チューブレスタイヤ空気圧の推移

XR31T・RTのリムを使ったホイールのチューブレスタイヤを取り換えました。

通常の石ケン水でインストールする方法です。

20㎜幅ポリイミドテープ

 

リムテープにはポリイミドテープを使っています。重なる部分が10cmほどの一回巻きで空気を入れました。

テープはアマゾンで購入の20㎜幅のテープです。イーストンのチューブレスキットに使われているテープとあまりにもよく似ています。しかし確かめたことはありません。

イーストンのHPより

 

シーラントなしで空気漏れはどのくらいなのか調べました。3日しか調べていませんがまずまずの成績ですのでお試しください。

一日目 6.72気圧

二日目 6.28気圧

三日目 5.84気圧

と推移しています。十分な結果と思います。

 

チューブレスタイヤはベテランライダーさんも最近始められた方が多いようです。チューブレスタイヤに関しては超ベテランの方々も悪戦苦闘されているようです。しかしチューブレスにするとなかなかクリンチャーには戻れません。

リムの油分をアルコールで拭いています

このタイヤに関してはベテランも素人もありません。皆さん結局は慣れないとダメなようです。いろんな方法を試されています。私もこれがいいようですと連絡取りあっています。

 

山口県のお客様より別の方法を教えていただきました。いろいろ試された結果をいつも教えていただいています。

右 3M 25㎜幅テープ 左ポリイミドテープ

XR31T・RTのリムを使ったホイールには3Mの25mm幅テープの1回巻きがいいと教えていただきました。これも良さそうです。次の機会にはこのテープで試そうと思います。

AL31Wリムを使ったホイールのインプレ

お客様よりTNIのAL31Wリムを使ったホイールのインプレいただきました。

このリムはキンリンのXR31T・RTリムと同じものと考えます。

 

リムは価格的にもリーズナブルで剛性がありとても優秀と思います。

このリムを使ったホイールをお買い上げいただきましたお客様より印象メールをいただきました。このホイールはけっして軽くはないホイールですが乗られた結果は予想以上に良かったのでご連絡いただきました。軽いホイールもいいのですが決して軽さだけではないことを教えていただいています。以下掲載をお許しいただきましたのでご参考になればよいと思います。

ホイールの内容は次のとおりです。

前輪

TNIAL31W28h
ハブ シマノ ティアグラHB-RS400 28h
スポーク サピムLaser2.0/1.5/2.0mm 3クロス組
ニップル DTアルミ
重量806g

後輪


リム TNI AL31W 3mm オフセット 32h
ハブ シマノFHrs400 32h シマノ10速11速兼用
スポーク サピムLaser2.0/1.5/2.0mm 3クロス組
ニップル DTアルミ
重量 1045g

前後1851g

以下感想をお知らせいただきました内容です。

街乗りやヒルクライムを含む約150kmのライドに使用させていただきました。
とても良質なホイールで感動しました。
素人レベルの感覚ですが、少しでもご参考になればと思いご連絡させていただきました。

チューブレスレディ対応のリムですが、扱い慣れているのでクリンチャータイヤ(タイヤ銘柄:IRC JETTY plus 25c)にアルミフレームでの走行です。

漕ぎ出しから巡航まで素直にスッと前に出て行く感覚が気持ちいいです。
足を止めたときに惰性が無駄なく維持されているのがよくわかります。
特に20㎞台後半~30㎞台後半の速度域ではスピードが維持しやすく、直進安定性が抜群でホイールが地面に吸い付いているような感覚です。
スポークとリムの組み合わせ、丁寧に均一化されたスポークテンションの効果かと思います。
コスパ重視のタイヤ選択でしたが、チューブレスや走行性重視のタイヤを履かせるとさらに性能を引き出せるかと。

下りも同様に安定感があり、きつい下り勾配のコーナー進入時のブレーキでヨレる感じや嫌な挙動が全く無くスムーズに減速してくれます。
上りに関しては平均斜度10%以上の勾配が続く峠ではやはりそれなりに力が必要ですが、単に上るだけなら数字で見るほどの重量感は感じず、足枷になるようなネガティブな印象は受けませんでした。

足回りの安定感のおかげで乗車時にバランスがとりやすく(平均台の上に立ったときに平均台の幅が1本分広くなったようなイメージ)、各ポジションで体をリラックスさせやすいのも好印象でした。
長距離を走っていると感じる疲労感や手の痺れなどのストレスがかなり軽減されていて驚きました。

長い距離を快適かつロスを抑えて安定的に乗るのにはうってつけだと思います。
街乗りからロングライドまで幅広くカバーしてくれる丈夫でよく走る質実剛健なホイールです。
リムの剛性による性能への影響は大きいと実感致しました。

同時に感じましたのは、やはりスポークテンションの均一化がより性能を引き出していると感じました。

組み手の丁寧な仕事の賜物です。

チューブレスタイヤで走った際にはまた感想をお伝えさせていただきたいと思います。 

よいホイールとほめていただきました。ホイールは軽さだけではないということですね。ご参考になれば幸いです。

自作品と市販品

福島のパックスサイクルさんのホームページを見ていますと面白い工具が販売されていますのを見つけました。

とても便利なことは私も同じようなツールを使っていますのでお勧めいたします。

パックスさんのホームページより

私のツールは自作品です。もう長年使っていますのでニップルシャッフラー(ニップルを入れてシャカシャカ振りますのでシャッフラーと呼んでいます)も油がしみ込んでいい色になってきています。

このシャッフラーは一合升で作った手づくり品です。

次にニップルインサーターは精密ドライバーに適当なやすりを取り付けています。長さもちょうどよくカーボンリムなどのリム高の高いリムにもうまく対応できて重宝しています。

 

パックスさんのツールには驚きました。私が使っているものと同じようなものが売り出されています。

 

別のニップル入れに自転車のアサヒさんからも販売されています。

アサヒさんのホームページより

このツールはユーチューブでホイール作りを実演されている大阪寝屋川の「サイクルショップはたの」さんのユーチューブで使い方を知ることができます。

 

自作もよし、買われてもよしです。便利で作業効率がはかどります。

作業台の改良

ホームセンターで手に入る万能作業台に少し手を加えました。大活躍しています。

折りたたんだ作業台

450x900のベニヤ板、これもホームセンターで購入しましたが、500円ほどで安価です。このベニヤ板の裏に適当な板を取り付けて作業台より滑り落ちないようにしています。

板を取り付けています
450x900mmで十分です

ベニヤ板のこのサイズならリムを乗せても滑り落ちないし能率よく作業ができます。

特にリムのERDを測るときは便利です。

けっして広い作業場所を持っているわけでありませんのでとても便利です。その都度折りたたんで直しておく手間は必要ですが便利な道具です。おススメします。

サピムスポークD-lightについて

サピムのスポークで気になっていましたのがD-lightです。サピムのホームページで確認できます。https://www.sapim.be/spokes/butted/d-light

Laserは2.0/1.5/2.0mmの太さで軽くて強度がありとても優秀なスポークです。あのCX-RAYの扁平にする前のスポークと言われています。とても優秀ですが唯一難点はねじれ易いことです。扱いが難しいので注意が必要です。

サピムのRaceは2.0/1.8/2.0mmでサピムの標準スポークと呼ばれているスポークです。

DTで言えばコンペティションと同じ太さです。とても扱いやすく優れたスポークで価格もこなれています。

D-lightはこの2種類のスポークのいいところを取っているスポークと言われていますので前々から注目していました。

今回試しに買ってみました。いい評価なら試すのがいちばんです。

印のところから1.65mm

私の今回の予定はリアホイールで右が284mm、左が288mmです。この長さで右をコンペティション、左をD-light とスポークの太さを変えて軽量化と剛性を考えています。

届いたD-light(2.0/1.65/2.0mm)はねじれにくく扱いが楽そうです。しかしながらよくよく観察しますとねじ部分の2.0mmからすぐに1.65mm部分になります。通常のスポークならねじ部分の2.0mm部分は余裕がありますのでスポークの長さ調整が効きます。スポークをカットして使うことができるのでERDの違いに対応できます。

この点がこのスポークの残念なところです。つまりカットができないのです。他のスポークのように余裕分が無いのです。今回は288mmで注文しましたが長さが間違っていたら不良在庫になってしまいます。どうしようもありません。リムのERDが違っていましたらもうそれで終わりです。ワッシャーで少しはカバーできますが先ず使用できないと見たほうが良いと思います。

どうした理由でメーカー側はこのような作りにしているのかわかりませんが惜しいところです。

 

愚痴のような記事になりましたがスポークカッターを使う予定を立てたために失敗をしましたが一般的には入用買いをされますので話は違います。

スポークはとても扱いやすく良いスポークと思います。後輪右コンペティション左D-lightの組み合わせ、または左Laser右D-lightの組み合わせは軽量化と剛性の2つを得ることができると思います。

カーボンリムが届きました

ライトバイシクルのカーボンリムが6本届きました。まだまだコロナの影響で時間が掛かっています。

すべてチューブレス用の穴なしリムです。1本は2:1組用のリムです。このリムは穴のあけ方が通常のリムとは違います。

通常のリム 向きは右左右左と開けてあります
2:1組専用 穴の向きが違います

リムの穴あけはスポークの方向に応じて少しだけ角度をつけて穴が開けられています。この穴開けですが通常のリムではスポークの方向が右左右左と交互に開けられています。しかしながら2:1組の場合写真のように違います。

いわば専用の穴あけとなります。通常のハブには使えません。

リムをオーダーするときに2:1組用と指定しますと応じてくれます。知っておかれるとよいかと思います。何回かのメールでのやり取りで決めるのですがとても丁寧な対応です。参考にしてください。

きれいに仕上げる②

スポークには事前のプレップが欠かせません。事前にプレップ処理をしておきますとニップルは緩みにくくなるのですが後々の振れ取り作業時にはニップルが固着しませんのでとても作業が楽になります。

プレップを塗る

 

ニップルを取り付ける前の事前処理ですがいろいろなプレップを使っています。

リンシードオイル

スポークのねじ部分を浸すだけのリンシードオイルがいちばん楽ですがやはり売り物のホイールを作っているのですからよいといわれているものを使っています。

以前の記事にプレップのことを書いていますのでおさらいのようになりますが FIXというプレップを使っています。

spokeprep

事前にしっかりと油分を取り除くことが必要です。Wheelsmithのプレップを塗るときも同じです。私はFIXの説明書通りにしています。アルコールとペイントうすめ液の2種類を使って2回油分を取るようにしています。ビンに入れたアルコールの中にスポークのねじ部分を漬けてぐるぐる回すだけです。

 

乾いたらプレップを塗るのですが刷毛で行うのが楽です。最初の写真のように段ボールの端切れの上に並べていくと重ならないので具合がいいです。刷毛と段ボールですが長い間ホイール作りをやってきてやりだした工夫です。なんでもないことですが作業効率が良くきれいに仕上がります。

TNIのAL22WリムでF24/R28をご注文いただきました

当ブログに以下の連絡が入りました。ホイールのご注文です。

 

以下お客様との連絡の一部です。お客様には了解いただいています。情報のシェアにはご賛同いただきました。

 

手組ホイールについて相談させてください。 使用するのはTTバイクに近いジオメトリのクロモリロードになります。私の体重は62キロです。

 AL22リムの手組(フロント20hラジアル、リヤ24hドライブ2クロスノンドライブ3クロス)を持っていましたが今のバイクに乗り換えたところ剛性不足(特に横方向)を感じたこと。

またカーボンディープのホイールとリム幅が違いすぎるためアルミのワイドリムを検討しています(できれば安く…)

現在検討している仕様は

フロント

リム:TNI AL22W 24h

スポーク:2.0-1.8 バテッド

ハブ:ノバテック(手に入れば) 2クロス組

 

リヤ

リム:TNI AL22W 28h オフセット

スポーク:DS 2.0プレーン NDS 2.0-1.8バテッド

ハブ:ノバテック(手に入れば) DS2クロス、NDS3クロス

 

ダンシングを多用するのでフロントもエアロスポークではなく丸バテッドの方が良いかなと個人的には考えています。

 ちなみにフレームが短時間運用(ヒルクライムやクリテリウム)を想定しているのである程度の軽さで出来る限りガチガチのホイールを希望します。

 

ここまで詳しくご自分で計画できる方はあまりおられません。私がアドバイスするまでもなく部品を手配し組み立てるだけのことになりました。

 

ノバテックのハブで28hアンチバイトガード付きを手配するのに時間が掛かりました。コロナの影響で物流事情が悪く、なかなか届かないのでご迷惑かけましたが快くお待ちいただきました。

 

1月以上掛かったのですが無事ハブも届きテンショングラフを添えて納品いたしました。

前輪679g後輪928g 前後1607g

前輪スポークテンショングラフ後輪スポークテンショングラフ

 

雨が続いて新しいホイールで走れなかったご様子でしたが昨日新しいホイールの印象メールを送っていただきました。

以下、インプレです。

 

先日組んでいただいたホイールでようやく外乗りすることができました。

比較対象はAL22リム(F20hラジアル組、R24hヨンロク組)の手組、レ**ルズエアロ46クリンチャーです。

まず4分ほどの登り区間ですがいきなり今年の一番時計がでました。例年に比べて乗り手の体重が重いにも関わらず体重が軽い時と遜色ないタイムが出ています。

私としてはこれには驚きでした。と言うのもゼロ加速で少し重さを感じるホイールだったからです(実際比較のなかで一番重いです)。

剛性優先で組んでいただいたため硬いホイールになるかと思いましたが、個人的な感想としてはそこまででもないかな、という感じです。それは地面からの突き上げがそんなにキツくなかったためです。ですが横剛性はしっかりあるのでダンシングや下りのコーナリングでヨレる感じはありません。

ですので私にとってはとても扱いやすいホイールになりました。

早く長い登りで試したいなと思っています。

もう少し乗ったらまたメールいたします。

 

ホイールの仕様は次の通りです。

 

前輪

ハブ A291SB 24h

リム TNI AL22W 24h

スポーク DTコンペティション

ニップル ブラス

重量 679g

 

後輪

ハブ ノバテックF482SB 28h

リム TNI AL22W オフセット 28h

スポーク 右DTチャンピオン

左DTコンペティション

ニップル ブラス

重量 928g

前後 1607g

 

このホイールは既製品のワイドリム、ノバテックハブを使っています。すべて汎用部品ですので容易に、安価に部品手配できるのが強みです。

 

スポーク数はF24/R28ですので超軽量とはいえませんが外周部のリムは軽量リムですので漕ぎ出しは予想外に軽いのです。ご連絡いただきましたインプレの通り力が逃げない良いホイールに仕上がっています。

 

お客様には感謝しかありません。いろんな情報をいただいています。手組ファンの方には参考になると思います。

前輪20hの2クロス組はいいぞ

続けてお二人のお客様よりカーボンホイールの20h前輪2クロス組の印象を知らせていただきました。

前輪 20h 2クロス組

今までは、キシリウムエリートでしたのでリム重量が410gと

軽量でしたが、高速巡行が厳しいホイールでした。

比較の為、スプロケット、チューブ、タイヤは流用して確認しました。

出足はさすがに若干重い感じがしますが、廻り始めてしまえば

気にならない重量と35~40㎞前後は空力と慣性の為なのか楽な印象です。

フロントのクロス組は良かったです! コーナーでバイクを倒した時の

フロントが突っ張るような感じが無く素直です。

 

もう一人の方の印象です。

 

前輪は相変わらず乗り心地がいいですね。これだけでこんなに乗り心が良くなるのであればブルベなど長距離になればなる程メリットが大きそうです。下りもかなりの高速で下りましたがアンダーステア、オーバーステアになることも無かったです。

自分はクロス組みにするとスポークが少し長くなるので多少でも軽くしたいのでラジアルでもいいかなと思います。

 

このようの続けさまで前輪20h 2クロス組の印象を書いていただきましたので前輪2クロス組は乗り味を柔らかくするのを感じます。

ブルべやロングライドに向いていると思います。

少し前の2017年のバイシクルクラブ6月号で手組の扱った記事があります。

 

意外と知らない手組のノウハウ

という記事で福島のパックスサイクル  木村さんが手組ノウハウを教えてくれています。

「今の完組ではフロントラジアルが当たり前ですがそれはロードレースにおいて縦剛性を高くしたいからです。シクロクロスになればそれが逆にタイヤが地面にはじかれてしまう原因になります。なので、シクロクロスでは意図的に縦剛性を落とした2クロスを勧めることもあります。」

以上バイシクルクラブより引用です。

目的に応じて組み上げていく手組ならではの良さを感じます。

私はずっと自分の組んだホイールを乗っていますのでそれに慣れてしまっています。こういったベテランの方の印象を教えていただくととても参考になります。

仲良しの自転車屋さんは必要です

先日のことです。いろんなことを教えていただく自転車屋さんのメカニックさんといつものように情報交換していました。そこにホイールを持ったお客さんが来られました。初めての方のようでした。持ってこられたのは海外通販で購入のゾンダでした。

 

振れ取りと再調整を依頼されたのですがこのメカニックさんはうちではできませんとやんわり断られました。

 

お客が帰られた後できるのにどうして断られたのですか?とメカニックさんに伺いました。

うちで買われてないのにミスをしたら私とこが弁償しないといけないので断りました、とのことでした。

まあ、そうでしょうね、来られたお客さんはいいとこどりですからね、ということです。

wiggleより

ちなみにこのゾンダはwiggleでいま買いますと写真の値段です。安いですね。しかしこの値段で買えるかと思いますと間違いです。輸入の際に税金がかかります。

実はゾンダは私も買いました。確か2400円ほど税金を払った記憶があります。Wiggleでは送料は無料ですが国内に入るときには税金がかかります。あとのメンテナンスはしてくれません。

まあそんなにうまくはいかないという話です。税金からは逃げられません。Wiggleは立派な会社ですのでアンダーバリューという法律違反はしてくれません。でも安いのでついついこの安さに負けてしまいます。私は自分でメンテができますので勉強がてらに買いました。

 

別の話です。

 

私は夕方によく自転車に乗ります。2か月ほど前の話ですが、3日連続同じ人にお会いしたことがありました。この方のロードバイクはキャノンデールの最高級のフレームにカンパのBORAと高級バイクの出で立ちです。いいホイールですね、と話しかけてしばらく一緒に走ることができました。

 

ホイールはどちらでお求めですかと伺うとキャノンデールのショップで一緒に買いましたとのことでした。

wiggleより

Wiggleとかでは割安と聞きますが海外通販では買わないのですねとさらに聞きました。

返事は、税金がかかるしやはりメンテナンスのことを考えたら少し高くてもこちらのショップで買うのが安心ですと答えていただきました。

 

この方は保険と考えたら少し高くても知り合いのショップで買うほうがいいと後々のことを考えられたようです。なかなかよくわかっておられるなと感心しました。メンテナンスのことも考えられて購入されています。

海外通販のホイールを買うときの注意事項として面倒見てくれるショップが近くにあれば買われたらいいと思います。なかなかこんなショップはないのですが…

 

別の話をもう一つ

 

海外の自転車フォーラムを読んだときのことです。

LightBicyclの完成ホイールを買ったのだけれどセンターが1mmずれていて直したいのだが近くの自転車屋さんで断られたのでどうしたものだろうか相談に乗ってほしいという投稿がありました。

 

そのフォーラムでは直球の回答がありました。高くても直してくれるところがあるから直してくれる自転車屋さんを探しなさいという答えです。

笑ってしまう答えでしたがその通りです。直してくれる自転車屋さんは必ずあります。でもその場合とても高くつきますね。

 

私も一度同じような経験をしたことがあります。

Light Bicycleのリムのことでお客様より相談が入り、いろいろメールでやり取りしましたが結局は価格的なことで折り合いがつかず直接Light Bicycleに完成品約1100ドルを注文された方がおられます。この方からはご丁寧に断りの連絡をいただきました。とても行儀の良い方でした。

しかし今はメンテナンスをどうされるのかと思っています。センターが1mmずれていたらどうされるのかな?まさか私に直してほしいとは言ってこられないと思いますが…

 

このようにいろいろと買い方の方法がありますがメンテナンスが必要な品物には特に注意が必要です。

 

お安く買って1年過ぎたら売りにだすのも一つの方法です。しかしこれも結局割高になってしまいます。また、自分でメンテナンスの技術を磨く方法もありますがこれはすこし技術習得に時間が掛かります。

結局近所の自転車屋さんと仲良くするのがいいと思うのです。人と人の付き合いですから違うところで買っても属人的な関係ができていれば多少の無理も聞いてくれると思います。

しっかりといい付き合いをしてできるだけ些細なものでも買ってあげる。これは大事なことと思います。

 

こんなことブログの話題にふさわしくないかもしれませんが最初にお話ししましたメカニックさんと一見さんとのやりとりをみて、お客さんが帰られたあとで感じました。