46mm高ディスクカーボンホイールの作製

ご自分でディスクバイクを組まれるベテランライダーさんが組まれたバイクに載せるディスクホイールをネットで探されていたところこのブログを見つけられご連絡いただきました。

一般的にはなかなか勇気がいることですがブログで発表しているお客様からのインプレやヤフオクに出品しての評価を参考にしていただいたようです。見積もりしましてご納得いただきご注文いただきました。

申し訳ないことですが納品には時間が掛かります。カーボンリムは高価なので沢山在庫ができればいいのですがリムは入用買いしています。約1月、時間が掛かりますことをご了解いただきました。

46mm高28mm幅の穴なしカーボンリムを使ったホイールのご注文です。穴なしリムは作り上げるには時間が掛かりますがリム自体の強度は穴なしリムのほうが若干高いと思います。リム強度が高くなることはゾンダのリムが穴なしリムを使っていることからも理解できます。

スポークはCX-RAY使用しました。安心のCX-RAYです。ハブはTNIのREVOハブです。

ニップルも重要で軽さよりも腐食に強いブラスニップルを使いました。

前輪 708g CX-RAY 左右2クロス組
振れは最小に、できるだけスポークテンションを均一になるように作ります。
後輪 823g CX-RAY 左右2クロス組
振れは最小に、スポークテンションはできるだけ均一になるようにしています。

前輪 708g 後輪823g 前後1531g

この重量は46mm高のリムを使ったディスクホイールですので非常に軽量と思います。作製にあたり注意点はスポークテンションの均一化です。リムとハブをつなぐスポークテンションがバラバラではいくら良い材料で合っても力を引き出すことができません。駆動ロスの少ないホイール作りにはばらつきのないスポークテンションが一番大切です。

お納めしましたお客様より使用の印象をお知らせいただけるようです。楽しみです。

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