2:1組ホイールの作製注意点

ご存知の方には当たり前の話ですが知らない方もおられると思いますので2:1組を説明します。

2:1組は一般には左スポーク7本右スポーク14本、左スポーク8本右スポーク16本の2種類があります。G3組のホイールは左スポーク1本右スポーク2本の3本グループが7グルーブもしくは8グループのホイールです。

2:1組では3本で1グループの構成です

1グループのスポークはギア側から2本反ギア側から1本で1グループとなります。各スポークは右左右、右左右、右左右、右左右、という流れでホイールは構成されています。

①アルミリムの場合リム穴はリムの中央に穴が開けられて角度はついていませんので右左右、右左右、右左右の流れでも穴の位置は変わりません。

②カーボンリムの場合はアルミリムと同じように穴は中央にあけてあるのですがスポークの角度に合わせて穴をあけています。

1:1組の場合はスポークが右左右左と順番に並んでいますのですリム穴も右左右左と角度がついて開いています。

2:1組では右左右、右左右、右左右と穴に角度がついています。カーボンリムで市販の24穴リムを使って2:1組ホイールを作る場合2:1組は出来ません。

穴の角度が違うのでリム穴に無理な力が加わりリム穴が破損するかもしれないのが理由です。

ENVEホイールの場合リム穴に工夫がされていますので右からでも左からでも対応できるように穴の工夫がされています。お客様より教えていただいたTipsですが最近知りました。

以上、組んだことがある人ならわかる話ですが、何のことやらという感じだと思います。カーボンリムでは組み方で穴の角度が違うので注意が必要ということです。

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