チューブラーのパンク

一昨日いつも走る淀川沿いから木津に向かって走るサイクリングロードを走っていました。

木津川沿いのサイクリングロードは道がきれいで全く信号がない道でほんとに気持ちよく走れる道で飽きません。30kmほど走って帰る途中にパンクをしてしまいました。

タイヤは切り取り張り替えます

予備のチューブラータイヤはどんなに近くても忘れず持って出かけますのですぐに取替にかかりました。

今回は後輪です。1年ぶりのパンクです。私はいつもミヤタのチューブラーテープでタイヤを貼り付けています。

いつも持参のナイフ

いつも小刀を持っていますので小刀でカットします。バリバリと引きはがし、残っているテープをきれいに取り去ります。

 

バッグのなかに軍手はいつも入れていますので軍手をはめて残っているテープをこすり取りリム面をきれいにします。

いつも軍手は忘れません

携帯用のミヤタテープを貼り付けタイヤをインストール、軽く空気を入れてタイヤの位置を調整します。

ミヤタのテープ
小さいポンプですが役立ちます

テープのシールを引きはがし、十分な量の空気を入れて完成です。

ざっと15分から20分位です。

チューブラータイヤはパンクが面倒だからクリンチャーの方がいいという人がいますがチューブラーは簡単です。私にはパンク修理はチューブラーの方が楽です。タイヤレバーを使わずにタイヤを取り去りテープで貼るだけですから。あまり力が要りません。

ホイールの軽量化にも楽に対応できます。プロチームがチューブラーなのは理由があるのですね。

 

チューブラータイヤはだんだん選択肢が少なくなっていますがまだまだ優秀なタイヤが沢山あります。ベロフレックスのカーボンは私の好きなタイヤです。しかし最近はコンチネンタルのジロです。練習用のタイヤですがこの安価なタイヤで今の私の乗り方では十分です。人にはいいタイヤを勧めて安物タイヤですかと叱られそうですがジロはいいタイヤと思います。

パンクから話がそれましたがチューブラーは難しくないことをお知らせしました。

前へ2ステップ後ろに1ステップ

スポークの中で一番よく使うのはサピムLaser2.0/1.5/2.0mmのスポークです。DTではレボルーション2.0/1.5/2.0mmが同等品です。共に丸スポークです。

優秀なスポークで軽量化を図るのに役立ちます。上位スポークにCX-RAYがあります。Laserは価格的に1/3の価格です。どうしてもこの価格には負けてしまいます。

 

LaserとCX-RAYを同じリムで作ったホイールの風洞テストを行ったメーカーがありまして結果は1ワットの差であったと報告しました。1ワットでも違いは違いですのでやはり最上のホイールとなるとCX-RAYですね。

 

丸スポークの捻じれるのを防ぎながら回すのですが捻じれが見えにくく扱いにくいスポークと言われています。でもいい方法があります。

Two steps forward one step back

という方法です。

テープを目印に

スポークに小さく切ったテープを貼りニップルを回します。テープを見ながら前へ2ステップ後ろに1ステップです。スポークが捻じれそうになったら少し戻すのです。テープの旗を見ながら回します。旗が捻じれて回ると元に戻すようにします。ねじれがよくわかるので細くてねじれやすいスポークにはとても分かりやすい方法です。

最終的にはプライヤーで押さえますがそれまではこの旗を立てる方法が手軽で簡単です。

おススメです。

ハブを実測

ノバテックのハブでホイールを作ることにしました。

ハブのサイズをネットで調べると

PCD 41/49mm

LCF/RCF 38/17.5mm

 

ハイトゲージの実測では

PCD 40/48.5mm

LCF/RCF 35.8/15.6mm

 

リムERDは603mm

どちらの寸法もwheelproのスポーク長計算ソフトに入力しますと

ネットデータから

2クロス 左292.6/右288.5mm≒293/286mm

 

実測データから

2クロス 左292.6/右288.5mm≒293/286mm

 

どちらも同じ寸法でした。

今回はたまたま同じ結果でしたがやはり実測が大切です。

 

シマノハブに関してはいつもシマノの顧客相談室に電話して聞いていましたが中国、台湾の製品に関してはなかなかデータを得ることができません。データがネットに出ていても果たして正しいかどうかはわかりません。結局自分で測るのが一番です。

ノギスで測れば簡単です。そんなに高いものではありませんのでノギスは一ついると思います。

ノギスは必要です

ヒートガンを使っています

ヒートガンを使っています。

いろんな使い道がありますが,簡単に乾かす時に使っています。

スポークにプレップを塗ったときにこれを使うと簡単に乾かせます。

 

リムのシールをはがす時にこれを使うと非常に簡単です。今まではヘアドライヤーで温めていたのですがヒートガンを使うととても簡単にシールをはがすことができます。

TB25リムのシールをはがしました

熱風を絞って吹き付けることができるからでしょう。すぐに温めることができるためヘアドライヤーの時とは全く使い心地が違います。

シールを温めるような使い道だったらヘアドライヤーでいいと思っていたのですが使ってみて違うのが分かりました。

私は4000円ほどで買ったのですがいい買い物でした。

ヒートガンは結構役に立ちます。

ハブを測ってみる

デジタルのハイトゲージを使いハブを測りました。

デジタルハイト計

ハブはシマノのティアグラクラス

FH-RS400です。グリスをたっぷり入れて使うと上のクラスと遜色ない性能です。

 

  • フランジの外側を計測
  • フランジの内側を計測
  • シマノのデータを使う

 

この3種類でスポーク長を計算します。いつものWheelproの計算ソフトを使います。

リムERDは598mm 3mmオフセット

 

フランジ外側で測ると

左/右 38.8/17.2mm スポーク長は左291.9/右290.0 ≒292/290mm

フランジ内側で測ると

左/右 35/15mm スポーク長は左291.4/右289.9 ≒292/290mm

シマノのデータを使うと

左/右 38.2/18.7mm スポーク長は左291.8/290.1 ≒292/290mm

 

結果は外側でも内側でも変わりませんでした。しかしハブフランジの外側でも内側でもしっかり測ることが必要です。シマノはしっかりしたデータを発表していますがどんなハブでも一度は測ることをお勧めします。