Light bicycleの後輪リムが届きましたので早速作ることにしました。今回は前輪を作成済ですのでセットにするため後輪です。リムは穴なしのリムでチューブレスホイールとして作ります。
ハブ、スポークは準備してあったので作り上げていくだけです。ラジアル組の前輪と違いスポークがクロスしていますのですこし厄介です。
ニップル穴がないので作り上げていくには少し手間がかかります。
ニップルに小さな磁力のついた小ねじを取り付けて一つだけあいた穴からニップルを入れます。磁石でニップルをひっぱり出すのですが一番時間のかかるところです。
リムはオフセットしていませんので通常のリムです。ハブはDURAのFH-9000 28hを選択しています。
24hか28hか迷うところですが4本スポークが増えたから空気抵抗が大きく変わるものではありません。剛性面から28hを選んでいます。
左右2クロスで組みますとリムがオフセットしていませんので理論値ではスポークテンション比率は49:100です。左3クロス右2クロスで組みますと51:100の比率です。2%ですがテンションが上がることで左3クロスにしました。実測ではグラフで示すようにこの比率までは収まりませんでしたが十分使えるテンションには収まっています。
左2クロスで組みますと49%左3クロスで組みますと51%スポークテンションは均一に
ニップルは前輪同様に12mmブラスにすることにしました。1個1gですので合計28gになります。アルミで作ると10g以下です。外周部の軽量化にはアルミが有効ですが今回はカーボンリムですのでガルバニック腐食も考えてブラスにすることにしました。また丈夫さではやはりブラスのほうが勝っていますのでブラスニップルを選択しています。
前後で1565gで仕上がりました。バルブだけを用意すればチューブレスホイールとして使えます。テープは要りません。
ホイールを作り上げた満足感はとても大きいです。