毎年最低でも年間1万km以上は走っておられる超ベテランの方よりラインでホイールインプレ送っていただきました。
以下のグラフは納品しましたDT RR411 32hのスポークテンショングラフです。
フロント32hリア32h
以下インプレです。
二種類のホイールを作ってるもらいましたが、両方とも無風 平地だと ホイールが勝手に転がって行く感じがします。なぜか?分かりました。剛性あるリムに、テンションが均一の組み方なのでだと思います
私の乗っているホイールはいろいろと種類は沢山ありますがすべて自作品でしてほかのホイールとなかなか比較はできません。私もいろんなメーカーのホイールを乗ってきましたが最近は自作品ばかりです。最近は他流試合をしていないので本当の立ち位置がよくわからないのが現実です。比較のため潤沢に高級なホイールを揃えることはやはり経済的にもなかなか成り立ちません。こんな時私の実情がこういうことなのでお買い上げいただいた方々のインプレがとてもありがたいです。
各地のベテランライダーさんがインプレをメールしていただきますので私のホイール作りに反映することができます。
また、ホイール作りにはメーカーのホームページも参考になります。
ホイールメーカーであるDTのホームページにスポークテンションの重要性を書かれています。
とても勉強になります。
https://www.blog.dtswiss.com/spoke-tension/
DTスイスのホームページはただ自社製品の宣伝だけでなく結構為になる事柄が載っています。
このページはスポークのテンショングラフを使ってスポークテンションの均一化が大事と述べています。
本日ベテランライダーさんより連絡いただき改めてスポークテンションを揃えることが大事かを再確認できました。
コメント無精してしまいました。
DT Swissを紹介していて嬉しく思います。
私のホイールのテキストはDT Swissの本でしてスポーク、ニップル、テンションメーターはDT Swissです。
ハブは最近では使用頻度は落ちましたがラチェット構造やフリーボディがワンタッチで交換出来、メンテナンスも容易な所に設計思想を感じて居ります、まぁこの思想があって寸法的に何故そうなると残念な部分が有り残念な所です。
話は代わり、masa04306様のホイールを最初に購入して3年たちました最初の2本のアメクラのハブは以前連絡しましたがゴキソハブのホイールを組む為のナローフランジの検証でした、デュラハブの方はフロントを3クロスのタンジェント組に組替えました。
XR31は2本購入しましたね、1本目はmasa04306様の組まれた状態で1年、主に通勤往復40キロをタイヤ銘柄チューブ、エアー圧の設定を色々試して気持ち良い設定を掴んだ感じです。
問題は有りません、軽いふれはテンションの増締め、リムのブレーキシューの当たり面をマビックストーンで整えた程度です、もう少し走行距離が進むとそろそろフロントリムの交換を交換かな国内で容易に入手できる様に成り助かります。
もう1本は届いて各部分の、測定をして解体して検証してフロント2クロス、リアは2クロスと3クロスの結線で組み換えてチューブレスにして居ます。
そうそう、私もデジタルテンションメーターも導入しました。
近況はゴキソハブでエンヴィリムでZippの808とカンパニョーロのボーラ50に対抗出来るホイールを組みましたボーラは走行フィーリングでは負けてますが速さはクリア出来ました、Zippは完敗でした。
あとレイノルズの32のリム、なんと260グラムを6本入手し1本を適性テンションの検証でリムホールのクラックが入る限界値検証で破壊したのちカーボンの補修とリム内にウレタンの注入の研究用にしましたがテンション限界値は把握したのですが狙った走行性能が中々でずに思う様に組めずに手こずってます。
あとマビックのオープンプロUSTは良かったです。
マビックらしい堅実な作りです。
いつもブログを読んでいただきましてありがとうございます。いろいろ新しい情報ありがたいです。
お買い上げいただいたホイール4点お役にたっているようでうれしいです。
2クロス3クロス⁺結線はいかがでしょうか?2クロス3クロスの左スポークテンションは1~2%あがりますので数字でわかる話ですが結線は数字のデータがありません。超ベテランの評価、感想をお聞かせいただければ幸いです。数値でデータをお持ちでしたら教えていただきたいです。
私もナローハブのことを少し研究してみます。なかなかゴキソを買うまでには至りませんが。マビックのオープンプロUSTを今度試してみます。
手組ホイールは市販のパーツをアレンジし組み立てる物ですから第一に製作者の作業工具です。
使い勝手の良い工具、正確に測定出来る治具等です。
第二にホイールの構成するアレンジ能力。
第三に手間暇を掛ける事だと思います。
第一の要素として正確に測定出来るテンションメーターは必須です。
第二の要素としてリム、ハブ、スポーク、ニップルの作りたいホイールの構成企画能力です、これはとにかく作って失敗から学ぶしか有りません。
第三の要素は少しでも付加価値が有れば取り入れるしか有りません積み重ねが重要かと。
テンションを揃え縦横のふれも最小にする事は本当に手間暇がかかります。
商売としたらまったく合わない仕事ですからまともな手組ホイールが無いのです、完組みホイールも自動組み、ふれとりですスポークテンションを落とす方向でふれとりをします。
そんな訳でお金を払って迄にホイールビルダーに頼める人は僅かですだから定評の有るビルダーに人気が集中します。
2クロスх3クロスの構成で得られる効果は誤差範囲位僅かですがプラス要素としてやります、結線については静体で測定しても何も効果は見られません。
ベダリング時に駆動力がホイールに伝わる時スポークテンションが下がりますがこの時結線してあれば2本のスポークに力が掛かりスポークテンション落ちが若干ですが低下量が少ないと体感出来ます、この点がプラス要素と思います。
結線支点までがフランジ部分と考えるとスポーク長も短くなると考えれます。
当然スポークテンションの少ない方がねじれますからそれを補正する要素として効果が有ると思います。
いずれにせよ僅かでも効果が有るので有れば取り入れると言う感じです。
数値は静体では効果は有りません。
走行時は測定不能です。
自転車に股がりペダルに脚を固定してペダルに力を掛けてホイールのスポークテンションを測定したことは有ります。
その結果としてプラス要素として採用して居ます。
貴重なアドバイスありがとうございます。ホイール作りにとても参考になりました。
自分で言うのは厚かましいですが最初の出会いの時からはだいぶん腕が上がりました。やはりこなした数でしょうね。
結線の数値効果についてですが同じホイール2点で結線アリとなしとで比べてみようと思っています。同じパワーで回してみて時間を測ってみようと思います。
いつも本当に勉強になります。アイデアいただくばかりで恐縮しています。