CX22チューブラーリムでホイールのご注文

ライダー歴30年以上のベテランライダーさんよりご連絡いただきました。

複数持っておられるロードバイクの一つにチューブラーで乗っておられることもありチューブラーホイールの提案をいたしました。

TNIのチューブラーリム CX22

リムはTNIのチューブラーリムCX22にシマノハブで組む提案をいたしました。
CX22は約23mm幅22mm高のリムです。リム幅が広いので幅広タイヤにも対応しやすい軽量リムです。
チューブラーリムは選択肢がありません。現在ではTB25,CX22、これしかない感じです。
リム側面はシールで飾られていますが黒一色にするためにシールは剝がすことをご希望されました。

前輪は中央部が1.5mm径のスポークを使い後輪反ギア側には1.5㎜径、ギア側には中央部が1.8㎜径のスポークを使って剛性を高めています。ギア側スポークを太くして左右のスポークを違える手法は後輪には良く使われる方法です。

前輪後輪共にバテッドスポークを使っています。バテッドスポークはスポークの中央部がショックアブソーバーの働きをしてくれます。ストレートスポークと比べて少し値段が上がりますが乗り心地は格段に良くなります。

ホイールは縦ブレ横ブレを取り、スポークのテンションは出来るだけ均一になるように仕上げます。各スポークの張りにばらつきがあっても振れ取りはできますが駆動効率を上げるためにはばらつきを出来るだけ少なくすることが必要です。

何度も馴染みだしを行います。時間をあけて繰り返します。力が入って伸びたスポークを一度落ち着かせまた馴染みだしを行います。3,4回繰り返しますとスポークに力が入っても振れが出るような変化が起こらなくなります。

一番いい馴染みだしはホイールを使うことです。仮乗りするとホイールは振れが出ます。フレームから外してホイールの修正を繰り返すのが一番いいのです。しかしホイールの販売ではこれが出来ません。このため馴染みだしを繰り返しています。

リムのシールをはがして黒色のホイールに仕上げています
前輪739g
前輪スポークテンショングラフ
後輪982g
後輪スポークテンショングラフ

前輪739g、後輪982g、前後1721gに仕上がりました。中心部のシマノハブが前後で約520gですので外周部はとても軽量です。

チューブラーホイールの利点は次の通りです。

〇登りでの軽快さ
〇コーナリング時のグリップが高い(しなやかさによる接地性)
〇石畳や荒れた路面での安定性(クラシックレースで長年使用)
〇パンク時のコントロール性が高い(タイヤが外れない)

チューブラーホイールは販売されているタイヤ数が少なく、扱いに関しても取り付けが難しい(接着作業)という難点がありますがメリットも多いホイールです。試してみる価値が十分あるホイールだと思います。

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