アメリカのホイールビルダーとして有名なRich Lesnikさんのホームページを見てみました。http://handsonwheels.com/faq/です。
FAQのページにこの方の作られるホイールに関しての考え方がはっきり述べられていています。ホイール作りに参考になる事柄を知ることができます。
ブログで書かれた一部です。
- カーボンはゆっくりと腐食が進み突然予測外の事故を起こしたりするのでカーボンリムは使いません。
- アルミニップルは腐食と金属疲労を起こしやすく割れたりしやすいので使いません。ブラスニップルだけを使います。
- 私の作るホイールは普段使いでも手荒に使っても楽しくのれてツーリングにもこなせるホイールです。丈夫な部品を使い多スポークのホイールにすることでトラブルの少ないホイールが出来ます。
- 多スポークホイールはホイールを丈夫にします。安定した乗り心地を得ます。前輪20後輪24hのホイールではスポークが折れるとその場から乗れなくなります。しかし32h、36hのホイールでは振れは大きくなりますが家には無事帰ることができます。
90k以下のライダーなら前輪28h後輪28hまたは32hを、90kg以上なら32/36hまたは36/36hを勧めます。
- 後輪11速に伴いスポークテンションを高くする必要があります。ホイールのセンターを出すと左が緩くなるのでこれを補うために右側を高くします。最近のリムは140kgfのハイテンションにまで耐えうる造りになっていますので最大130kgf近くまで上げることにより左のテンションを上げます。
以上は一部ですがホイール作りに参考になると思いました。詳しくはHPを覗いてください。
私はアルムニップルも使いますしカーボンリムも使います。しかしアルミニップルは腐食しやすいということを念頭に注意して組むようにしています。乗り手の体重も気を付けてスポーク数を考えています。アルミニップルの腐食などなかなか知ることができない話です。有能なビルダーさんの知識、技を参考にさせていただいています。
Rich Lesnikさんは24年の実績あるビルダーさんです。日本とは道路や走る環境が違うのですべてこの人の言うことが通りやればいいというわけでもありませんが学ぶべき基本は同じです。ベテランの技を参考にさせていただいて自分のホイールに生かしたいと思います。
Rich Lesnikさんのサイトも拝見しました。
管理人さんに似ているような気がして、なんだか、楽しく思いました。
駄なコメントですみません。
vpp1300様
いつも読んでいただきましてありがとうございます。
いろんな有名ビルダーさんからノウハウを教えていただいたらだんだん同じ方向に進んでいくのかもしれません。
特殊な話題のブログです。手組ホイールに関心持っていただければ嬉しいです。