36mm高カーボンホイールを作製

以前お納めしましたアルミワイドリムXR31T・RTのホイールを3年乗られたお客様よりホイールのグレードアップとしてカーボンホイールをご注文いただきました。よく走るホイールとしてキンリンのXR31T・RTを気にいっていただいていました。しかしそろそろ買い替えのころとなりカーボンホイールをご希望されました。

 

リムは36mm高28mm幅のAR36を選ばれました。空力も得られて登りにも強い軽量オールラウンドホイールとしてご依頼受けました。

カーボンホイールをご注文いただきました方々は皆さんチューブレスホイールを選ばれます。クリンチャー兼用ですのでシーラントを使うのが面倒となればチューブを使うこともできます。

 

リム重量は440g前後です。この36mmのリム高で28mm幅は剛性と重量のバランスが良いリムと考えます。最近のご注文では一番よく選択されています。

穴なしリムで作りますので作るのはすこし面倒ですがテープがいらないメリットは大きいです。タイヤ交換ごとにテープを巻き直すのは面倒で費用も嵩みます。テープ代は意外と高いものです。代替品をライダーの皆さんが探すのもよくわかります。

 

今回の仕様は以下の通りです。

リム AR36 20/24h

ハブ ノバテックA291SB/F482SB 20/24h

スポーク サピムCX-RAY 黒

ニップル ブラスニップル 黒

 

スポークテンションはリムメーカーの推奨テンションで仕上げています。

フロント 100~110kgf

リア   120~130kgf

この範囲で仕上げてくださいとメーカーは指定していますのでやはり正確なテンションメーターは必要です。

 

縦横の振れが取れてスポークを握ってしっかり張れているという作り方ではせっかくのリムが生かされません。見た目ではわからないのがホイールです。最近記事にしました中華カーボンホイールの顛末記が参考になると思います。ホイールを生かすのはスポークテンションと考えています。適正に張られていて揃っていることが大切です。

前輪607g

後輪803g

前輪607g 後輪803g 前後1410gの軽量ホイールが完成です。インプレをいただけるのが楽しみです。

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