Primeアルミホイールを購入しました。理由は価格です。他に理由がありません。驚く価格でしたのでどんなホイールか調べたくなり買うことにしました。
これでプライムホイールは2セット目です。ディスクホイールの時に記事にしましたが今回もびっくりしました。
いつもの通りホイールは重量とスポークテンションを測ります。
前輪840g、後輪1145gと非常に重いホイールです。この重さはカタログで事前に知っていましたので承知で購入しました。重いホイールは予想外に走るものです。一般的には軽いほうが良いのですが重いホイールは走ります。
スポークテンションは上図の通りです。前輪、後輪ともに驚くばかりのスポークテンションです。
先ず前輪です。スポークテンションを測りますとバラつきがあります。
後輪もバラつきがあり、非常にハイテンションで作られています。びっくりします。こんなに高いテンションではハブ、スポークの疲労が早く傷みやすいのではないかと思われます。
前後輪を私のやり方でストレスリリーブを行いました。通常なじみだしと呼ばれています。私のホイール作りは海外の本で勉強して始めましたのでストレスリリーブになってしまします。
私の方法でなじみだしを行いますと次のグラフになりました。
購入時点のスポークテンションはすっかり整えられています。スポークテンションもバラつきなく収まっています。
こうなるように考えて手を抜いて作ったホイールなのかわかりませんが驚くばかりのテンションバランスです。ニップルは回していません。ホイールは再度売りに出しても良いくらいのテンションバランスになりました。
リムはチューブレスレディーリムを使っています。チューブレスタイヤ、バルブ、シーラントを用意すればチューブレスホイールとして使えます。これは一つのプラス材料です。1万円ほどでチューブレスホイールを使うことができるのは大きいメリットです。
ハブを調べてみました。前後ともにシールドベアリングを使っています。前輪ベアリングは容易に取り換えできますが後輪ハブは少し難しいように思います。心棒は鉄の心棒を使われていますのでシマノハブと同じですがシールドベアリングを使っていますのでカップアンドコーンのシマノハブのようにメンテナンスは簡単にはいきません。ベアリングの取り換えは難しそうです。見た感じでは部品入手が難しいハブのように見受けられます。ノバテックやバイテックスのハブのように簡単には部品が手に入らないと思われます。ベアリングは普通のベアリングですのでやる気になればできそうですが力を入れただけの見返りがなさそうです。
私の評価としましてはメンテナンス部品が容易に手に入らないので分解した後も楽しめるホイールではありません。
1万円ほどでチューブレスホイールが手に入るのはメリットと思います。しかしメンテナンスを自分で出来る人に限ります。でもこの値段で買えるので試しに買ってみるのも良いかと思いますがすぐに嫌になるでしょう。練習用と割り切るならいいかもしれません。