リムをきれいにしました。ミヤタのテープが固着していましたのでヒートガンを使って大体は取り除いたのですが手がだるくなりましたのでストーブの近くで作業することにしました。悪戦苦闘の2時間です。ピカピカになるまでテープを取り除きました。
これからは振れ取りとスポークテンションを調整することにしました。
緩いスポークテンションですがこの状態で使っておられました。
最初はこの状態からです。まずスポークのテンションが均一になるように調整します。スポークは4本でグループになっていますので強弱強弱でバランスが取れています。緩いスポークだけテンションを上げてテンションが均一になるようにします。手間がかかりますがテンションメーターで測りながら作業を進めばいいです。
一度緩い状態でスポークテンションを均一にしてここから少しずつテンションを均等に上げていけばいいのです。同じ間隔で少しずつテンションを上げていきます。
テンションメーターは頻繁に使います。ゆっくり少しずつテンションを上げていけばいいのです。この手順が技術といえば技術になるのですが数をこなせばわかります。
ゆっくり均等に、これしかないと思います。
預かってからのスポークテンションは倍になりました。約100kgfのテンションで納めています。
手を抜かずにこまめに正確なテンションメーターで測りながら作り上げるのがコツです。
スポークをさわれば感覚でわかるという人がホイールのフォーラムで書いている人がいるのですが私にはわかりません。100kgfのスポークテンションをさわっただけでわかる人はすごいと思います。