Stay home. Build wheels.

海外のセラーよりメールが届きました。

家にいてホイールを組み立てましょうとのことです。

 

朝日新聞にコロナでストレスをためない生活についての記事がありました。

 

心穏やかに過ごすいくつかのヒントの中に

 

小さな達成感を大切に

いつもはできない新しいことを試してみる

というヒントがありました。

 

まさにホイール作りはこの項目に当てはまりそうです。

サピムのホームページよりwheelbuildingについてまとめてあるページがあります。

https://www.sapim.be/sites/default/files/checklist.pdf

以前紹介しましたが良いホイールを作るにはどうすればよいかを的確にまとめてあります。

細かい方法論ではありませんが示唆に富んだ項目でわかりやすいです。

復習のため読まれることをお勧めします。英語の勉強にもなります。

カーボンホイール用ブレーキシュー

カーボンホイールのブレーキシューはコリマのコルクシューを使っていました。ずっとこればかりを使っていました。なにか新しくいいシューがないかなとネットで調べてみましたところ面白いホームページに届きました。

アルミリム用のシューで良いと提唱されているHPにヒットしました。

ホイールのSakuraさんのホームページです。軽々にリンクすることは控えようと思いますのでキーワードはカーボンホイール ブレーキシューで見ますと出てきます。

私はカーボン用にはコリマとアルミ用にはシマノを分けました。今回シューは同じものを使うことにしました。もちろんカーボン用とアルミ用と分けています。Sakuraさんが提唱されているとおりにします。

カーボンホイールにはメーカーが提唱するシューがありますので何が何でもこれということではありません。いろいろ試すべきです。

今回私には目から鱗の感覚です。シューは同じものでもアルミとカーボンを分けて使えば良いというのは私にとっては驚きの使い方です。カーボンリムの進化でこんなことができるようになったのですね。カーボンが傷むことなくブレーキの効きが良かったらしばらくこれで試してみようと思っています。

Micheのハブは気になる

英国の The Cycle Clinicというホームページで勉強させていただきました。

イタリアのMicheというメーカーのハブですがこちらのショップではとても高い評価をしています。私はこのミケのハブをwiggle経由で購入しました。ノバテックのハブよりも安価です。

ホイールオーダーいただきこのハブを使ってお納めしたこともあります。初めてのハブではありません。ハブ前後で426gです。重量はそんなに軽くありませんがシマノの中グレードのハブよりは100gほど軽いです。

軽いハブとはいえませんが私の評価では星が☆☆☆☆☆です。

 

前後セットで28h、32h、36hと販売しています。ミケのホームページを見ますと20/24hは注文販売のようです。このハブは多スポークホイール用のハブで使えます。シルバーホイールにも適しています。価格的にも1万円を割るリーズナブルな価格です。

 

ハブを分解してみました。

前輪ハブ

前輪後輪ともに5mmの6角レンチで簡単にハブキャップを外すことができます。後輪は逆ねじ方向です。ベアリングは前輪6001と大きいベアリングです。ノバテック、バイテックスは699、688と小さいベアリングです。

後輪ハブ

後輪は右6001左6901規格です。フリーは6901x2です。重量は重くなるのですが回転のことを考えるとベアリングは大きいほうが良いです。トレードオフの関係です。

 

ベアリングの取り換えには最初は勇気がいりますが慣れればそんなに難しい作業ではありません。前輪後輪も分解は簡単にでき、グリスアップは容易です。ベアリング交換には特殊な道具が必要ですが道具さえあれば難しい作業ではありません。ベアリング交換まで乗り続けるのは相当な距離と考えますので通常はグリスを充填するだけのメンテナンスで十分と思います。

 

ミケはあまり使われていないハブです。いろいろなブログでもあまり紹介されていません。軽量でないから敬遠されるのかもしれませんがこのハブはもっと使われてもいいハブではないかと思います。前20後24の少スポークホイール用のハブはなかなか手に入らないハブですが多スポークのホイール用には容易に手に入ります。価格も気にいっています。手組ホイール派は注目していいように思います。

テンションメーターが注目されている

ブログ発信者は読者がブログにたどり着かれたときにどのキーワードを使われたのかなどがわかるようになっています。面白い仕組みです。考えた人は偉いですね。

 

当ブログを読んでいただいている方々はテンションメーター使い方、TM-1使い方というキーワードでよくこられています。このキーワードで調べられている方はいつも多いなと思っています。ホイール作りという非常にコアな話題ですが好きな方は結構おられるようです。道具についてもよく検索されておられます。

 

私も新しいことを教えていただけるかなと同じようなキーワードで検索しています。

 

いろんな方々がテンションメーターの使い方を説明されているのを発見します。

たくさんの人がここの店で買ってねという風に宣伝とセットで説明されています。いわゆる宣伝付きのホームページです。別にこれがいけないわけではありません。人それぞれです。

 

ただこうした使い方を教えてくれている人たちがメーターは正確ではないですよという警鐘を鳴らしているホームページは見たことがありません。

 

使い方を説明されているブログは宣伝付きが多いのでこのメーターはいい加減ですよとは書けないのでしょう。10年以上前のことですがパークツールのTM-1を購入したとき私はこれが正確ではないとは考えたこともなかったのです。全面的に信頼していました。これでいいホールができると安心していました。

こんなことですからいろいろな記事を書かれておられる方々も正確な品物と信頼されているのかもしれません。

校正器で新しく換算表を作ります

私の書いた今までの記事を読んで連絡してこられたのだと思いますがテンションメーターを校正してほしいと依頼を受けたことがあります。依頼された方に伺いますと以前からメーターの正確性には疑問を持っていたのですとお返事いただきました。この方のテンションメーターは校正させていただいたのですがこのように訪ねてこられる方はとても少ないです。皆さんご自分のテンションメーターを信頼されているのかもしれません。

精度の低いテンションメーターも使い方によっては頼りになるツールになります。ご自分で新しく校正ツールを作って自分のテンション換算表を作製することです。もしくは校正できる人にお願いすることです。

テンションメーターは使ったほうがいいと私は考えるのですが全く使わなくてもいいといっておられる方もおられます。

私にはテンションメーターが必要で精度の高いホイールを作るにはあったほうが良いと考えています。良いホイール作りへのいちばん近道と思います。但し道具に頼るなら正確な道具でないとダメだと考えます。

今販売されているテンションメーターは使えるけれど正確ではありません。それを理解して使うことです。自分のホイールですからテンションメーターはなくてもホイール作りはできますし自分で作って自分で楽しむのですからなくても十分楽しめます。

但し手組ホイールを販売されているショップの方は逆にテンションメーターの校正は必須ですね。

パワーメーターを使っています

私のパワーメーターはパイオニアの製品を使っています。シマノに移ったようです。もう使い始めて長いのですがはっきり言いましてなかなか活かしきるのは難しいです。

FTPも正確に測っていないしSSTトレーニングなどこのメーターを使って本格的なトレーニングを行うこともやっていません。WIFIを使ってデータを転送するなんで全くチンプンカンプンです。しかし役には立っていると考えています。

以下、本当に恥ずかしいくらいの非力でパワーメーターを使いきっていないのですが私のパワーメータ―ライドを説明いたします。

良かった点を上げますと

クランクの回し方をチェックできることです。どのあたりで力を入れて回しているのか矢印で教えてくれます。左右の回し方の効率も出してくれます。膝を上げて回すことを意識すると効率が良くなっていることが分かります。微妙に回し方を変えてみるとこうしたら効率が上がるとかわかるのも良い点と考えています。

一番ショックな事柄は私にはパワーがないことを自覚させられたことです。パワーをエビデンスとして自覚できたことがいちばんいいことかなと思っています。

 

一つ面白い使い方をプロライダー飯島さんから教えていただいたことがあります。勿論、直接ではありません。テレビからです。

だいぶん前の話ですがツールドフランスをテレビ観戦していた時です。フルーム選手がツールの山岳コースでずっと下を向いてメーター見ながら走って登っているのでした。

この時解説の飯島さんが教えてくれました。フルーム選手は力を出しすぎないようにパワーメータをずっと見ているのです、と解説してくれました。あとどのくらい走らないといけないのでどのくらいのパワーで走らないといけない、ここで力を出しすぎるとゴール前でバテる、こんなことを考えているのですと教えていただきました。

あ、こんな使い方もあるのだなと思ったのです。

この話から非力の私(フルーム選手の1/3くらいの力、もっと少ないかも)でも同じように使えると思いました。

これ以来いつも走るコースを走るときですがパワーメーターを付けている自転車に乗るときは(4台ありますので)このフルーム選手のやり方をまねています。

 

笑われるようなパワーですがずっと200wで走り続けるのです。風を受けても200w追い風の時も200wです。もちろん坂道でも200wです。一定の力で走ることは結構私には力がいります。特にいつも走る淀川沿いのコースは向かい風がきついのです。高齢の私の力では200wは結構負担になるパワーですが何とか我慢で走り続けます。この走り方を続けると若いライダーが追い抜いて行ってもいつのまにか追いついて抜いてしまいます。

本来のパワーメータートレーニングではないのですが私なりの使い方として活躍しています。

ホイールにはプラシーボ効果があるのかもしれない

全日本民医連のホームページより引用させて頂きます。勝手に使わせていただいたのでいけない場合はすぐに削除いたします。

 

さてこの効果ですが次の通りです。

 

プラシーボ効果(プラセボ効果)とは、本来は薬としての効果を持たない物質によって、得られる効果のことです。デンプンなどを使い、薬のように見せた物を偽薬、またはプラシーボと言います。プラシーボ効果は無視できないもので、プラシーボ効果のみを目的とした偽薬を販売している会社もあるくらいです。
薬の開発に活用されます。開発された新薬が認可されるまでには、治験(臨床試験)をクリアしなければなりません。治験では偽薬を飲んだグループと、新薬を飲んだグループで有効性や安全性を比較します。偽薬に比べて副作用が少なく、はっきりと上回る効果が確認されて、初めて新薬は薬として認められるのです。
最近でも偽薬より優位性を示すことができず、再評価の段階で販売中止になった薬がありました。
プラシーボ効果は薬を飲む人の心理状態に大きく影響します。医師の説明を理解し信頼して薬を飲めば、薬の効果にプラシーボ効果が加わり、より高い効果が得られることがあります。また、医師の薬に対する態度や、患者さんに抱く感情もプラシーボ効果に関連すると言われています。
専門知識に裏づけされ、自信をもって処方された薬はよく効きます。また、医師と患者の信頼関係が良ければプラスに、悪ければマイナスに働きます。良いプラシーボ効果を生むために、患者さんと良い信頼関係を築くように意識している医師も多くいると思います。

では私たちが普段から良いプラシーボ効果を得るにはどうすればいいでしょうか?

それはには医師との信頼関係を築き、薬の効果を理解して、体のどの部分にどのように作用するか想像し、「この薬はよく効く」と思って服用すれば良い効果が得られます。

この文章をホイールにあわせるとなんとなくホイールにも考えられるといっていただけるライダーがおられると思うのですが私だけでしょうか?

200円で安全に

ライトは安全に乗るために必需品です。昼間でもライトをピカピカさせています。

小さいライトですが十分つかえます

遠いところからでも走っていますよとわかってもらうために前と後ろはライトをつけています。小さいライトですが走っているなとわかってもらえます。

夜は乗らないので大きなライトはつけていません。昼から夕方まで使っています。

このライトはLEDのライトで取り付けも簡単です。すきっと邪魔にならないデザインも気に入りました。100円ショップで購入しました。なんとライトが100円、電池が100円です。

べつに広告料いただいているわけでもありません。200円で安全を得ることができますので記事にいたしました。