ティアグラハブの調整

多スポークのホイールにはシマノハブが一番使いやすいと思います。価格、性能、メンテナンス、すべてに於いてとても優秀で世界のシマノを実感します。ハブメンテナンスに関してもすべてシマノサイトから知ることができます。古い部品もすべて調べられますのでありがたいサイトです。

シマノHP、ディーラーマニュアルより引用しました。

メンテナンスの方法も公表されていますディーラーマニュアルを見ればよくわかります。

マニュアルには上位グレード、下位グレードとの互換性、共通部品も記されています。共通部品は沢山使われています。このため見た目は違いますが性能には差がないと考えています。

今までハブをさわっていまして新品状態のティアグラハブはゴリ感がありことが多いです。そのままでも使えることは使えますが少し調整して使うことにしています。

ディーラーマニュアルにメンテナンス方法が書かれていますので同じようにメンテすればいいのですが楽に行うにはバイスを使うほうが簡単です。

バイスに固定するのが一番楽です。
プライヤーレンチとハブスパナを使っています。
プライヤーレンチで左ロックナットを少し緩めてハブスパナを使って左玉押しを緩めます。新品状態から1~2mm動かすだけです。

バイスにフリー側のナットを挟んで固定します。左ロックナットをハブスパナで緩めるのですが私はプライヤーレンチでロックナットを1~2mmゆるめてから左玉押しナットをハブスパナで同じように緩めて終わりです。ゴリ感はこれで取れますが緩めすぎてもうまくいきません。すぐに慣れますが軽く回るように調整してガタついていないかもよく見ます。ハブをバイスに固定するのが一番楽です。

丁寧に調整しますと下位グレードのハブが驚くばかりによく回ります。締めすぎず緩めすぎないところに玉押しナットを調整する。整備好きの人には楽しい時間です。

ベテランの方が読まれると笑ってしまわれる内容ですが誰でもみんな最初は素人です。

銀輪ホイールのご依頼

銀輪ホイールをご注文いただきました。32穴リムの多スポークホイールです。リムはキンリン社のXR26T/RTリムを使用しました。

前輪 464g 剛性の高い優秀なリムです。
後輪475g オフセットリムのほうが少し重いです。
左がオフセットリムです。穴の位置が3mmずれています。

銀色の24mm幅26mm高、後輪がオフセットリムです。3mm寄っているので後輪の左右スポークテンション比率は10%ほど改善されます。オフセットリムの威力です。重量は460~470gで剛性の高いリムです。

お送りいただきましたシマノ105ハブです。

ハブはシマノ105ハブを使います。お客様よりお送りいただきました。後輪ハブの回転が少し重い感覚でしたのでほんのわずかですが緩めることにしました。シマノハブは育てる感覚があります。自分で調整出来るところがいいです。

リム キンリンXR26T/RT 32h

ハブ シマノHB-R7000、FH-R7000 32h

スポーク 前輪 サピムLaser2.0/1.5/2.0mm 

     後輪 左Laser2.0/1.5/2.0mm 

        右コンペティション2.0/1.8/2.0mm

ニップル ブラス

前輪 805g 後輪 1058g 前後 1863g

前輪805g
スポークテンションが揃っていることが一番良いところです。
後輪 1058g ハブが重いのでこの重量ですが回転性能はとてもいいです。
スポークテンションが揃っています。左テンションが高いので駆動効率がいいです。
銀輪ホイールは美しいです。

計測すると重いホイールですがハブが前後500gほどありますので台湾メーカーのハブと比べて200g重いことが原因です。中心部の重さですので回転には影響ありません。自転車自体の総重量は増えますが何事もトレードオフの関係でメンテが楽、丈夫でよく回るこの長所はとても有益です。スポークが32本あることも空気抵抗が増えると考えられますが、地面からの振動を吸収するというメリットがあります。1本スポークが折れても振れが出るだけで無事に帰宅できる安心感があるホイールです。

インプレを送っていただけそうなので楽しみにしています。

ニップルレンチについて

ニップルレンチはとても大切な道具です。いろいろ使ってみました。それぞれ好みがありますのであれこれ言うのはどうかと思いますが使いやすいレンチの話をしたいと思います。

いつの間にか数が増えてしまいました。
扁平スポークにはDTのレンチとスポークホルダーの組み合わせが使いやすいです。

最近はDTのニップルレンチを使っています。今まではピラーのレンチがメインでしたがDTのレンチは使いやすくてとても気に入っています。

扁平スポークを使うときにはスポークホルダーと一緒に使えばとても楽に作業ができます。

DTの組み合わせはとても使いやすいです。流石にホイールメーカーの品物ですのでよく考えられています。

パークツールのレンチです。頭の部分を切り取っていますのはスポークに添いやすいように切り取っています。

パークツールのニップルレンチ3種類持っていますがほとんど使いません。理由はニップルを2方向で支えて回しているからです。この2面式ではニップルをなめて、潰してしまうことが多いのでほとんど使いません。大きく力を入れないときは簡単にニップルを回せますので序盤の作業には使いますが力を大きく加えるときには不向きのレンチです。

やはりニップルを3面、4面から力を加える方式でないとダメです。

ピラーのレンチとスポークホルダー
サピムのレンチ

その点DT,ピラー、サピムのレンチは安心のレンチです。購入されるなら3面。4面で支えるタイプを勧めます。このタイプでないとニップルをつぶしてしまうことになります。長く使うものですのでここはいいものを使うべき道具と思います。

パークのレンチは軽くニップルを回すときにはニップルにはめやすいので手軽ですが大きく力を入れるときには3面、4面のレンチを使うのが良いかと思います。

テープ貼りのアイデア

昨日お客様よりご連絡いただきました。いろんなアイデア、情報のやり取りをしています。超ベテランのライダーさんです。もちろんご自分でバイクを組み、ホイール組をされる方です。経験豊富な方のご注文で驚きましたがホイールのオーダーいただきました。2セットもご注文いただいています。

お納めしましたホイールはDTのRR411リムで作りましたホイールとキンリンのXR31T/RTを作らせていただきました。他にもたくさん保管する場所がない(ご本人からのお話です)くらい沢山お持ちのようです。

マヴィックのクリンチャーホイールにチューブレスタイヤを試しにインストールされた時の写真です。

今回、写真とは別にいいアイデアを教えていただきました。

いつも行かれているショップの店長さんがレベルの高いメカニックさんのようです。

チューブレスホイールのテープ貼りの方法ですが一度テープを貼り終えてからクリンチャータイヤで空気を入れて一日置いておくと良いとのことです。この方法でテープをなじませるのです。

なるほどと思いました。

クリンチャーチューブでテープを一度押さえ込んでから再度チューブレスタイヤをインストールするというやり方はナイスアイデアです。時間はかかりますがうまくテープを押さえつけることができます。

テープ貼りは自転車乗りの必須科目です。テープ貼りがうまくいかない方にお勧めです。特にDTのアルミリムは梨地仕上げですのでざらつき感があります。なかなかうまくいかないことが多いのですがこの方法ならしっかりと張れるような感じです。

私は試したことがないのですがうまくいきましたら教えてください。

リムテープ2回巻きで9g

雨なのでよく使うクロスバイク前輪ホイールのリムテープを交換しました。ホイールはチューブレスで乗っています。

タイヤを外した時のテープです。
空気圧でリム穴の場所がよくわかります。

約半年たちます。おおよそですが年2回の交換をしています。とても面倒なことですがテープは劣化しますのでこまめに交換することが必要です。

ここに紹介する方法は誰々に教わったという方法でありません。いい方法があればお教えください。

注射スポイトでシーラントを抜き取っています。再利用していますが特に問題ありません。

タイヤレバーでチューブレスタイヤを外しますとシーラントがタイヤの中に残っています。勿体ないので注射スポイトで取り出して再利用しています。これがタイヤにいいのか悪いのかよくわかりませんが貧乏性なので捨てないでもう一度使ってシーラントを追加しています。タイヤにいいのかわかりません。

ビードにシーラントが固まった滓が残っていますがこれは必ず取り去らないとうまくいきません

タイヤは必ずきれいに掃除します。ビードの部分には固まったシーラントがこびりついていますので綺麗に取り除きます。これはしっかりと行っています。タイヤを新品状態に戻しておかないとうまく空気が入りません。これは何度も経験済みです。ビードが上がらない場合はシーラントの滓が残っているのが原因です。

テープは1回巻きのほうがいいと伺うことが多いのですが、私はテープ強度を上げるために2回巻にしています。空気漏れを防ぐには1回目が大切です。ふくらみがあるとその場所から空気が漏れます。ピッタリとリムに貼りつくように布切れを使って押さえていきます。2回連続で巻くと空気のふくらみができやすいので一回ごとにテープを切っています。細かいことですがこのほうがうまくいきます。2回目は補強の意味合いが強いです。

リムによってテープの相性があるようです。キンリンのリムはリム面がツルっとしています。とてもテープが貼りやすいです。DTのリムは少しざらついていますのでテープの選択が難しいように思えます。DTリムにはDTのテープが良いとよく聞きます。

バルブ1個4g
2回巻きで9g

バルブは4gでした。テープは9g、シーラントが約30gです。30g以下の超軽量チューブが販売されていますので上記のように面倒なお作法が嫌な人はチューブがいいかもしれません。乗り心地はチューブレスのほうがいいと思います。

穴なしリム

先日穴なしリムを使ったカーボンホイールをお納めしましたお客様より連絡いただきました。テープ貼りのないのがいいですと仰っています。これからはこれかもしれません。

フリーの爪が立たないトラブル

ノバテックのハブを使ったホイールをお納めしましたお客様よりご連絡いただきました。

初乗りで調子よく走れたのですがフリーが空回りする場面があったようです。

ホイール自体はよく走るといっていただきましたがハブの調子が悪かったのです。

こんなことが起これば通常慌てるのですが一度経験があります。理由がある程度想像がつきました。

写真をお送りいただきました。参考になると思います。

フリーの爪が立たない状態です。グリスが原因のようです。

ハブフリーのグリスが固まっていてラチェットの爪が立たなく空回りしてしまったのです。

新品のハブでもこんなことが起こることがあります。何らかの理由でハブ内に塗られているグリスが固まっていたのが原因です。グリスを塗りすぎるのもよくないようです。

グリスを拭き取り再度組み立てるときれいに爪が立ちます。ハブ用のグリスを塗りなおしていただきました。

お客様はハブを分解して作業ができる方なのでグリスをふき取っていたただき、お送りしたハブ用のグリスを塗って様子を見ていただくことをお願いいたしました。

果たしてやはりグリスが原因でした。固着したグリスを取り去り、新しいグリスを塗ることで解決できました。爪が立つようになったと連絡いただきました。

新品のハブでもお客様には申し訳ありませんがトラブることもあります。2回目のことなので何とか解決ができました。ご迷惑をおかけしましたがご理解いただけました。ちょっと引き出しが増えた感じです。

キンリンリムR22T/RTホイールのインプレいただきました

24mm幅22mm高のキンリン社リムを使ったホイールのインプレをお送りいただきました。沢山の方々より良いホイールと評価いただいています。

今、ホイールの材料は手に入りにくい状況ですが今後の参考になればいいと思います。

後輪 XR22RT24h
後輪スポークテンショングラフ
前輪 XR22T 22h
前輪スポークテンショングラフ
左センターホールリム 右オフセットリム

以下お送りいただきました感想です。

新しいホイールで1週間ほど走ってみたので感想をご連絡させて頂きます。

簡単に私の環境をご説明しますと、バイクは自作のフラットバーロード(一月ほど前にフレーム組み替えをしました)で

乗り方は街乗りと、休日は4~50Kmほどのサイクリングになります。

タイヤはパナレーサーの28Cアーバンタイヤで、ホイール交換前後で同一のものを使用しています。

軽さについて

 交換前のホイール(シマノWH-R501)と比較して540gの軽量化となりました。

 フロント:905g→678g (-227g)

 リア:  1188g→875g  (-313g)

   ※どちらもリムテープ込み、クイックは除く

 この軽量化の恩恵は走り出し、中間加速、上り坂といった場面ではっきりと体感でき、

 まるで自分の脚力が上がったかのような感覚はとても気持ちの良いものです。

 またバイク全体の重量がついに7Kg台に乗った!という自己満足も大きいです。

回転の滑らかさについて

 フレの少なさと軽く回るベアリングが相まってとても滑らかに回転するホイールです。

 速度が乗った状態で足を止めた時のバイクのふらつき、速度の落ちが明らかに減少しました。

 また下り坂では怖いくらい速度が乗るようになりました。

剛性について

 脚力があまりないので「踏んだ時のダイレクト感がどうの」みたいなインプレはできないのですが

 段差の多い街乗りでも全く不安を感じない剛性があります。

 おそらくワイドリム化による恩恵もあるのだと思いますが、躊躇なく段差に乗り上げる事ができます。

 道を選ばずどこにでも行けるというのは私にとって非常に大切なポイントです。

以上の利点により、いつものサイクリングコースにおいて、全域で1枚高いギアを選択できるようになり

平均速度が2~3km/h程向上しました。

感覚的にも数値的にも以前のホイールとは明確な差があり、その性能に大変満足しています。

ここはちょっとマイナスだなと思うポイント

 ・NOVATECフリーの音が結構うるさい(逆にシマノが静かすぎるのでしょうか?)

  足を止めると「ジャー」と盛大な音がするので、早朝の住宅街では気を使います

 ・ブラックスポーク+リムはシンプルで気に入っていますが、ちょっと寂しい気も・・・

  ”手組みホイールファン”とか”Hand-assembled Wheel Fan”みたいなワンポイントのステッカーがあっても良いかなと思います。

    ステッカーがあると、「それどこのホイール?」って聞かれたときに答えやすいですしね。

総評

 初~中級グレードの完成車付属ホイールから最初のステップアップをするにはもってこいのホイールだと思います。

 こういうシチュエーションの場合、Zonda、Racing3、KSYRIUM あたりを検討される方も多いかと思いますが

 性能、品質、コストどれをとっても劣っている部分はないと感じます。

 脱鉄下駄を検討されている方には、自信を持っておすすめできるとても良いホイールですね。

以上お送りいただきましたインプレです。

ホイールは1セットだけでは自転車ライフの楽しさは分からないと思います。今までに何度もお知らせしていますが1フレーム2ホイールの組み合わせがやはりいいのではないかと思います。今回のお送りいただきましたインプレですが2本目ホイールのご参考になれば幸いです。

尚、ご提案いただきましたホイールのシールは今検討しています。こうしたらいいよと教えていただけるのはありがたいですことです。

シマノ10速ハブを使ってチューブレスホイールの作製

以前、XR31T/RTリムを使ったホイールをお買い上げいただきましたお客様よりご依頼いただきました。

22mm高のXR22T/RTのリムでホイールを作ります。ハブはお持ち込みです。

前後で515gは重いのですが丈夫ということでもあります。
前輪ハブで146gは台湾の軽量ハブの倍近い重量です。欠点でもあり長所でもあります。
10速ハブだから遅いということではありません。とても性能がいいハブで台湾ハブと比べて重いのは丈夫ということです。

シマノハブWH-R501を使用します。10速ライダーの方には良いアイデアと思います。

キンリンのリムはチューブレスレディーリムです。バルブとシーラントを用意しリムにテープを貼ればチューブレスホイールが出来上がります。

この組み換えはシマノホイールの中古品を持っておられる方には朗報です。WH-R501ホイールは8・9・10速用です。このホイールは前輪20h、後輪24hでハブはカップアンドコーン仕様のハブです。ハブのベアリング調整はご自分で行えます。グリスを変えたり締め具合を調整したり言い換えますと育てることができるハブです。これが楽しい時間と感じる方が多いのも事実です。

ハブだけお送りいただきました。リムとスポークは私がご用意しました。

10速ハブは構造的には11速より1枚ギアが少ないですがハブオフセット値が小さいので出来上がりの左右スポークテンション比率は11速よりも上です。ギアの厚み1.85mmでホイールの性能は大きく変わります。古いホイールを再度掛かりの良いチューブレスホイールに変身する方法としても今回のご依頼はとてもいいと思います。

前輪スポークは中央部が1.5mmのサピムLaser、後輪左Laser右DTコンペティションを使います。右ドライブ側を1.8mmと太くして剛性を高めています。ニップルは軽量化より丈夫さを選択しブラスニップルにしています。20gの軽量化より丈夫さで安心を選んでいます。

Laserスポークは扱いが難しいが地面からの振動を吸収してくれます。
均一にスポークを張ることが大切です。
ドライブ側には少し太いスポークを選んで剛性を高めています。
スポークの張り具合が大切です。均一にすることが一番重要です。

素材を最大限に生かすためにはスポークテンションの均一化が重要です。クランクから伝わった力はどのスポークにも同じ力が加えられますが各スポークにバラつきがあれば前に進む力は減じます。各スポークが均一に揃っていればロスも少なくなるのは自明です。中古のホイールが危険なのはこの点です。見ためではホイールはわかりません。

さて、ホイールが完成しました。オーナー様は22mm高と31mm高のホイールを持たれることになりました。1フレーム2ホイールが自転車乗りには良いといわれています。良い組み合わせを考えられたと思います。

少し気を緩めると1フレーム5ホイールになってしまいますので注意が必要です。

インダストリー9ハブで組んだカーボンホイールのインプレです

3月にご注文いただきましたカーボンホイールです。インダストリー9のハブを使っています。ハブとフレームが同色絶妙のバランスで収まっています。

3か月たちいろいろな条件で乗られたようです。インプレと写真をお送りいただきました。改めてお客様とのコミュニケーションの大切さを実感いたします。良いホイールをお納めすれば喜んでいただけます。ビルダー冥利に尽きると思っています。

以下いただきましたお写真と感想です。

渡月橋でのロードバイクです。

遅くなりましたが3ケ月程使ってみた感想を

最初は25cのタイヤを使用してみたのですがゴツゴツ感が強かったので28cに変更しました

ひと言で言うと『楽しい』です

進む、軽快、疲れない、と次の休みが待ち遠しくなるホイールを作っていただきお願いして良かったと思っております

漕ぎ出しも軽くスムーズに加速してくれて巡行速度も3~4㎞/h上がりました(普通の方のポタリング程度ですが)

今まで立ち漕ぎしていた所も座ったまま登れるようになり山に行く頻度も増えました(鈍亀ですが…)

自分には少し硬いかな?とも思いますが総じてとても良いホイールだと思います

製作者様の丁寧な作業が感じられます

素敵なホイールをありがとうございます

ブルーハブとシートポストの差し色が効いています。美しいです。

最後の行が少し恥ずかしいのですが喜んでいただいていますのでそのままにしています。乗っておられるバイクは本当に美しいです。バイクの色とホイールのハブの色が絶妙なバランスです。実際、現物を見ました時は驚きました。惚れ惚れしました。

LLBは効く

多スポークホイールをご注文いただきましたお客様よりご連絡いただきました。

ハブベアリングを交換されたそうです。

ベアリングは安価に手に入ります。非接触型が多いです。私の手持ちベアリングです。

NTNの非接触型ベアリングLLB型に交換されて結果をご連絡いただきました。ベアリングを交換された結果を教えていただいたのは初めてです。

ホイールは記事にしています。参考になると思います。

ベアリングを変えられますとこうなります。貴重なご意見です。

前後ハブのベアリング交換しました。
NTNの非接触タイプです。
走ってみましたが、やはり回るようになっています。加速も最高速も良くなっていると感じますが、絶対に変えておきたい程回る訳ではないと思っています。

私的には面白くて、つい頑張ってしまいます。そんで足がつります。

ということで、私には更に魅力的なホイールになったと思いますが、ブルベやロングライドにお使いの方は乗りやすさと耐久性からノーマルのままが良いかもしれませんね。

以前wh-6800と比べて加速が鈍いと書きましたが、今回は近付いたと思います。あのハブは私が調整していますが、たまたま良かったんだと思います。
あくまでも私の感想です。

ハードルが高そうに見えるベアリングの交換は道具があれば意外と簡単です。道具もそんなに高価ではありません。ホームセンターで安価に揃えることができます。カップアンドコーンとはまた違った楽しみです。