カーボンホイールVISION METRON 60 SLの調整依頼

昨年Rovalホイールの調整をご依頼いただきましたお客様より連絡がありました。
今回はVISION METRON 60 SLの記念モデルの点検です。

前輪 726g 14:7のスポーク構成です
お預かり時点の前輪スポークテンショングラフ   スポークテンションばらつき度が高い
後輪 849g  8:16のスポーク構成です  スポークテンションばらつき度が高い
お預かり時点の後輪スポークテンショングラフ

写真を見ていただきますと分かりますがロゴがはっきりしていて、なるほど記念モデルです。存在感があります。

いつもホイールを預かりますとスポークのテンション状態を調べます。テンションメーターを各スポークにあてて張りの状態をみます。各々の値をグラフにしますと分かりやすいです。
ホイールの振れをチェックしますと縦ブレも横ブレもなくセンターもしっかりと出ています。
しかし各スポークテンションはグラフに示す通りです。

スポークテンション調整後の前輪
スポークテンション調整後の後輪

スポークテンションを揃える利点は①振れが出にくい②駆動効率が上がる。
②の駆動効率ですが使用前使用後の違いが大きく違うという差はないです。ほとんどの方は分からないと思います。しかしこの違いを感じる方もおられるようです。

今回のお客様は違いが感じられる方なので前回のRovalが良かったのでまた調整依頼をいただきました。
乗られている機材の経験が沢山ある方でないとなかなか違いは分からないものですが感覚の鋭い人はわかるようです。

違いがわかる、分からないは別としてスポークのテンションが揃っていることは悪いことではありません。精度の高いホイールは長持ちします。この点だけでもメリットは大きいです。

記念モデルならもう少し丁寧な作りをすればいいと思うのですがそうではなかったことが今回分かりました。めったにさわれない記念モデルを勉強させていただいたので工賃は少し割引しておきました。

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