ホイールを作るのにとても大切なことはいろんな部品を正確に測ることではないでしょうか?
実は私のコーワのスポークカッターは1mmの誤差があります。たまたま1mm誤差があったということが分かりました。ゲージがついていますので1mm足してカットしていますので別に困りません。
スポークカッターにはゲージがついています。必要なスポーク長にゲージを合わせてカットします。カットしてからねじ部分を転造します。工程は2工程です。スポークをカットしてねじ部分を作るのですが簡単です。あっという間にホイールに必要なスポークは準備できます。このスポークカッターを購入したときは使い方の要領が悪くうまくねじを作ることができませんでしたがすぐに慣れます。
ホイールを何本か作って、あるときニップルホイールを覗いたときにスポークのねじ部分が予定した位置に収まっていないのに気づきました。どうしてもこんなに短いのか最初理由がわかりませんでした。
リムのERD,スポーク長など間違いないかもう一度確認しました。計算ではちょっと長めのスポーク長になっているにも拘わらず短いのです。どうしてそうなのか確かめるためもう一度ばらしてみました。
スポークの長さを確認しますと実際のスポーク長より1mm短いのです。ここで初めて分かりました。カットしたスポークは1mm短かったのです。
これで理由がはっきりしました。ゲージをセットすると1mm短くカットされるということです。このことが分かって以来スポークのカットには1mmプラスしてカットしています。
カットの一回目は間違いないかの確認をしてOKでしたら続けて残りの分をカットしています。この作業以来作業前には長さが間違いないか確認するように癖がつきました。