前輪46㎜高、後輪56mm高カーボンホイールのインプレ②

一月末のインプレ記事の継続版です。

お納めしましたカーボンホイールを少し乗り込まれた感想を再度聞かせていただきました。リムはニップル穴のないリムを使っています。リムテープがいらないチューブレスホイールです。

製作の私としましてはとてもうれしい話です。

56㎜高リム使用 8:16ハブ
後輪スポークテンショングラフ
46mm高リム使用 DURAハブ18h
前輪スポークテンショングラフ
バイテックス BX301 8:16
DURA HB9000 18h

あれから何回も乗りました。

やはり良すぎます。

 

ホイールのネガな部分が無く(0発進のもたつき)なおかつ空力の良さで急斜面の登り以外でのシチュエーションでのアドバンテージがかなり大きいです。

 

とりあえず非の打ち所が無いホイールですね。

これでさらに軽かったらどうなることやらって感じです。

 

やっぱり2対1で組んだ効果とあのハブの性能が良いのですかね?ラチェットのノッチ数も多いのでかかりがいいと思います。

 

以上のインプレをいただきました。

 

ホイールはとても良い印象のようです。乗り手がFTP300の力のある方ですのでどの方にもお勧めはできないと思いますがこうした生の声を聴かせていただくと大いに参考になります。

BX301 爪が6個あります

バイテックスのBX301 8:16ハブを分解してみました。なるほどフリーの爪は6個あります。ちなみにノバテックは4個です。2個の違いがどう影響するのかはっきりと私にはわかりません。

ノバテックハブ 爪が4個あります

1:1組のハブではよく使うノバテックハブで好結果が出ています。センターオフセット値ではバイテックスよりもノバテックのほうがいいのでスポークテンション比率は若干ノバテックのほうが勝っているのです。

今回のホイールは2:1組の方法で組んでいますのでテンション比率に於いて左右の差が少ないのが大きく寄与していると思われます。左を約90kgfで引っ張っています。右は130kgfくらいで引いていますが握っての感触はラジアル組の左側が強く引いている感じがします。

私の印象は次の通りです。

よく走る原因は先ずはエンジンですね、FTP300はなかなか出せません。

リムの剛性が次にあげられると思います。やはりカーボンリムは剛性が高いです。つまり駆動ロスが少ないということです。あとは空力です。高速域でのエアロ効果は大きいと思います。最後に作り手も少しは貢献していると考ます。

ホイール作製のアイデアはオーナー様と相談しながら決めました。とてもいいホイールが出来上がったと思っています。

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