早速タイヤ外しのTPS-1を使いました

パークツールのTPS-1はタイヤ外しの道具です。早速チューブラータイヤ2本を外すのに使いました。使い勝手は上々で、タイヤはすぐに剝がせました。

道具で楽に剝がせました

チューブラータイヤはちょっと力を使えば簡単に剝がせると考えがちですがミヤタのテープで貼ったチューブラータイヤは結構な力が必要です。はがれにくいということは安全性が高いといえます。

ドライバーではがすと楽です

通常マイナスのドライバーをリムとタイヤの間にグッと入れていくのですがこの道具を使えば簡単にドライバーを差し込んでいけます。

タイヤをこのTPS-1でつかんで横に倒せば簡単に隙間ができます。注意点は倒すときに布切れでリムを傷つけないように養生が必要です。あとは通常の作業を行えばいいだけです。握力がなくても楽楽です。外でパンクしたときには使えないのが本当に残念です。

パークツールより宣伝費はいただいていません。あれば楽なので紹介しています。なくても充分タイヤ交換はできますが年々道具が必要になってきます。若い人には分からないことですが年を取ると理解できると思います。

Soft Spokingについて

TheBicycleWheel  を読んでいて面白い記事(71ページ)を見つけました。SoftSpokingについてです。

Brandtさんの本は勉強になります
Soft Spokingについて

もう15年ほど前になるかと思います。自称メカニックさんに初めて手組ホイールを頼んだ時にあなたはビギナーだからホイールのスポークテンションは70kgfに緩くしておきました。乗り味が柔らかくなりますというようなことをいわれたことを覚えています。乗り味を柔らかくするためにスポークを緩く組むのかとその時は感心しました。

約一ヶ月新しいホイールを取り付けて乗っていたのですがスポークが折れました。パン!と大きな音がしてホイールを見ますとスポークが折れていました。怪我しなくてよかったです。

今になって思うのですがめちゃくちゃなビルダーさんです。

乗り味を柔らかくするためにスポークテンションを緩めたホイールは下作です。適切なスポークテンションに仕上げて乗り味の調整はスポークの太さ、数で決めることが必要です。決してスポークテンションを緩く仕上げることではありません。

初めてのオーダーホイールは70kgfに仕上げたといわれたのですがこのメカニックさんのテンションメーターはパークツールのTM-1でした。TM-1は正確なメーターではありません。おそらく校正もされていなかったと思います。

初めてのオーダーホイールはゆるゆるのSoftSpokingであったようです。

では適切なスポークテンションはいくらにすればよいのかとなりますがこれが難しいです。

いつも購入しているカーボンリムメーカーでは、前輪は100~110kgf、後輪ドライブは120~130kgfと推奨しています。しかし絶対これでないとというわけでもありません。前輪90kgf、後輪110kgfでも使えます。

振れ取りでお預かりしましたシマノのDuraホイールは意外と緩かったし、違うメーカーではものすごいハイテンションで組まれたカーボンホイールもありました。いろいろです。

これが正解というスポーキングはないのですが、ビギナーだから70kgfで緩く作りましたはありません。

XR31T/RT前後28Hリムで多スポークホイール作製

今まで軽さこそ正義と思っていましたが、こちらのブログを読むようになり多スポークと体重に即した太さのスポークを選ぶことで乗り心地が良くて疲れにくいホイールになるという記事を読み興味を持ちました。またスポークテンションのばらつきを極小化したホイールとはどのようなものなのかにも興味を持ちました。

このようなご連絡をいただきました。お客様はご自分でもホイールを組める方です。いろいろとご質問いただき、それにお答えするということを繰り返しました。結果的には次の仕様でご注文いただきました。

リム キンリンXR31T/RT 前後ともに28H

ハブ シマノ ティアグラ HB-RS400 FH-RS400 ともに28H

スポーク 前輪 ピラーTB2015 2.2/1.5/2.0mm 中央部が1.5mmの細いスポークです

スポーク 後輪左 ピラーTB2015 2.2/1.5/2.0mm

               後輪右 ピラーTB2018 2.2/1.8/2.0mm 中央部が1.8mmで少し太くなります

ニップル ピラー DSN 

細いスポークを使って本数を増やすことで剛性を得ながら乗り心地の良いホイールを作ります。多スポークホイールの良さを試していただくことに至りました。

多スポークホイールは疲れにくい
左右のスポーク長が同じなので前輪の調整は比較的し易い
できるだけテンションを均一になるように調整します

スポークテンションを出来るだけ均一に組んだホイールは狂いが出にくいホイールです。2年3年乗っていただくと多少は振れが出るかもしれませんがスポーク数本の手直しで済むホイールに仕上がります。結局時間をかけて丁寧に組むことで得るものも大きいということです。急がば回れです。

タイヤを外すのに使っています

力のある人にはなくてもよい道具ですが握力が減ってきている人には有効です。なんでそんな道具がいるのかと笑われるかもしれませんが力がない人には便利な道具だと思っています。

パークツール PTS-1

タイヤを傷つけずに引っ張り上げてタイヤレバーを差し込むことが出来るので比較的楽にタイヤ交換の作業ができます。

タイヤが新品の時は特に特にビード部分がきつく締められていますのでタイヤレバーを差し込むのに苦労します。こんな時にこのタイヤシーターを使うとわりと楽に済ませることが出来ます。 しかし力がいることには変わりありません。楽にできるというくらいです。しかし大きな援護射撃です。

チューブレスタイヤの場合はなお一層たいへんです。タイヤをぐっと締め付けていますのでタイヤレバーを入れる隙間を作るのにとても苦労します。力がある人でもチューブレスタイヤの場合はタイヤを外すのは大変です。なかなかタイヤレバーを差し込むことが出来ません。この道具を使えば比較的楽に隙間を作ることができます。タイヤレバーを差し込むことが出来れば次の作業は簡単です。しかし何度も比較的と書きましたのは全く力がいらないわけではありません。

この道具を買ったのは理由があります。

振れ取りでお預かりしましたカーボンホイールのタイヤが固くてなかなか外せないことがありました。コンチネンタルのタイヤでしたがビードが固く、おまけにリムの溝にキッチリとはまり込んでいますのでどんなに力を入れてもタイヤはびくともしなかったのです。力がないのが理由なので専用道具を使えばいいと思いました。リムにはまり込んだビードを外すにはこのタイヤシーターPTS-1を使えば楽にできるので購入することにしました。

力がいる作業に対応できないことがあり適当な道具があれば積極的に使うようにしています。時間と力をお金で解決しています。このタイヤシーターは特殊な道具なので使うときは本当に限定されますが力のない人にはいい道具と思います。タイヤ外しに汗だくになることはありません。

しかしながら自転車屋さんに任せた方が出費のことを考えますとどちらの方にコスパがいいのか迷うところです。適度なコミュニケーションを取るためにも自転車屋さんに頼るのも一案です。

2:1組が容易にできるかも?

スポーク長の計算には悩まされるところです。計算式を使ってスポーク長を出すのは大変ですのでネットにて発表されている計算ソフトを活用しています。

1クロス、2クロス、3クロスはまだ理解できるのですが1.5クロスとなりますとなに?となってしまします。ホイールを作っていますと徐々に言葉の意味が理解できてくるのですが小数点がついたクロスとはどういうことなのか最初はわかりませんでした。

wheelproの新しい計算ソフト 2:1組、3G組が入りました

こんな難しいことを特別勉強しなくてもスポーク長を計算してくれるソフトがあります。ソフトの中でも一番よく使ってきましたwheelproの計算ソフトが最近バージョンアップされているのを知りました。

ストレイトプルのハブ、3G組、2:1組みんな揃っています。自転車屋さんがホイール組めない時代ですのでこのソフトが発表されてどれだけの人が使うのかわかりませんが喜んでいる人がいるのは確かだと思います。インターネットの時代ですので世界中の人が見ているのですから日本では使う人が少なくてもDIYが盛んな国では活用する人が多いと思います。

2:1組では16:8、14:7,27:9の組み合わせが考えられます。

一般的なのは右16:左8の組み方です。これなら24穴のリムに32hのハブが使えます。14:7になりますとリムもハブもほとんど販売されていいません。ハブは28穴を使えば出来るのですがリムは販売されていません。27:9も同じです。

カーボンリムは別注して2:1組リムを入手出来ます。他にはアルミリムの場合は24穴が使えます。別注のアルミリムは販売されていません。21穴のアルミリムは見たことありません。ホイールメーカーのリムだけです。ハブもほとんどのハブメーカーは販売していません。

部品が手に入らないから計算ソフトは役に立たないかもしれません。しかし数社は作っていますので探せば手に入ります。一番楽なのは現行の完組ホイールから取り外すことです。

ゾンダのハブで作りました3G組 穴なしリムで作りました 難易度はとても高いです
リムは別注しています

古くなったカンパのホイールから2:1組のハブを取り出して新しく3G組カーボンホイールを作るのも良いかと思います。ホイール作りのハードルが極端に高くなるのは確かですが作り上げたら感動します。間違いありません。

46mm高カーボンホイールのインプレをいただきました

昨年11月にご注文いただきましたお客様より約1年使われた印象をお送りいただきました。

写真はお納めしましたホイールです。ブログ記事として昨年の11月14日に掲載しています。

後輪868g
前輪669g

ホイールは穴なしリムで作りました46mm高のリムブレーキカーボンホイールです。手組ホイールファンのいわば定番ホイールです。長期にわたって乗り込まれた印象はとても参考になると思います。

お客様にブログ記事にいいですかとご連絡しまして了解を得ました。厚かましいことですがホイールの宣伝という期待もあります。1年間という長期の印象は本物です。ノーブランドながら丁寧に作りましたカーボンホイールです。ブティックブランドと十分勝負出来ていることをわかっていただけると思います。

以下原文です。

1年で5000kmほど乗ったので、インプレをお送りさせていただきます。



■総論
非常に満足しております!

次は軽量の別手組ホイールもお願いしたいくらいです。


■0発進
元々キシリウムPROの軽量ホイールを使用していたため、0発進では重さを少し感じていますが、メインがサイクリングロードなのであまり気にしていません。後述の伸びの良さを考えれば十分すぎると思います。

■登り

長い登りなどはキシリウムに軍配が上がりますが、ロングライド中にある短い峠や坂程度であれば、46mmでもなんとかなる印象です。

長い登りを楽にということであれば、手組ホイール自体の価格がメーカー品よりもはるかに安いので2本用意した方がよいなと思っています。



■巡航
30kmを超えたあたりからの伸びと維持は、以前乗っていたアルミなどと比べると非常に楽です。以前は30km程度巡航でしたが、30km半ば程度の巡航が増えました!加減速がない場所での利用が多い私にとっては、46mmがメインホイールとなっていてほとんど1本で事足りてしまいます。


■乗り心地
ここが一番気に入っています。チューブレスレディ×corsaというのもありますが、非常にしなやかです。
振動なども吸収されている感があり乗り心地は今までの中で最高です。25c運用ですが、28Cなども試していこうと思います。

以上です。何かのお役に立てば幸いです。

このようにホイールを気にいっていただいています。リム高の低いホイールも考えていただいているようでありがたいことです。1年経っても忘れずにインプレをお送りいただけて本当にうれしいです。

スポークテンションを音で聞き分ける

NHKの自転車番組チャリダーでホイールを作る場面がちょこっと出ていました。番組のなかでスポークを調整する場面があり興味深く見ました。ビルダーさんがスポークを弾いて音を聞きながらテンションを揃えているしシーンがあったのです。

音を聞き分けて調整するときに便利です

スポークテンションを音で判断する方法は昔から行われています。私も同じことをするのですが音を出すのにギターのピックを使っています。これなら簡単に音をだすことが出来ます。手軽にスポークテンションを揃えることが出来るので振れ取り台の横にはいつもピックを置いています。ピンピンと弦をはねるようにして音を聞き分けています。

音を聞き分けてスポークテンションを揃えていくのですがこの方法には一つ欠点があります。それは何kgfで引っ張っているのかが分かりません。基準になる音が何kgfなのか知っておかないといけません。

何kgfで引っ張っているかを知ると調整がし易い  校正器があると楽です

テンションメーターと併用すればいいのですがパークツールのTM-1では正確な数値は期待できません。TM-1はとても誤差が大きいのが難点です。まずTM-1の校正が必要です。校正器はその気になれば簡単に作れます。正確に何kgfかを知る環境を整えれば音で聞き分ける方法はとても手軽で有益です。

音でスポークテンションを揃える方法はとても手軽ですがやっているとキリがないのです。いつまでも完ぺきに音が揃うまでと続けてしまうことがあります。テンションがきれいに揃っていなくてもホイールは使えますのである程度の妥協点を見つけてやめることも必要です。

力がなくてタイヤインストールが出来ない

握力が落ちてきています。最近はタイヤインストールで困っています。タイヤレバーなしでインストールなんてひと昔のことで今はレバーなしではタイヤをはめることが出来ません。

上 バイク・ハンズのタイヤセットペンチ 下 IRCタイヤレバー

何かいい道具がないかと調べていましたところアマゾンでヒットしました。バイク・ハンズのタイヤセットペンチというタイヤインストールに使う道具です。各セラーから出品しています。価格はまちまちですが同じもののようです。こんなところもアマゾンが面白いところです。定価はあるのですが値段はセラーが決めています。

同じものなので最安値のセラーを選んで買ってみました。失敗しても気軽に諦められる値段なので注文しました。翌日届きましたので早速使ってみました。

使ってみましたがこれはとても具合がいいです。勿論今まで通りのタイヤレバーで十分出来るのですが、ビードを上げてリムにセットするのが実に簡単にできます。

手組ホイールファンでは販促になるような道具の説明はやっていません。勿論アフェリエイトはやっていません。ぽちっと出来るボタンも用意していません。自前のネット環境でやっていまして広告付きではありません。使ってみて良かったと思う品物だけを紹介しています。

話を戻します。

タイヤインストールに道具を使うのは邪道と考えておられる方もおられると思います。リムやタイヤを傷めるので手でやるのが一番と思っている人にもお勧めです。実際やってみてリムもタイヤも傷つけることはなかったです。タイヤ交換を素手でできる方はそれでいいのですが簡単にできる道具もあるのでどんどん使えばいいと思います。

この道具は少しばかり大きいので携帯には少し無理がありますがパンクしても簡単にチューブ交換が出来ます。軽いのでバッグに入れても良いかなと思っています。

テンショングラフは分かりやすい

本日ホイールが届きましたと連絡いただきました。ホイールをお納めしましたお客様にはホイールのスポークテンションの状態を記録したグラフをつけて納品しています。グラフがあればわかりやすいとほめていただきました。

スポークテンショングラフがあればホイールの状態がわかり易い

写真のグラフですが一番気になる数字はグラフの上に記されていますスポークテンションばらつき度です。今まで点検しましたシマノのDURAホイールは大体5%くらいでした。このため手組ホイールファンでは5%以上の数値をいつも目標としています。

大体2~3%のバラつきで収まります。前輪は左右のスポークが同じ長さなので均等にするのは比較的楽です。後輪は左右の長さが違うのでバラつきが大きくなりがちです。

ホイール作りのビギナーさんが作ると振れ取りができているのにバラつき度が20%、30%はざらに起こることです。ホイール組の一番難しいところです。ニップルを均等に回していてもうまくいかないことが多いです。

スポークテンションを均一にする一番の利点は振れが出にくいことにあります。どのスポークも均一に引っ張っているなら誤差が出にくいのは自明です。

トルクを伝える力もスポークが均一なら均等に伝わりますので駆動ロスは少ないです。ただこの駆動ロスに関してはわかりにくいと思います。期待したほどではないとがっかりされるかもしれません。今まで使われていたホイールの出来がいまいちなら違いはよくわかると思います。まあそれぐらいと思っておかれるのが良いでしょう。

スポークテンションのバラつき度が大きくても振れ取りが出来ていればよくできたホイールと思います。バラつき度の5%と2%の違いがわかる人はまずいないと思います。

では何が違うのかといいますと振れが出にくいので長く使われても駆動ロスが少ないというメリットです。

また違う言い方で、ばっちりセンターが出ているとよく言います。センターが出ていることはとても大切ですがセンターを出すためにスポークテンションのバラつき度が悪くなることもあります。この場合はバラつきを度優先して作っています。スポークテンションが揃っていればそれ以上悪くなることは少ないのです。手組ホイールファンではテンション優先にしています。

ながながとグラフのことで記事にしていますがリム、スポーク、ハブ、ニップルこの4点で作るホイールですが奥が深いです。

36mm高チューブレスカーボンホイールの作製

ブログにご連絡いただきました。

ロードバイク用のカーボンホイールをこちらでお願いしたいと思っているのですが、どういった事をお伝えすればよろしいでしょうか?

このご連絡の通りです。顔を合わせての商談でありませんのでどういう方法で進めるのかわかりません。メールのやりとりだけで商談しますのでご心配は当然と思います。

こちらから体重と普段乗っておられる地域の様子や乗り方を伺いましてホイールを提案しました。メールでのやり取りはご面倒ですが何回か行います。お客様の疑問点にお答えしながらホイールの提案を行っています。

3種類のお見積りをしました。お客様はその中から選ばれたホイールが次のホイールです。

リム 36mm高28mm幅リムブレーキ 前輪20h後輪24h

   前輪のリム面はオプションで強化リムにしています

ハブ ノバテック 

スポーク ピラーwing21 黒

ニップル DSN

穴なしリム バルブ穴だけ1つ開いています

リムは穴なしリムです。チューブレスでも、クリンチャーでも使えます。リムテープがいらないのでメンテが楽です。チューブレスで使うときはシーラントが必要ですが、シーラントなしでも3,4時間乗れますのでシーラントなしで使うという方法をお客様より教えていただきました。パンクの時はチューブを入れる、これは簡単です。私はシーラントを入れていますがこの方法もアリだなと思います。

穴なしリムでのホイール作製はニップルに特殊な磁石ネジを取り付けて一つだけあいているバルブ穴に入れてニップルを磁石で取り出していく方法を取っています。面倒ですがこの方法がベストと思います。

ニップルをスポークに取り付けるのに失敗するとニップルはコロンとリムの中に転がります。失敗しましたニップルはあとで取り出すのですがリムを振り続けて取り出します。

調子のいいときは失敗なしで出来るのですが大概は1個か2個は失敗します。そのまま作業を続け仮組が終わった時点で失敗のニップルを取り出します。リムを振り続けてポロンと出てくるまで振ります。仮組までが大変ですがこれが終わると普通のホイールと同じです。

前輪644g
後輪823g
オプションでブレーキ面の強化ができます ZIPPのリムにもつかわれている方法です

組みあがりましたホイールですが、前輪644g後輪823g合計1467gです。

剛性が高いカーボンリムは駆動効率がいいです。理由はリムが体重で凹まないからです。リム高が高いほど凹みが少ないのですが重量も増えます。風の影響も受けやすいので50mmくらいまでが一般的です。今回のリムはどちらかといえば低いほうですが風の影響が受けにくく重量も軽いのでお勧めリムです。

お客様はクロモリフレームに取り付けられる予定です。クロモリフレームにカーボンホイールは独特の雰囲気があります。クロモリのしなりが剛性高いホイールを受け止めてくれますので疲れにくい乗り味を楽しめます。