マビックのオープンプロ・チューブラーリムを使ったホイールの記事を書きました。
オーナー様よりインプレいただきました。ブログ掲載の承諾をいただきましたのでご紹介いたします。
チューブラーホイールは現時点ではカーボンホイール販売されているだけで完組ではなかなか手に入れることはできません。チューブラーホイールを試すには手組しかありませんがこのチューブラーホイールの良さを知ってしまいますとなかなかクリンチャーに変えることができません。
ホイールの宣伝になりますがチューブラーホイールを知っていただくうえでとても参考になります。以下いただきましたインプレです。
ある程度、乗ることができたので感想を書きます。
まず、最初に乗った時に「自分に合っている」ということを強く感じました。同じものをもう1セット作ってもらおうかな?と思ったほどです。それは、「力を逃さずに前に進んでくれるホイール」だからです。
特に感じるのが、ギアを大きくした時です。力がそのままスピードになるのがよく分かります。提案してくださったスポークが効いていると思います。乗っていて、すごく楽しいです。
このホイールの良さはそれだけではありません。次に、「長い距離を乗っても疲れが残らない」というのもこのホイールの良さです。疲れが残らないからこそ、毎日乗りたいと思えます。
疲れが残らないホイールになるのは、スポークテンションのバランスが良いからだと思います。スポークテンションが均一で(グラフを見てびっくりしました。機械でもここまで精度が高いホイールを作るのは難しいと思います。)乗り心地が抜群に良いです。
乗り心地において、32Hの手組とチューブラーは最高の組み合わせだと思っています。このような素晴らしいホイールを作ってくださり、ありがとうございました。これから暖かい日が続き、自転車乗りのシーズンです。しばらく乗り続けたら、また感想をお送りします。
最初の打ち合わせの時はスポークはDTのチャンピオン(2.0mm)でした。しかし剛性が強すぎるのでバテッドスポークのコンペティション(2.0/1.8/2.0mm)をお勧めしました。結果的にはこちらのほうが良かったようです。手組ホイールはいろいろな組み合わせができるのでお勧めしました。
チューブラーホイールはリムにタイヤを貼り付けるのですが貼り付ける方法として接着剤とテープを使う方法があります。本格的には接着剤ですがミヤタテープを使うと手軽にできます。私はテープ派です。ロングライドでのパンク修理にはテープでやれば簡単です。10分もあればパンクは直せます。クリンチャーよりも早くできます。チューブラーホイールのハードルは高くないです。