XR31RT後輪ホイール作製プラン

キンリンワイドリム、シマノハブを使って後輪ホイールを作る計画です。

 

キンリンXR31RT 28h 3mmオフセットリム 509gERD570mm

XR31RT  28h

シマノ FHrs400 28h 367g

shimano FH-RS400 28h

ハブデータをwheelproのソフトを使ってスポーク長を出します。データを入力しました。

スポークを左右3クロスで計算しました。スポークテンションレシオは62:100%で左スポークのテンションが高い値です。これは3mmオフセットが大きく寄与しています。

オフセットしていなかったらテンションレシオは49:100%です。

では左3クロス右2クロスで計算してみます。ヨンロク組と呼ばれている組み方です。スポークテンションレシオは64:100%です。2%上がっています。

次にスポークの太さを替えてみます。左CX-RAY 右コンペティションの組み方です。結果はスポークを替えても64:100%でテンションレシオは変わりません。

よくブログで書かれているのを見るのですがスポークの太さで右を太く左を細くすることによりテンションレシオを替えるように理解している人が多いのですがテンションは変わらないのです。

何が変わるのかとなると剛性が変わります。

引っ張り剛性はスポークの総面積に比例しますのでスポークの本数を増やしスポークを太くすれば剛性が高まるということです。面積を増やすと当然重くなります。トレードオフの関係で頃合いのいい組み合わせを考えることです。Wheelproの作者ロジャー・ムッセンさんはすべてDTコンペティションで作っているようです。右左の分けはないようです。私もこれでいいと思うのですがいろいろ考えてしまいます。時々分けて使い分けています。

次に左3クロス右1クロスで計算してみます。テンションレシオは66:100%です。この組み合わせには少し驚きました。

左3クロス右1クロス組

ドライブ側の1クロスですがスポークをすべてヘッドインにしてスポークのブレイシングアングル広げ横剛性を高めることも挑戦しようと思います。ただ気になるのはスポークを引っ張って前へ進む力は左フランジが主に働くと思うのでうまくいくのかなと思うのです。マビック、シマノでも右ドライブ側をラジアル組で作られたホイールを販売していましたので問題なく出来上がると思うのですが心配です。

今販売されているホイールで左ラジアル右2クロスもしくは3クロスのホイールがたくさん販売されているのでまあ問題なくいくと思うのですが…

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