お客様より次のご連絡をいただきました。
昨年の5月頃に組んでいただいたホイールのスポークが折れてしまいましたので修理の依頼です。
今日ライドに出かけて帰り道の途中で折れていたようです。
ブレーキの当たりに違和感を感じて気付きました。
状態はリアホイールの非ドライブ側のスポークが1本ハブの方で折れてしまいました。
いわゆる首が飛んだと言われる状態です。
走行不能にはならず転倒もしませんでしたので無事に帰れました。
振れは最小限で走行は出来る状態でしたので、多スポークホイールでよかったと実感しました。
思い当たる原因としては、今日の帰りの途中に薄い板状の金属片のような物を踏んで跳ね上がって自転車のリア付近のどこかに当たったような場面があったことです。
そのときに乾いた感じの「カンッ」という音がしたのですがそれが直接の原因かはわかりません。
すぐにお送りいただくことにしました。
スポークは残念ながら折れるときは折れます。折れないようにスポークテンションを均一にしていますが何か分からない力が働いて折れることはあります。
お客様のように無事に帰宅出来ましたのは多スポークホイールであったからと思います。
お怪我がなくよかったです。すぐに修理をしてまた使っていただけるようにしました。
特筆する点は多スポークホイールでよかった感じていただいたことです。このブログでは多スポークホイールの利点を何度も記事にしています。残念ながらスポークが折れることは間々あります。事故にならなかったこと、無事に帰られたことが本当に良かったと思います。
多スポークホイールの場合、スポークが折れると振れが少し大きくなるくらいで自転車に乗って帰れます。ロングライドに向いたホイールと思います。