46mm定番ホイールの振れ取り再調整

レースで落車されたお客様よりご連絡いただきました。ホイールの再調整のご依頼です。

レースが終わってそのまま送ってこられました

スポークテンションが大幅に狂い、タイヤをつけたままお送りいただきました。幸いにもリムには損傷なくクイックだけが使えなくなりました。

今回はスポークの取り換えも要りません。ホイールの再点検で済みます。ただタイヤ外してリム、タイヤをきれいに新品状態に戻すのは結構時間が掛かります。

このような手順で作業を進めます。

・レバーを使ってタイヤを外す

・タイヤのチェックと汚れ除去、特にビード部分には注意が必要です。シーラントの残りがついているとビードは上がりません

・リムをきれいにふいて点検、汚れ除去。リムのヘリをきれいにすることが肝心です

・スポークテンションの再調整

・バルブのチェック

・タイヤ装着、ビードクリームを使うと楽です

作業で大変なところはタイヤを外してきれいにするところです。タイヤレバーではずすのは簡単のようで大変な作業です。

チューブレスタイヤで運用するのは意外と厄介なことです。新品の時は簡単にビードが上がります。石ケン水でビードは上がるのですがタイヤをはめるときにクリームを使うととても楽です。最近使い始めたのですがもっと早く使えば良かったと思っています。ビードクリームは安価に手に入りますのでお勧め品です。

各スポークのテンションを出来るだけ揃うように再調整します

自転車は買った時からメンテナンスが始まります。フレームに関しては個人でグレードアップやメンテナンスが出来る人も沢山おられます。しかしホイールのメンテナンスを個人でやるのは難しいものです。手前味噌になりますが何かの時に連絡できるビルダーがいるのは安心です。保険付きのホイールを買ったようなものです。

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