なじみだし4回目

今ご注文のホイールの作製中です。いつも何気なしにホイールを完成して一日置いて再調整していました。精度の高いホイールを仕上げることとして大切な手順です。

 

なじみだしはどのくらい必要かを考えました。海外ではなじみだしのことをストレスリリーブといっています。

 

ホイールを一日置いて仕上げることは昔から言われていることのようです。ビルダーの経験則から出たのでしょう。自転車屋さんはとても閉鎖的で技術というほどのものでないことでもあまり人には言いたがりません。もちろん当たり前のことでしょう。長年いろいろ試行錯誤しながら会得していくものですから言いたくないのはわかります。

 

さて3回目のなじみだし後にとったテンショングラフと4回目にとったテンショングラフを比べてみます。

なじみだし3回後のスポークテンショングラフ
なじみだし4回後のスポークテンショングラフ

ほとんど変わりません。

今までの経験から行うホイールのなじみだしですが3回やればとても効果があるようです。

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