重い前輪ハブ

軽量ハブはよく使っています。台湾製のノバテックA291SBです。20穴がメインでよく使います。重量も60gですのでとても軽くベアリングは699規格です。ベアリング取り換えも簡単にできます。高級ハブではありませんが安かろう悪かろうではありません。品質はとてもいいハブです。

ノバテック A291SB 20h 60g

普段は上記のような軽量ハブに目が行きますが少し重いハブもとても良いところがあります。ホイール総重量は増えますがホイール中心部の重さです。回転には影響しません。丈夫さ、回転重視で考えますと120g~150gのハブには良い点がたくさんあります。

ミケ 132g

例えばミケハブを見てみます。ハブの重量は132gです。結構重いのですが、重い=丈夫ということです。ハブシェルが強固と考えることができます。そしてベアリングは6001の大きなベアリングです。サイズが大きいので回転は安定しています。とても使いやすいハブです。

シマノ アルテグラHB-6700 18h

次はシマノハブです。写真は18穴のアルテグラハブです。156gあります。現在は販売されていません。このハブは特殊ですが一般に購入できるハブは32穴、36穴の105,アルテグラ、ティアグラです。穴数が多いハブしかありません。ティアグラハブだけは28穴が販売されています。一番よく使われる20穴は販売されていません。とても残念ですがシマノさんの戦略ですので仕方ありません。

多スポークホイールにはこのシマノハブは一押しです。シマノのカップアンドコーンハブは自分で容易くメンテができるように設計されています。グリスアップの手入れさえまめに行えば本当に長く使えます。

BITEX RAF16 120g
RAF16  6000ベアリング使用

台湾ハブにも重いが丈夫なハブがあります。バイテックスのRAF16です。120gと重いのですがこのハブも丈夫です。重いが丈夫、ベアリングが大きい、利点が沢山あります。ベアリングの交換は楽です。ベアリングは6000と大きく、丈夫なベアリングのため交換はあまり必要ないです。そして交換の時はNTNの非接触型にすれば最強ハブに変身します。

 

どうしても軽いホイールを求めると敬遠しがちな重いハブですが使ってみると別の良さを発見します。重いハブはおススメです。

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