今までに何度もご注文いただいているレーサーのお客様よりリム交換のご依頼です。
ホイールはHopeの完組ホイールです。



Hopeホイールはリム幅が24mm、太いタイヤが使えないことはありませんが幅広タイヤを使うならリム幅の広いリムがいいです。新しく取り換えるリムはTNIのED30リムで35mm幅です。TNIブランドのリムは価格がこなれて高性能です。お客様はうまく選ばれています。
交換リムのリム高はHopeホイールと同じでした。これならスポークを交換することなしに分解、組み立てができます。

リム高が同じならホイールに結束テープで交換するリムを固定して、順番にニップルを緩めて新しいリムに移していきます。ニップルは黒色をご希望です。新しいダブルスクエアニップルを用意しています。
今回一番難儀したのはホイールの分解でした。完組ホイールはニップルが緩まないように緩み止めを使っています。カチカチに固めてあるので分解にはとても時間がかかりました。ニップルレンチを使いますがレンチだけではスポークは一緒に回ってしまいます。スポークをプライヤ―などで固定してニップルレンチで回します。オイルをわずかに注すと回しやすくなります。
スポークを再利用しないならスポークを切れば簡単に分解できます。しかしもう一度使う大切な部品なので丁寧にニップルを外していきます。分解、組み立ては専用ビットを取り付けた電動ドライバーを使うと仕事が捗ります。
組み立ては先ず八分のスポークテンションで組み立てて振れ取りを行う方法がいいです。縦ブレ、横ブレをとりセンターチェックを行います。一度組み終わったら徐々にテンションアップを行い、時間をあけて何度も馴染みだしを行います。




ホイールは太いタイヤを安定して使えるように変身できました。MTBホイールはロードホイールと比べて選択肢が少ないと感じています。完組ホイールのバリエーションが少ない分手組ホイールの出番が多くなります。剛性の高いリムを使い丁寧に組み立てたホイールは良く走ります。いいものがなければ作る、これをお勧めします。
