キンリンのTB25で作ったチューブラーホイールが今5セットあります。ハブはどれもシマノハブで作っています。いろんなタイプで作っていますが基本はすべて3クロスです。いろんなスポークの組み合わせで作りました。

最初のころは星のスターブライトで作っていました。2mmの太いスポークが32本ありますのでとても剛性が高く硬い印象でした。最初はこんなものだと思って乗っていましたがスポークで乗り味が変わることを知ってDTのコンペティションに組み替えたり、サピムのLaserで作ってみたりと徐々に内容が変わっていきました。何度も組み替えしていますのでこんなに増えてしまった訳です。
作ったホイールがタイヤとスポークで印象が大きく変わることを知りました。いろいろ試した結果落ち着きましたのは、廉価版タイヤではコンチネンタルのGiro、高級版ではヴェロフレックスの高級タイヤです。どちらかといえば乗るよりも作るほうが多いので試したタイヤの種類も少ないですが高いタイヤと安物タイヤははっきり違うことが分かりました。

タイヤにお金をかけるのが一番安価なチューンアップといいますがまさにその通りです。しかし一般にはそんなにとっかえひっかえできるものではありません。
何故5セットもあるのかといいますと理由はコスパです。いろいろ作って比較してきましたので自然と増えてしまいました。ホイール作りの勉強には最適です。
TB25で作ったホイールはとても安価にできます。高級タイヤ1本の値段でホイール一つが出来てしまいます。チューブラーにすると外周部が軽いので漕ぎ出しが軽くよく走ります。チューブラーのタイヤ交換は簡単で、おまけにホイールはリーズナブルな価格というのが理由です。
ホイールは多スポークで作っていますのでロングライドに最適です。郊外でパンクしてもテープで貼り替えれば楽に交換できます。

またTB25を2本買ってしまいました。クリンチャータイヤ1本分の価格でした。今では人気のないチューブラーですが食わず嫌いの方には是非お勧めしたいTB25ホイールです。