『手組ホイール』をキーワードで調べていましたら手組ホイールで有名なブログに当たりました。
18万と高価なレイノルズのアサルト後輪のスポークテンションがぬるいので組み替えてほしいと依頼があり組み替えたという記事です。
依頼前のレイノルズはスポークテンションが緩くてシュータッチをするということです。レイノルズのアサルトは設計が悪いだめなホイールで私が組み替えてよくなりましたという内容です。
読んでみて気になったことは組み換え前はどのくらいのテンションであったのか、そして組み換え後のスポークテンションはどのようになったのかを知りたいと思ったことでした。
組み換え後のスポークテンションを計算したいと思います。
組み換えに使われたエボライトハブ24hを使ってリムERD580mmのアサルトに近いリムでスポークテンションを計算しますと下記のようになります。
左右スポークを2クロス2クロスで組みますと次のテンションです。
テンション比率は45:100です。
左右スポークを左3クロス右2クロスで組みますと下図の通りのテンションで計算されます。念のため違う計算ソフトSpocalcを使ってみます。
Spocalcでの計算です。
このソフトでも同じ結果です。
左3クロス右2クロスにすることによりスポークテンション比は左47:右100です。2%上げることができます。
この結果から右ドライブサイドを120kgfで仕上げますと左側は56.4kgfです。これはあくまで理論値です。
レイノルズアサルトは18万円の定価です。高価なので私も買って調べてみようということには簡単にはいきません。組み換え前のアサルトのスポークテンションはどのくらいだったのか知りたいです。