テンションメーターの校正

パークツールTM-1の校正依頼を受けてすこし調べてみました。

校正依頼を受けました

古い記事ですがcyclingnews.comに

シマノホイールマレーシア工場訪問記 shimano wheel factory visit  January 8,2008

https://www.cyclingnews.com/features/a-look-inside-shimanos-shrouded-wheel-factory/

という記事を見つけました。

シマノホイールはマレーシア工場で作られていることをご存知の方が多いのですがこの工場を取り上げた記事はとても面白く感じました。

 

私にはどんな道具を使っているのかとても興味深い記事でした。

写真を順番に見ていきますとテンションメーターを常に校正している写真が出てきます。

定期的に校正器を使ってテンションメーターを校正しているのです。

当たり前ですがこうでないといけません。きっちりと校正されたテンションメーターを使われているからこそ均一化された製品が生まれます。

 

個人でホイール作りを楽しむ場合メーターはなくても十分よいホイールが出来ますが売り物の場合は違います。

しっかり校正されたテンションメーターを使用しないと製品は安定しません。

スポークテンションの均一化を図ることで振れが出にくくスポーク折れとかのトラブルを防ぐことができます。このときテンションメーターを使うことはとても有効です。

ここで気を付けないといけないことはメーターが正確でないなら何の意味もないとおもいます。

Whelbuilder.comなどの名だたるビルダーのホームページを見ますとテンションメーターのキャリブレーションを堂々と打ち出しています。https://wheelbuilder.com/the-wheelbuilder-difference/

大阪のサイクルショップはたのさんもテンションのことに気を使われています。

http://cs-hatano.hatenablog.com/entry/2015/10/04/193231

プロビルダーならとても大事なことです。

 

パークツールのTM-1で測っていますので正確に仕上がっていますといっているビルダーの製品はちょっと心配です。

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