レイノルズホイールのハブを取り換えました

ホイールを何度もリピートオーダーいただいていますお客様よりご連絡いただきました。

レイノルズホイールのハブ交換のご依頼です。

スルーアクスルからクイック仕様に変更したいとのことです。当初キャップを替える予定だったのですが残念なことにキャップが手に入りません。ホイールを購入したお店では代理店が持っていないと返事があったそうです。キャップがいつ手に入るか分からないのでハブ交換することにされました。

レイノルズホイールAR41 前輪
お預かり時の前輪スポークテンション
レイノルズホイールAR41 後輪
お預かり時の後輪スポークテンション

ホイールをお預かりしますとまずスポークのテンションを計測します。長く使われていましたのでテンションばらつきはありますがこれは仕方ないです。

お渡しいただいたハブは初めて見る製品です。ハブスミスというブランドでストレイトプルスポークの台湾ハブです。

ハブスミス 前輪用ハブ 正確に計測することが大切です
DTスポークカルクより

ホイール作りにはハブを正確に測ることが大切です。Jベントのハブも同じですがストレートプルスポーク用のハブは特に上図のようにスポークオフセット値の計測が大切です。この数値を間違えると正確なスポーク長を出すことが出来ません。注意が必要です。計測にはデジタル計測器で測りましたので目盛りの読み違えがありません。道具は大切です。

スポークの準備が出来ましたらハブに通していけば下準備が終わります。このホイールでは綾を取っていましたのでクロス部分は綾を取ることにしました。

ニップルはピラーのダブルスクエアを使っています。このニップルは名前の通りニップル穴からでも回せます。スポークテンションが高くなった時にニップル穴より締めこめば回しやすいので扱いが楽です。お勧めニップルです。

組みあがり後の前輪スポークテンション
出来上がり後の後輪スポークテンション

ハブ交換後のホイール クイック方式に変更しました

いつものようにスポークのテンションの均一化に注意して組み上げました。

今回のホイールは奥様のホイールということです。ご夫婦で自転車を楽しまれています。最近はカップルで乗られている方をよくお見掛けしますが趣味が同じなのはうらやましいです。

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