホイール購入を考えておられた方です。

 

以下の通りです。

 

ブログを一通り読ませて頂きました。
その上で私にあったホイールをご提案していただければと思いご連絡させて頂きました。
使用目的は、通勤で走っています。
チューブレスのホイールで、25cのチューブレスにする事と、スポークのアクセントに少しカラーを加えたいと考えています。
よろしくお願いいたします。

 

幸いにも車で1時間半くらいのところにお住まいの方で日を合わせてお会いすることになりました。

 

提案のホイールとはスポーク数が違うのですが(F18/R24)一度試されますかと貸出用のホイールを2週間ほどお貸しして試しに乗っていただくことにしました。

 

何度か乗られたのかお返事いただきました。

 

今週は雨がちな天気が続きましたが、本日やっと晴れたので試乗しました。

流石に、おすすめのホイールだけあって素晴らしいの一言です。

平坦路は、ギアを1枚重たくしても、今までのケイデンスとかわらなかったこと。

上り坂は、立ち漕ぎしなくても走行出来、下り坂は、転がりが良いことから、どんどん加速してくれました。

 

こんなことからホイールをご注文いただきました。

 

体重を伺っていましたので24/28でお勧めしました。ホイールが地味なので、スポーク1本色を変えて注し色として作ることで依頼されました。

 

本日、ご注文いただいたキンリンXR31T/RT F24/R28のホイールセットを納品いたしました。タイヤをインストールしてすぐに使えるようにしてお渡しいたしました。

タイヤはインストールしますとテンションが変わりますので少し調整してセンターをしっかり出して納品しています。

24h ラジアル組 1本グリーンスポーク
28h 2クロス組 1本グリーンスポーク

緑のスポークがアクセントとして効いています。どこにも売っていないホイールですねと気に入っていただきました。事前に試していただいていますので安心していただいたようです。

 

あとで教えていただいたのですがホイールの試し乗りの時はサイコンアプリ「Strava(ストラヴァ)」を使ってホイールの性能を比較されたことを教えていただきました。

 

アプリでアウトプットされたデータは正直です。今まで使っておられたホイールの乗車データと比べて大きくスピードは改善されたようです。

リムの性能がいいので前へ進む力が逃げないのでしょう。もちろん均一にスポークテンション調整しましたことも影響していると考えます。

以下当ホイールの特徴まとめました。

特徴

Pros

ゾンダ、レー3に負けない、もしくはより上の性能

いろんな方に試していただいています。ブランドアルミホイールと乗り比べましても同等もしくはそれ以上の性能です。

リムの剛性が高いので前へよく進む

リムハイトが高くワイドリムのため高剛性です。後輪はオフセットリムです。このため後輪左スポークテンションは高く前へ進む力が逃げないホイールです。

コスパは最高

ホイール作れる方ならわかるコスパの良さです。最強といわれてますCX-RAY を使っています。CX-RAYは地面からの衝撃を和らげてくれます。

ホイールはクリンチャー、チューブレス兼用です。ぜひともチューブレスで乗っていただきたいホイールです。

修理は簡単

汎用部品のためトラブっても修理は容易に行えます。部品がすぐそろうというメリットは大きいです。

★ベストの性能を出すには90kgまでの方にお勧めです。

 

Cons

地味 普通のデザイン

ブランドのホールで走っていますという自慢はできません。あくまで実質本位のホイールです。地味でもよく走るホイールがいいという方にはお勧めのホイールです。

 

前輪

リム  キンリン  XR31T  24h

ハブ  ノヴァテック  A291SB 24h

スポーク サピム CX-RAY  黒  ラジアル組

ニップル  アルミ

 

後輪

リム  キンリン  XR-31RT   3mm オフセット  28h

ハブ  ノヴァテック  F482SB-11  28h   シマノ10速11速兼用

スポーク  サピム  CX-RAY  黒  2クロス

ニップル  アルミ