DTのハブツールセット

特別な道具なしでホイールのハブサービスを行う方法がいろんなブログで紹介されています。それはそれでいいのですがDTのハブを使っている人はこのツールセットもっておいても損はないと思います。このツールはよくできています。

使い方はDTのホームページhttps://www.dtswiss.com/en/support/manuals/でわかりやすく紹介されています。私もこのホームページで勉強しました。道具好きにはたまりません。DTが教えてくれる通りすればばっちりメンテナンスができます。

高価なロードを買うのならこのツールセットを買おうと思たのですがやっぱりこれでよかったです。

キンリンリムのシールを取り除く

キンリンのシールをはがして納品できますかと依頼されたことがあります。簡単に納品できますと答えましたが裏に結構難儀した思い出があります。

シールを取ってほしいと依頼されました

キンリンリムTB25チューブラーリムのシールを取ってきれいにしました。

リムのシールを取れてすっきりしています。しかし残念ながらシールは簡単に取れたのですが接着剤は残ます。これはミヤタのチューブラーテープをはがした時と同じです。タイヤは取れたがあとのテープが残りこれをはがすのが大変苦労します。これと同じようなことが起こりました。

シールを取り除くにはヒートガンを使っています。簡単に取り除くことができます。

しかしシールの接着剤は残ってしまいます。

溶剤で溶かしてふき取る方法も考えたのですが原始的な方法で取ることにしました。指でこすり取るのです。ミヤタのテープの時と同じように皮手袋を使って指を守りながらこすり取っています。もちろんこの時はヒートガンで温めながらこすり取るのです。

皮手袋が活躍

皮手袋で指を防御しながらシールあとをこすり取っています。シールはがしの溶剤を使ってもうまくいかなかったので困りました。これならどうかと皮手袋で指を守りながらこすり取りますと本当に楽に取り除くことができました。以来この方法で行っています。

再度、テンションメーターについて

ブログを書いていますと読まれた記事について興味を持たれた話題などがキーワードとしてこちらではわかります。

テンションメーターについて読んでいただいている方が多いので私のブログの中では注目度が高い話題のようです。

 

ホーザンさんのホームページを検索しました。

C-737  ホーザンHPより

TM-1  ホーザンHPより

ホイールビルダーには必需品のテンションメーターについて調べたところ次のQ&Aが載っていました。

以下、ホーザンさんが出されているQ&Aです。

Q.C-737 スポークテンションメーター の校正を依頼したい。

A. C-737の校正は、検査費用が本体新品価格に近い価格となるため通常は受け付けておりません。ご了承ください。

Q.C-737 スポークテンションメーター はプレーンスポーク以外でも使用できますか?

A.本製品はプレーンスポーク専用のテンションメーターのため、バテッド・スポーク、エアロスポーク等はご使用いただけません。

Q.TM-1 スポークテンションメーター の校正を依頼できますか?

A. TM-1の校正は受け付けておりません。申し訳ございません。

TM-1については私もホーザンの方に電話して確認しています。校正はやっておられません。びっくりしたのはホーザンのC-737です。校正する代金が本体価格と同じくらいの代金になるので通常は受け付けていないそうです。

こうしてみると販売はするがあとは面倒みませんいうところですね。     高価なC-737がプレーンな丸スポークしか使えないというのはがっかりです。

まあぼやいても仕方ないですね。ではどうしたらいいのでしょう?

 

解決策

 

1.どこか校正してくれるところを探す。

2.自分で校正して校正表を作る。

自作校正器

3.そのまま使う。

 

1について 私は校正を承っていますので時々ですが校正依頼の連絡が入ります。

2について ご自分でやってみようと思われる方もおられるようです。市販部品を集めて作るだけです。内容はブログに書いています。お勧めします。

3について 私が何度も言うほど気になる話題ではなく乗る人と作る人の思いは違うのでしょう。

ホイール作りの情報を発信しているものとして①②の方が増えてくれればいいなと思っています。

To tie or not to tie?

ホイールのスポークを針金で結んで半田付けする手法が昔からホイールの強度を高めるとして行われてきました。

NDS側をソルダリング

今やこの手法は完組メーカーではほとんどなされていません。手組ホイールを販売されているビルダーさんと個人でホイールを組んでいる人が行っているように思います。

 

Jobst Brandtさんというアメリカのスタンフォード大学で学ばれた伝説的なエンジニアさんがThe Bicycle Wheelという本を出されています。ネットでどなたかがアップしていますので興味のある方は読まれたら勉強になります。

ブラントさんがスポークのソルダリング(針金で巻いてはんだ付け)は有効かという実験をしています。

結論としましてはリム、スポークの強度が増した結果、針金でくくってもくくらなくてもホイールの強度に関してほとんど影響しないとしています。微量に変化はあるがこのソルダリングは大きく影響しないと結論しています。

このThe Bicycle Wheelという本を出されて以来ブラントさんの影響が大きいのかソルダリングはやらないという人が増えたとか。

 

海外でも日本でもいろんな自転車フォーラムでこのソルダリングの話題は出てきます。まあ昔から論じてこられた議題です。手組ビルダーさんはソルダリングをやる人が多いです。あるビルダーさんから伺いました。競輪ではソルダリングは減ったようです。

 

私はこのソルダリングは行うのですが効果のほどはよく分かりません。どちらかというとブラントさん寄りです。

手作り感が高くホイールを作りこんでいるという感じがよく出ていますので行うことがあります。

細い銅線、はんだ、コテ
練習しました

いちばん細い銅線をホームセンターで買ってきました。はんだ付けの道具は百均で購入しました。100円では買えませんでしたがこんなところで買えると驚きました。

ユーチューブでこのソルダリングの仕方を説明している方がいます。How to Solder Wire Tied Spokesです。Jet bicycle wheelsというところのビデオですがこんなやり方もあるのかと参考になりました。はんだコテを使わずバーナーでやっているところが面白いです。

ホイールの軽量化を図るには

ホイールに関して効果ある軽量化はホイールの外周部から考えるのが良いと言われています。

 

順番に上げますと

1 タイヤ

2 チューブ

3 リムテープ

4 リム

5 ニップル

6 スポーク

7 ハブ

以上の順番です。ハブは中心部のため最後になります。

 

この考え方をホイール別に表にしますと次のようになります。ホイールは後輪です。タイヤは一例です。

 

効果ある順位 ゾンダ後輪 重量 手組TB25 32h 重量 手組xr31rt 重量
1 タイヤ コンペティション 215 コンチネンタル 280 IRC 260
グランプリ5000 25c コンペティション25c チューブレスライト
2 チューブ パナレーサー並品 100 0
3 リムテープ 0 テープ 8
4 リム ゾンダリム 500 tb25 440 xr31rt  24h 500
5 ニップル ブラス 21 アルミ 10 アルミ 10
6 スポーク 1本5g 105 1本5g 160 1本5g 120
7 ハブ 250 シマノハブ 350 台湾系ハブ 250
重量合計 1,191 重量合計 1,240 重量合計 1,148

 

こうして表にしてみると

 

  • 効果の高い順にみていきますとやはりタイヤですね。高価なタイヤは軽いのでお金をかけるならタイヤですね。高いタイヤですが費用対効果で見ると最良の対策です。

 

  • 手組チューブラーは一番安価で効果あるとみています。ただパンクすると高価なタイヤも一瞬でだめになりますので皆さん躊躇するところでしょう。

私はホイールの前だけいいタイヤにして乗り心地の良さや、ハンドリングの確かさを得るようにしています。

ヴェロフレックス カーボン
  • チューブはかなり効果あります。パナレーサーRairが74gですのでチューブの軽量化に効果があると考えます。
パナレーサー 並品チューブ100g
パナレーサーRair 74g

 

  • リムテープもシマノのリムテープは15gですのでこれをチューブレステープが代用できますのでテープはとてもいいと思います。
シマノリムテープ15g
チューブレステープ2回巻き8g
  • 一般的にはホイールの総重量に注目されますが一番影響が少ないのはハブですのでメンテナンスが楽で丈夫なシマノハブはもっと使われていいハブと考えます。

 

  • チューブレスホイールはさわれるところがタイヤだけです。固定されています。軽いタイヤをインストールするだけで効果アップです。

 

  • 重い入門用の完組ホイールを安く手に入れてタイヤ、リムテープ、ニップル、スポークの順で取り換えできる範囲でチューンナップしていくのは楽しいです。

テンションドロップについて

ホイールはタイヤをインストールしますとスポークテンションは下がります。タイヤの種類によってテンションの変化は違います。

 

チューブラーホイールはいちばん変化が少ないです。チューブラーのタイヤによって違いますが0~5%ぐらいまで下がるときがあります。

クリンチャータイヤの場合10~15%スポークテンションが下がります。一番下がりが大きいのはチューブレスタイヤです。チューブレスの場合15%~30%ぐらい下がってしまうことがあります。

 

このようにチューブレスではビードがリムを強く締め付けるので大きくテンションが下がります。この下がることについてはあまり知られていないようです。

 

性能の変化についてはあまりデータがないのが実情です。タイヤをはめるとこれだけのテンションが下がりますと詳しく発表されていないようです。

 

性能の点でそんなに影響ないのかもしれません。はっきりわかりません。しかしスポークテンションが緩くなると駆動効率が下がるのはなんとなくイメージできます。

 

新品のホールが1年、2年使いますとなんとなくぬるくなるというか力が入らない感じがするのはわかるのですがこれもはっきりしたデータはありません。感覚で話している感じです。

 

ここにオーダーいただいたホイールのスポークテンショングラフがあります。キンリンのxr31RT 28h サピムCX-RAYで作った後輪ですがテンションはこのようになりました。

左74.9/右120.6kgf

タイヤをインストール後のグラフ

左61.3/右102kgf

IRCのフォーミュラー lightをインストールしました。インストール後のスポークテンションは右ドライブサイドが120から102kgfと下がりました。下がるのを予見してスポークテンションは高いテンションにしています。下がって100kgfをキープしたいからです。ホイールのセンターは右に0.5mmぐらいずれます。

 

クリンチャーではここまで変化しないので最初はびっくりしました。

ホイールの性能にはあまり影響ありませんのでブレーキ部分で調整していました。

 

しかし右にずれるのが分かっているのでチューブレスに乗るのであれば最初から少し左に寄せておけば最初から気持ちよく乗れます。

 

一度センターを出してからスポークの左側のニップルを1/4回転ほど回して0.5mmほど左に寄せておけばよいと思います。

 

もちろんタイヤをインストールしてから再調整するのがいちばんですができないこともありますのでいろんな状況に応じて対処するしかないのですがスポークテンションは下がってホイールは右に寄るということは変わりません。

チューブレスタイヤをインストール

チューブレスタイヤをインストールする時にIRCの説明を読みますと下のように書かれています。

 

組み付け①

最初にリムとビード部に石けん水を塗布してください(図1)。塗布後、一方のビードをバルブの反対側付近からリムセンターの溝にはめ込んでいき、最後にバルブ付近をはめ込みます(図2)。リムフィットが完全でない場合のビード部からの空気漏れが確認しやすいよう、石けん水を塗布し、視認性を高めることをおすすめします。

IRCのHPより

 

石ケン水を湿布するとはどうしたらいいのか?

どんな石鹸水を使うのか?

タオルや雑巾を使うのか、どのくらい石ケン水をつけたらいいのか?

泡が出るくらいに塗り付けるということだがどのくらい塗ればいいのか?

空気漏れがすれば泡が出るというがほんとに泡が出るのか?

 

こんなことで悩みました。

結局は繰り返してやるしかないのです。まあ、慣れの問題ですができるだけ失敗しないようにしたいものです。

 

私はこのようなやり方でタイヤインストールしています。いろんなやり方があると思いますが一例です。

 

最初は石ケン水をどのように塗ればよいのか悩みました。最初はみんな同じと思います。

やり方は簡単なほうがいいと思います。石鹸水の代わりに中性洗剤液をスプレーで吹き付けています。

スプレー吹きに台所の中性洗剤を少量入れて希釈した洗剤を使っています。

リムにタイヤを取り付けるときに位置決めします。皆さんこんなところに細かいこだわりがあるようです。別にどの位置にとりつけても機能は変わらないのですが通常バルブ穴に合わせてタイヤのマークを合わせます。位置がずれると嫌がる人が多いのは確かです。

 

この位置決めしたときにタイヤがリムにくっついています。この時に洗剤をタイヤ、リム面に霧吹きのように吹きかけていきます。リム面の左右ともに洗剤をたっぷり吹きつけます。洗剤でタイヤが滑らかにすべるような感じになりますのでゆっくりはめていきます。

洗剤で滑りやすいのでタイヤがリム面に引っかかることなくはまっていきます。

最後はバルブ部分で終わるようにはめていきます。上図②のようにバルブ部分に向かっていきます。

IRC タイヤレバー

IRCの専用レバーは使っていいと説明書にも書かれています。しかしどの自転車屋さんに聞いても手でインストールしています、タイヤを痛めるので手でやるのがいいですというのですが私はIRCのレバーを使っています。

バルブ付近でIRCのレバーを使いぐっとレバーを引き上げています。レバーを使えばタイヤ部分が傷つくと言われるのですが私の場合うまくいかなかったことはありません。

チューブラーホイールの提案

ホイールビルダーとしてはいろんなホイールを提案していますのでチューブラーホイールが最高ですよというつもりはありません。

クリンチャー、チューブレス、チューブラーといろんなホイールがあり各ホイール一長一短があります。

現状ではチューブラーホイールはカーボンホイールの高級品しか手にいる環境ではありません。要は人気がありません。タイヤ交換に手間がかかるのでどうしてもクリンチャーホイールにメーカーはシフトします。売っていないのでいいか悪いかわからないのが実情ではないでしょうか。

こんな状況ですのでチューブラーは良いですよと言ってもわからない方が多いと思います。下の表で示すようにお小遣いでチューブラーを試せますので是非お勧めしたいと思います。

私は36hで作りました

ホイールの部品を販売しておられる福島のパックスサイクルさんより部品を購入するとして計算してみます。次のような表になります。重量はおおよその重量です。

単価 個数 合計
TB25 32h 440gx2  880g 3,520 2 7,040
星スポークバテッド 5gx64  320g 47 64 3,008
ニップルアルミ 20g 19 64 1,216
ハブ ティアグラ 530g 5,640 1 5,640
合計 1750g 合計 16,904

約17000円で魅力あるチューブラーホイールが作れます。工賃は別です。

このホイールは安価ですが重い初心者向けホイールのように見えます。しかし性能はバカにできません。理由は外周部が高級クリンチャーホイールに比べて軽いことです。総重量ではハブが530gほどありますので重いホイールと思われてしまいますがこれは中心部の重さですので回転には影響はありません。

 

自転車で一番効果のあるアップグレードはホイールです。中でもタイヤがいちばん有効です。転がり抵抗が低く軽量のタイヤをインストールすることが最良のアップグレードといえます。

高級タイヤを使えば乗り味は変わります

高価なホイールで走ると優越感で気持ちいいのはわかりますが安価なチューブラーホイールも性能では負けていません。

 

キンリンのTB25で作ったホイールはリム剛性が高いので前へ進む力が逃げない感じがします。もちろんスポーク数が多いので少スポークホイールと比べて空気抵抗の点では劣っているかもしれませんがスポークの空気抵抗に関しては私個人的には大きい問題ではないと思っています。

乗り手の空気抵抗が最大ですのでスポークになりますとほんのわずかというのが理由です。

ホイールの空気抵抗も大事ですがホイール剛性がいちばんスピードに影響すると思っています。競輪選手のホイールは36hです。スポークの多さは空気抵抗に影響するわけですがあんまり気にしなくていいのではないでしょうか。もちろん影響ないとは言えませんが少ないでしょう。

今回はチューブラーホイールを乗ったことがない人に提案しています。

安価なホイールですがよく走るホイールだと実感できます。ポイントはタイヤです。チューブラータイヤの数は減ってはいますがまだまだ高品質タイヤは沢山販売されています。ツールなどのプロレースではチューブラータイヤを使われています。

是非ともお勧めしたいホイール、チューブラーホイールは一度考えてよいと思います。

Light bicycleカーボンホイールを完成

Light bicycleの後輪リムが届きましたので早速作ることにしました。今回は前輪を作成済ですのでセットにするため後輪です。リムは穴なしのリムでチューブレスホイールとして作ります。

ハブ、スポークは準備してあったので作り上げていくだけです。ラジアル組の前輪と違いスポークがクロスしていますのですこし厄介です。

ニップル穴がないので作り上げていくには少し手間がかかります。

ニップルに小さな磁力のついた小ねじを取り付けて一つだけあいた穴からニップルを入れます。磁石でニップルをひっぱり出すのですが一番時間のかかるところです。

バルブホールが1つだけです

リムはオフセットしていませんので通常のリムです。ハブはDURAのFH-9000 28hを選択しています。

24hか28hか迷うところですが4本スポークが増えたから空気抵抗が大きく変わるものではありません。剛性面から28hを選んでいます。

左右2クロスで組みますとリムがオフセットしていませんので理論値ではスポークテンション比率は49:100です。左3クロス右2クロスで組みますと51:100の比率です。2%ですがテンションが上がることで左3クロスにしました。実測ではグラフで示すようにこの比率までは収まりませんでしたが十分使えるテンションには収まっています。

左2クロスで組みますと49%左3クロスで組みますと51%スポークテンションは均一に

ニップルは前輪同様に12mmブラスにすることにしました。1個1gですので合計28gになります。アルミで作ると10g以下です。外周部の軽量化にはアルミが有効ですが今回はカーボンリムですのでガルバニック腐食も考えてブラスにすることにしました。また丈夫さではやはりブラスのほうが勝っていますのでブラスニップルを選択しています。

前輪18h後輪28h 前後1565g
前輪696g
後輪869g

前後で1565gで仕上がりました。バルブだけを用意すればチューブレスホイールとして使えます。テープは要りません。

ホイールを作り上げた満足感はとても大きいです。

 

チューブラーはがしには皮の手袋を使っています

連日チューブラータイヤの張り替えを行っています。自分のホイールの他に家族のホイールもあるので部屋中がチューブラーホイールでいっぱいです。

タイヤインストールが簡単なのでミヤタのテープを使っていますが剝がすのが大変です。ミヤタのテープは貼るのが楽で手軽でいいのですが何本も取り換えるとなると親指の皮が水膨れになってしまいます。(やった人ならわかります)

2本3本となると親指の皮が大変なことになってしまいますので皮の作業手袋を使っています。

この手袋は作業用の皮手袋です。ミヤタテープを上手くめくり取ることができます。

先ず十分リム部分をヒートガンで温めます。これを行っておきますと作業がとても楽です。

温めたタイヤ部分にマイナスドライバーを突き刺してドライバーを使って引きはがしています。ホイールを股の間に挟んでドライバーを両手でつかんで引きはがしていくのですが私にはこの方法が楽です。人それぞれやり方があるのでこれでないとということはありません。

タイヤを引きはがすとリムにテープが残っていますので皮手袋をはめてテープの残りをこすり取っていきます。テープが新しいと簡単に取れてしまいます。長い間ほっておくとうまく取り除くことができません。最低でも1年に一回はこの作業が必要です。タイヤを外した時に振れ取りも行いホイールの再調整を行っています。

軍手ではテープの残りをうまくこすり取れないのですが皮の手袋はフィット感もありうまく取り除くことができます。少々力を入れてこすっても親指の水膨れが起こりません。

素手でテープの張り替えをやっていたのですがあまりに指が痛くなったので皮手袋をはめてやってみたらうまくテープが剥がれました。以来この方法でやっています。指に水膨れができなくなりました。

力作業には皮手袋が欠かせません。