昨年の9月にご注文いただきましたリム高約46mmのディスクホイールの再調整依頼を受けました。レースなどシーズン予定が終わり一度見てほしいとお預かりしました。
タイヤを外してみますとこのようになっていました。
お客様にシーラントの名前を伺いますとマクハルのシーラントをお使いです。
シーラントをはがしていく感じで取り除くことが出来ました。いつも液状のシーラントでしたので初めてです。使い方を調べたのですが、タイヤ内部に膜が出来たら余分なシーラントを抜き取るという方法を取ります。重量を軽くできる利点がありますのでレースに出る人にはいいかなと思います。
タイヤを外してスポークテンションを調べましたが特別ニップルをさわることもなくホイールをきれいにするだけで終わりました。お客様にもこのことをお知らせしています。
ホイールを仕上げるときに時間をあけて何度も馴染みだしを行った効果が出たようです。作るのに時間が掛かりますがスポークテンションを出来るだけ均一になるように手をかけて仕上げると後が楽です。振れが出るホイールは改善の余地があるホイールということです。
自慢げになることは慎まないといけませんが、半年たったホイールを再点検してほとんど触るところがなかったことが分かり喜んでいます。知らなかったシーラントも知ることが出来ました。最近お客様から新しく前後で1260gのホイールをご注文いただきましたので新しいホイールのインプレをいただけるようです。ただ単にホイールを作って、納品して、終わりではありません。ありがたいことです。
おおー! すごいですね。
丁寧な馴染み出しの効果もすごいけど、ライダーさんの扱いも丁寧なのでしょうね、段差の抜重とか。
お見事です。
ああ、ホイールアップグレードしたいなー!