前回アルミリムブレーキホイールをご注文いただきましたお客様よりご連絡いただきました。今回はカーボンディスクホイールです。自転車を何台も持っておられる方が多いのですがお客様もディスクブレーキ仕様のロードを組み立てるといっておられます。ホイール注文でご連絡いただくお客様はご自分でバイクを組み立てられる方も結構多いです。ベテランライダーさんは目が肥えています。こちらも正しく評価いただけるように頑張るだけです。
ディスクカーボンホイールのご要望は以下の通りです。はっきりご希望をいただきますと提案しやすいです。
希望要件
・リム素材:カーボン
・リム高:30~50mm程度
・リム幅:700×28~32Cタイヤに最適なもの
・タイヤ:チューブレスタイヤを使用予定
・ブレーキ形状:センターロック ディスク
・フレーム:Trek Domaneを使用予定
・乗り方:街乗り・ロングライド(レースはやりません)
・予算:10万円程度
このようなご希望です。このようにお知らせいただきますとご提案しやすいです。
36mm高と46mm高のホイールを提案しました。価格的にはリム価格の違いで僅かの差です。お客様は46mmを選択されました。
この36,46mmはほとんど同じ数量の納品数です。どちらも使いやすいホイールですがどちらかといえばやはり46mm高は平地に強いと思います。
仕様は次の通りです。
46mm高28mm幅 カーボンリム
ハブ TNI REVOハブ
スポーク ピラー ウィング21 黒
ニップル Squorxpro 黒
最近のご注文いただくホイールは修理品のカーボンホイール以外すべて穴なしリムです。リムテープのいらない、リム打ちパンクのないリムのご注文ということは作り手には面倒なリムですが使われる方には本当に扱いの楽なリムといえます。チューブレスのテープ貼りが面倒だからクリンチャーに戻す方も結構おられると聞いています。経済的にも有利なリムです。
スポークテンションを出来るだけ均一になるように仕上げます。出来上がりテンションは次のグラフです。穴なしリムを使ってスポークテンションばらつき度を5%以内にするというのが当ホイールのウリです。何故5%かといいますとDuraホイールが約5%のバラつき度といわれています。まあこの数字を目指し上回ろうということです。
乗られた感想をまた聞かせていただけることが楽しみです。