ホイールを作りの参考書を紹介します。作者のJobst Brandtさんは自転車好きの科学者のようです。
ホイール作りの名著ですが少し内容が固いかもしれません。しかしとても参考になります。
アマゾンで買おうと思っていましたがネットでPDF版がアップされていましたのでこれを読んでいます。
個々にためになる内容が書かれていますが76ページのTIED-AND-SOLDERED SPOKESは面白いです。コンピュータでデータを計測して出した結論は結線には利点がないということでした。しかしこの結線をウリにしているビルダーさんがいるのも事実です。
競輪選手のホイールには結線を施しているホイールが多いと聞きます。爆発的なパワーを出す人には微妙な違いが判るのかもしれません。
近所の自転車屋さんの凄腕オーナーメカニックさんはおまじないですと言っています。
私にはわからないところです。私の実力は35km巡行がギリギリですので効果が分からないのですがTIED-AND-SOLDERINGをやるときもあります。なんとなく格好いいですから。
この参考書はパラパラと興味ある所だけ拾って読めばいいかなと思います。私はPDF版を読みました。参考になるところが多々あります。