カラースポークを使ったチューブラーホイールです。
長年スポークの調整を行いながら使っていました。使用ホイールの中ではまだまだ使えるのですがスポークの色が一部はげ落ちてきていますので作り変えることにいたしました。
ニップルにオイルを注して回りやすくしています。一手間かけて一度緩めてからスポークをカットして取り外しました。
ハブとリムはそのままでスポークとニップルを変えました。
スターブライト#15ストレートを前後に使うことにしています。ニップルはDT#15アルミです。前回の記事では組み換えホイールにアルミからブラスにしました。今回はアルミニップルにしてみました。ねじ部分が0.2mm変更になったのでニップルの中央部分は厚くなったことになります。言い換えればニップル自体は丈夫になったとみています。
今回の組み換えでホイールの姿は全く変わりシルバーのホイールになります。 とても美しい個性的なホイールに変身です。
組み方はオーソドックスな3クロス組です。組みあがり後は後輪左ノンドライブサイドにはソルダリングを行うことにいたしました。はんだ部分がぴかっと光りホイールの造り込みを表現でるように思えます。
リムTB25は440g前後で軽量ですがリムハイトがあるので剛性が高くチューブラーホイールにはおすすめのリムです。2本で1万円前後です。ハブは旧バージョンのシマノ105を10速で使っています。36hですので最近ではめったに見ることがないホイールです。
スポークが沢山あって古い仕様ですが最近は黒いホイールばかりなので逆に個性的な感じがします。
いちばん肝心なところがタイヤです。タイヤの影響力は一番高いと思います。新しいタイヤに替えると最初の漕ぎ出しでおっいいぞと感じてもすぐに慣れてしまいますのでタイヤの重要性が薄れてしまいがちですがまずはタイヤですね。タイヤの力は大きいです。
ヴェロフレックスのチューブラータイヤ「カーボン」をインストールしました。
リムの剛性とスポークの太さがホイールの性能に大きく影響すると考えています。意外とスポークの空気抵抗は影響力あることはあるのですが割合は少ないと思います。多スポークホイールは空気抵抗が邪魔して走らないのではと思われがちですが心配はいりません。競輪では36hです。
こうしてグリーンからシルバーに変身にましたホイールはちょっとした武器になりそうです。手組ホイールは汎用部品で作るため何度でも楽しめます。