カーボンホイール後輪のスポーク替えで剛性アップ

よくレースに出ておられるライダーさんにホイールを試乗していただきました。

後輪847g

100kmほど乗っていただいた感想は乗り味が柔らかいという印象でした。乗りやすいホイールですが踏み込んだ時のシャープさがないというご意見をいただきました。いわゆる温いホイールです。これは主にスポークの剛性が原因です。

ホイールは43mm高25mm幅の穴ナシリム、スポークは左右サピムのCXRAY、ハブはノバテックハブで組んでいます。今回の場合、スポークが細くて剛性が足りないホイールだったようです。これは乗り手によって違います。今回は剛性不足でありましたが乗り手によってはこれで良い場合もあります。ホイールは乗り手の力、好みによって違ってきます。

ライダーによって剛性調整をするのが良いかと思いますが、どちらかといえば高めの剛性が扱いやすいと思います。太いスポークで作ると剛性高いホイールとなります。この辺りは好みです。

今回の場合左右がCXRAYなので右12本を少し太くして剛性をあげることにしました。つまりCXRAYからコンペティションにすることにしています。

コンペティションに取り換えて867g 20g増えました 剛性は大きく変わります

後輪の左右スポークがCXRAYの場合24本では乗り味は柔らかく乗りやすいホイールですが力のある人には物足りないホイールでした。

今回ドライブ側のCXRAY12本からコンペティション12本に取り換えました。これにより20g増え、このスポーク替えでホイールの剛性は大きく変わります。

乗り手の体重やパワーで同じホイールでも感じ方は違います。ホイールが温いと思われたらスポークを取り換えれば蘇ります。

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