ピストホイール再調整のご依頼

2年前にピストホイールをご注文いただきましたお客様のホイールの再調整の連絡をいただきました。

お送りいただきましたピストホイール ハブはDuraハブ スポークはLaser

先ずはホイールの状態を確認いたします。グラフにしますとよくわかります。次のグラフが今回の状態です。

スポークテンションのバラつき度が5%に上がっていますが大きな変化ではありません

納品時点のデータが残っていますので比較しますとよくわかります。

2年前納品時のスポークテンショングラフ

若干スポークテンション値は下がりましたが振れもほとんどありません。ピストホイールは左右テンションが前輪も後輪も同じスポークが寸法なので同じ値を示します。多少の差異はありましてもほぼ同じ値です。

スポークのテンションを揃えておきますと長く使われてもほとんど変わりません。これは振れが出にくいということになります。

数か所ニップルを回しました。この際スポークが供回りしないようにプライヤーレンチなどでしっかり押さえながらニップルを回します。

スポークテンションのバラつき度を改善しましたが大きな変化ではありません

出来上がりました。もとの状態が良く、大きな変化がなかったということで再調整の依頼を受けまして安心しました。

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