写真を見ていただいておわかりのように左のオイルはシャーベットのように固まっています。右は新しいオイルです。
以前にもこのリンシードオイルのことはブログに紹介しました。しばらく使わなかったリンシードオイルが写真のように見事に固まっているのでわかりやすい例としてあげてみました
リンシードオイルは時間が経つと固まります。この性質を利用してニップルの緩み止めに使われています。
リンシードオイルは安価です。私は東急ハンズで買ったのですがアマニボイル油のキーワードで調べるとこの製造元のHPが出ます。高価なスポークプレップを使わなくても十分役目を果たします。
スポークのねじ部分をオイルに浸すか、ニップルを通して仮組が終わった後にネジ部分に百均で買った注射スポイトでリンシードオイルを一滴ずつ注しています。
スポークテンション上げる前にニップルとリムが触れる部分にも一滴注せばニップルの回転がよくなります。
ホイールが組みあがりますとリムはオイルが漏れてきますがふき取ればいいだけです。
完組メーカーは後でオイルをふき取る手間を省いてオイルは使わないようですが個人では良いということはやればいいと思います。
リンシードオイルが固まるには少し時間がかかりますが1週間ほど経ってみますとオイルは固まっています。ニップルに緩み止めの役目を果たします。