私の道具について⑷

振れ取台

パークツールのTS-2.2にダイヤルインジケーターをつけています。プロツールの振れ取台を使っています。安定した作りで使いやすい振れ取台です。

ダイヤルインジケーターを後で付けたのですが精度の高いホイールを作るのには極めて近道と思います。神の手を持つビルダーはそんなもん使うのは邪道と言われるかもしれませんが私にはこれはいい道具と思います。数値化して可視化するのが私には一番わかりやすい方法です。このインジケーター、それにしても高い。

ダイヤルインジケーター付きです

私の道具について⑶

ニップルドライバー

 

ニップルドライバーを使うと楽にニップルを回せます。写真のようにパークツール、サピム、DTなどのニップルドライバーが販売されています。

手回しドライバーと電動ドライバー

最近は電動ドライバーに手作りのビットを取り付けて使うこともあります。ホイールメーカーは電動ドライバーですね。数をこなす必要がありますので電動です。

ビットは安物のマイナスドライバービットをやすりで削った手作りです。グラインダーを使えば手軽にできるでしょうが私は持っていないのでやすりで削りました。意外と簡単に作れます。

手回しや電動をつかって時に応じて使い分けしています。

私の道具について⑵

ニップルインサーター

 

ニップルをリム穴からスポークに通す時に爪楊枝を使う方法を知りました。簡単な方法でしたので最初はこれでやっていました。

爪楊枝を使う

 

次に教えてもらった方法がこれです。余ったスポークを使ってインサーターを作る方法に変わりました。カーボンリムなど深いリムの時は結構使えます。

スポーク利用インサーター

 

これも良かったのですがネジを回してまた抜くときにネジを回すという手間が面倒でした。

精密ドライバーを使いました

あるブログでこんな方法を教えていただきました。精密ドライバーにスポークのネジの部分を短く切ったビットを作りインサーターとして使います。ネジの部分は少しやすりをかけ使いやすくしています。

丸やすり

いま使っているのはこれです。一番使いやすいと思います。細い丸やすりを使っています。ホームセンターで数百円で売っているやつです。先がとがっているので少しぽきっと折っています。

すべらないので使いやすい

ニップル穴に突きさして使います。やすりの部分があるので滑らなく使えます。これはとても使いやすいインサーターです。意外と思いつかないアイデアですが誰か同じように使っている人がいるかもしれません。ホームセンターで思いつきました。

私の道具について⑴

ニップルレンチ

初めに買ったのはパークツールの赤と黒です。

赤は3.4mm 星のニップル用

黒は3.25mm DTやサピムなどのヨーロッパ、アメリカのブランド用

最初はこの二つを使っていました。

ブルーはシマノDuraように求めましたが2方向です

これでアルミニップルを回すと2方向だけ力を加える回し方ですのでどうしてもニップルを変形させてしまいます。いわゆるなめてしまうのです。

 

これではダメだと思い、次に買ったのはニップルをしっかりとらえてしっかり回せるレンチです。

ダイヤモンド型でニップルを4方向からしっかりとらえて力を加えることができます。ニップルをなめずに回せます。

4点すべて4方向から力を加えています

パークツールの赤と黒は2方向で力を加えるのでニップルをなめやすく購入は控えた方がいいと思います。最初は固くて使いにくいのですがダイヤモンドかパークの4方向が結果的には一番いいと思います。

ブログを始めるにあたって

ロードバイクに乗り始めて15年、ホイール作りを始めて約10年、師匠がいるわけでなくネットからの情報で色々試行錯誤をしながら今に至っています。

私なりにやってみていいところを集めたTipsをブログにあげてみました。

このブログに興味を持っていただきホイールづくりの参考なればいいと思います。また、こんな方法もあるよと教えていただければ幸いです。