前輪チューブレスホイールが空気漏れ

私のお気に入りクロスバイクはチューブレスホイールで乗っています。約6気圧弱の空気圧でチューブレスホイールに乗りますとクリンチャーホイールとは違う乗り味です。うまく表現できないのですが芯があるのにまろやかな感じでとても気に入っています。

 

バイクに乗る前ホイールを確認しますと空気が漏れてタイヤは凹んでいました。チューブレスタイヤをはめて半年くらい経ちますのでタイヤ自体の穴あきのパンクではなくどうもリムテープの劣化のようです。

 

タイヤを外してタイヤ外周を目視点検しました。タイヤに穴があいたのではないようなのでリムテープを貼り替えることにしました。

シーラントがこびりついたタイヤ
シーラントを取り除きました

タイヤはきれいにシーラント分を除去します。タイヤを洗ってから時間を取って一日乾かすことにしています。一日経っていますのでタイヤのヘリ部分にはシーラントの固まったゴム状のものを取り除きやすくなっています。皮手袋をしてきれいに取り除きました。

 

以前にタイヤをきれいにしなかったことが原因でうまくビードが上がらず困ったことがありましたのでタイヤはできるだけきれいな新品状態に戻すことを心がけています。

皮手袋で指を保護します

タイヤのヘリ部分は特に注意してシーラントをきれいにこすり取ります。指先を痛めるので皮手袋をはめてこすり取っています。

皮手袋でやるととても楽です。指を痛めません。だれかに教わったという方法ではありません。私なりの方法です。タイヤはとにかくきれいにすることです。

ポリイミドテープの一回巻き

リムもきれいにしました。テープのゴム状接着ノリもこすり取ります。油分をアルコール等でふき取り新しいテープを巻きました。今回はポリイミドテープを使っています。3Mのテープもなかなかいいです。どれも1回巻きにしています。重なる部分は10cmほどです。テープの情報はベテランのお客様より教えていただきました方法です。

右3Mテープ 左ポリイミドテープ
石ケン水のスプレー

IRCのH.Pより

定番の石ケン水をスプレーで吹きかけてタイヤビードを上げますと1回でうまく上がりました。これは事前にタイヤをきれいににしておいたからです。私なりの注意点は以下の通りです。

 

リムはきれいに油分を取る。

タイヤは綺麗な状態に戻す。

テープは1回巻きでよい。

ホイールの調子が良くても定期的に(年2.3回)テープを取り換える

 

 

チューブレスホイールはベテランのライダーさんでもチューブレスビギナーが多いので扱いに困られた方がたくさんおられます。

 

チューブレスタイヤのビードを上げる方法としてはテープの選択、石ケン水、ワックスなどいろんなお作法があります。

 

このようにチューブレスタイヤのメンテナンスは結構面倒なのがこのタイヤの特徴です。チューブレスの乗り味はいいのだが扱いがややこしいと考えられる方が多いと思います。

何事もトレードオフです。片方がよくても片方で面倒なことがあります。私はメリットのほうが多いと感じていますのでチューブレスタイヤを気に入っています。

 

今回は半年過ぎたところで空気が漏れました。やはり最低年2回のチューブレスホイールのテープ貼り替えは必要です。早めがいいですね。

チューブレスタイヤの情報をシェアして快適にチューブレスホイールを楽しみたいものです。

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