2:1組の後輪ホイールを分解して調べてみました。

リム 24h 21mm幅 24mm高 503g
ハブ 2:1組専用ハブ 359g
スポーク 2mm 左 ストレートプル
2mm 右 jベント
ニップル 14mm ブラスニップル 頭部ヘキサタイプ 25g




- ハブからスポークを取り外すにはjベントは簡単に取り外すことができますが左ストレートプルスポークはハブを分解しないと取り外しはできません。左側のキャップを外すだけではベアリングをカバーするワッシャーが邪魔をします。軸ナットを緩めて軸棒を外さなければスポークを取り外すことはできません。

- ハブ重量は359gと重いハブです。シマノハブのDURA以外、ティアグラ、105、アルテグラクラスのハブとほぼ同じ重量です。しかし重いから性能が落ちるとかいうのは早計と思います。軽いに越したことはありませんが重いハブは丈夫です。ハブの中央部分シェルが丈夫であることは力が逃げないといわれていますのでシェルが丈夫であることはとても大事なことと考えます。
- 寸法を実測します。左フランジ33mm 右フランジ60mm
左CTF 47.3mm 右CTF 13.2mm
オフセット値が高いので左スポークテンションはわりと緩い仕上がりになります。このため2:1組の組み方で左スポークテンションを上げる設計になっているようです。
- 2:1組用のハブですが仮に左ハブ穴を16穴としてスポークテンション比率を計算しますと27:100になります。この27はスポークが16本で計算していますので8本になりますとスポークテンションは54:100になります。この数値は2:1組にしては非常に低い数字です。比率で計算しますと低いのですが実測値で見ますと63kgfの数値を得ることができています。
- 私はオフセットリムを使ってこのハブで組んでみようと考えています。XR31RT 24hで組めば計算値では76:100で組めますのでやってみる価値がありそうです。