Duraハブについて

キンリンのXR31t/rtを使ったホイール作製のオーダーいただきました。

24/28h サピムCX-RAY 黒を使ったホイールです。今部品の到着待ちですが改めてハブを見直すことになりました。

 

この現行品Duraハブを

センターホールのリムで後輪ホイールを組みますとスポークテンションは

左45:右100 の比率です。

3mmオフセットリムで作ると

左58:右100 の比率です。

11速の場合上記のスポークテンションです。やはりオフセットリムでないとテンションを上げることが難しいです。58:100でしたら右をキンキンにテンション上げなくても十分左を上げることができます。

実測重量はフロント121g、リア247g、合計368gです。軽いという重量ではありませんが回転の調子は滑らかです。簡単に当たりの調整ができるのもいいです。値段は前後で約4万円ほどしますので海外通販ならゾンダが買える値段です。まあ高いといえば高いですね。

最近はティアグラハブばかりで作っていましたのでDURAの良さを忘れていました。やっぱりいいですね。音も静かで十分現行品は高級感あるいい作りです。

これなら定期的にグリスを入れ替えれば20年は大丈夫です。自分用に使ってもいいかなと思います。リム、スポークを取り換えながら好きなタイプのホイールを作っていくスタイルは古いかもしれませんが大切です。

 

古い昔の話ですがカメラメーカーのキャノンはFDレンズユーザーをバッサリ切り捨ててEFレンズにしました。古くからのユーザーはメーカーの言うとおりに従ってまた新しいシステムのボディとレンズを揃えていきました。実際EFレンズは昔のボディには使えません。最新のレンズは最新のボディにというわけです。方やニコンは古いFレンズも使えるシステムで対抗しました。新しいボディになっても古いレンズが使えるシステムを開発しました。古いシステムを捨ててもキャノンレンズがいいからキャノンについていった人たちが多いのも確かです。

バッサリ古い分を切り捨てて新しいシステムをユーザーに使ってくださいと勧めないと買い替え需要が見込めないのでしょう。キャノンもニコンも素晴らしいメーカーですが私はニコンが好きです。

自転車業界もこんな感じに進むのでしょうか?いやもう進んでいますね。私の走るスピードは変わらないのに機械ばかり変わっていきます。

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