軽量カーボンリム、ブーストハブを使ったカーボンホイールをご注文いただきました。組み立てはほぼ完成しましたので一晩おいておきました。
昨晩のスポークテンションのグラフが次のようなグラフです。一応完成していますがまだ手直しが必要です。一晩そのままに置きまして翌朝作業を始める前にスポークテンションの状態を見てみました。
このグラフを見て驚きました。大きく変わっています。約半日そのままにしておきました状態はドライブ側のテンションが下がって、左非ドライブ側が上がっています。勿論センターはずれているのですが、時間をあけるとこんなに違っていることに驚いています。
リム高が低くて260gのリムはカーボンといえどもやはりリムの剛性は高さのあるリムと比べて柔らかいと思います。リム高があればこんなに変わらないと思いますがやはり変わることは必然です。
常々、馴染みだしは時間をあけるといっていますが理由がよく分かります。数値化すれば一目瞭然です。馴染みだしを何度も繰り返せばスポークテンションは変化しなくなり最終的な仕上がりとなります。