チューブレスタイヤ、2度目のビード上げが大変です

チューブレスタイヤは乗り心地がとてもいいです。初めてのチューブレスなら感激することは間違いありません。

シーラントの固まりがビードに付着しています これが厄介です

しかしリムテープが劣化してテープを取り換えるとかになりますと、タイヤの再インストールが大変なのがよくわかります。このことは今まで同じような記事を何度も書いています。タイヤメーカーさんの説明書、ホームページ、YouTubeどれを見ましても新品の時のビード上げを説明しています。2回目、3回目のインストールがどれだけ大変なのかはどこにも説明されていません。これは経験しないと分からないことです。

当ブログで何度も何度も愚痴っていますのでああ、また言うてるなという感じですがとても扱いが難しいと思います。

再インストールのコツはタイヤを新品状態に戻すということです。しかし完璧に新品状態に戻すことはできません。きれいにしたがこれでビードは上がるかな?と何度も繰り返すことになります。一度で済めばいいのですが簡単には前に進めません。これが面倒です。

ここまできれいにしたら大丈夫ということが分かりませんのでこれが嫌になります。チューブレスタイヤの再インストール料金が2倍になるショップがあります。価格が2倍でも安いなと思ってしまいます。

シーラントが固まった付着物をきれいに取り除きインストールすればうまくいくと思います。難しいことではなく、ただひたすらタイヤを新品のようにきれいにしたら再インストールは成功します。但しこれはとても面倒なだけで楽しいことではありません。

チューブレスタイヤの運用方法を考えました。次の通りです。

①チューブレスタイヤを長年使ってこられたベテランライダーさんに教えていただいた方法です。チューブレスタイヤはシーラントなしでもある程度の時間は乗れます。これを利用してシーラントを使わないでタイヤチューブと併用するという方法です。パンクすればチューブを入れる、チューブがあれば家まで帰れると思います。シーラントを使わないので再インストールでもタイヤに付いたシーラント滓を取り除く必要はありません。

②勿体ないけれど常に新品タイヤを使うという方法もあります。自転車屋さんにお願いしますとチューブレスタイヤの再インストール工賃は2倍以上することがあります。それなら少し勿体ないですが常に新品タイヤを使うことにすればタイヤインストールはそんなに面倒なことではありません。常に新品タイヤを使うといいましてもそんなに頻繁にパンクするわけではありませんので古いタイヤの再インストールに難儀するのならこれは一案かもしれません。古いタイヤは知り合いにプレゼントするか、チューブ方式で使うということもアリだと思います。つまり古いタイヤはチューブレス方式で使わないというやり方です。

③今まで通りの方法です。ただひたすらタイヤをきれいにして再インストールする方法です。注意点としてチューブレスタイヤの場合通常のポンプは使えないときがあります。新品のチューブレスタイヤなら通常ポンプが使えますが、2回目、3回目ではブースター付きポンプかコンプレッサーを使わないとビードは全く上がりません。

④最後にもう一つ、クリンチャーに戻る。

確かにチューブレスタイヤは乗り心地がいいのですが今まで分からなかった事柄が出てきます。チューブレスタイヤは良い点が多いのですが取り扱いは面倒です。良い点ばかりではなく裏面の理解も必要です。

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