今作業中のカーボンホイールの組み立てが終わり一回目のストレスリリーブ(なじみだし)も終わりました。
いつもホイールは一日、二日おいてから再調整していますのであまり気にしなかったのですがどのくらい変化しているのか見てみました。
ホイールは仮組の時に一回、仮組終了で一回と2回ストレスを取っています。
今日3回目になるのですが測ってみました。
1日前のデータと大きく変わりませんが次のグラフのようになります。
やはり少し変わっています。1日置くとなじむというかキンキンに張っていたスポークも休息取ったようです。129kgfから126kgfと少し緩んでいます。右ドライブ側を少しテンション上げて戻すことにしました。
ストレスリリーブ(なじみだし)でリムを床に於いて踏みつけるような手荒いことをする人がいますがこれは厳禁です。スポークを握ってなじみだしするのが一番リムに優しい方法と思います。10年ほど前ある自転車屋さんがこうするんや!と教わったことがありましたが一番リムにひどいことをしていることが後でわかりました。スポークを握る方法が一番良いと思います。
このホイールは3回目のなじみだしです。ここまでするとほとんど変わりません。しかし後もう一回行います。長く使われても振れは出にくくなります。偉そうなことを言っていますがちょっとした疑問の積み重ねと思っています。