パークツールスルーアクスルアダプターは便利です

ディスクホイールの調整に最近このスルーアクスル用アダプターを使っています。これは便利だなと感心しています。うまく考えられています。振れ取り台に挟み込むだけで使えます。アイデア商品ですね。買ってよかったと思います。

ホイールを挟み込むだけです
簡単にホイールをセットできます
ミノウラのアダプター

今まで安価なミノウラの製品を使っていました。これはそれなりに便利で、ねじで固定しますのでセンターがずれません。

パークツールの振れ取り台だけでなくほかの製品にも使えます。これはいい、いいですよというのはアフェリエイト広告のようで嫌なのですがディスクホイールの振れ取りにはお勧めです。念のため当ブログではアフェリエイト広告はしていません。

キンリンXR31T/RT32hリムに組み替え

今まで何度もご注文いただきましたお客様より手持ちホイールの組み替えをご依頼いただきました。

ホイールはDTリムRR411を使用したホイールです。RR411リムのホイールを他にも持っておられるお客様は1セットをキンリンのワイドリムに組み換えを希望されました。

RR411からキンリンのワイドリムXR31T/RTに変更です。リム重量は重くなりますが空力アップです。分解しましたRR411リムはしばらくお預かりしましてシマノ105ハブで再度組み上げる予定です。今はハブが手に入らないので少し先になります。部品不足はまだまだ続きそうです。

お預かりしたRR411

さて、ハブはDuraハブを使われていましたのでそのまま移行します。新しくリムとスポークを交換します。シマノハブは丈夫で長持ちです。高価なハブですがいろいろ組み替えを楽しめます。

組み換え後の前輪 829g スポークはLaser
均等にスポークを張っていいるので振れが出にくい
組み換え後の後輪 1008g スポークはRace
左を高いテンションで作れます(ブルー)オフセットリム使用

新しいホイールの内容は次の通りです。

リム XR31T/RT 前後とも32h 後輪は3mmオフセットリム

ハブ Duraハブ HB7900 FH7900 32h

スポーク 前輪 サピムLaser 2.0/1.5/2.0mm

     後輪 サピムRace 2.0/1.8/2.0mm

ニップル SquorxPro シルバー ブラス

31mm高24mm幅のキンリンXR31T/RTは約500gのリムです。軽くはありませんが剛性が高く空力が高いリムです。軽さを取るか剛性かとなりますと、どちらも大切ですが、あえて言いますと剛性です。こちらの方が重要と思っています。

スポークはお客様からのご指定で前輪はLaser、後輪はRaceと太さを変えています。細いスポークを沢山使ったホイールは疲れにくいホイールです。今までから何度も記事にして提案しています。多スポークホイールはスポークがショックアブソーバーの働きをしてくれますのでロングライドに適しています。

DTのRR411リムも後輪はオフセットリムでした。今回のリムも後輪は3mmセンターがずれたオフセットリムを使っています。

ハブのギア数が増えましたので物理的な理由で左右のスポークテンション差が大きくなりました。後輪右スポークがカンカンに張っているのに左はゆるゆるの状態となります。この大きなテンション差を少なくする方法にオフセットリムを使います。

今までの記事に何度も書いていますので参考にしていただきたいのですがギアが増えたためにハブのセンターオフセット値が増えます。ハブの形状は変えることが出来ません。リム側のセンターをずらすことでハブオフセット値を是正するという方法です。

簡単に一言でいえば10%ほどスポークテンション差を改善できます。この値は大きいです。駆動効率が大きく上がります。掛かりが良くなるということです。

ワイドリムで剛性が高く、チューブレスで走れて、ロングライド向きのホイール、最後にリーズナブル、いいとこだらけのホイールです。お勧めです。

リムブレーキ用定番カーボンホイールの作製

今まで作製しましたカーボンホイールについて多くのお客様がインプレをお送りいただいています。これらのご連絡は私にとって宝です。インプレは記事にしていますので多くの方がお読みいただいています。ホイール購入の参考にしていただいている方が多く、何日の記事と同じホイールを欲しいというご連絡や、定番となっているホイールを作ってほしいとご連絡いただいています。

今回も定番カーボンホイールのご注文をいただきました。46mm高28mm幅のリムブレーキホイールです。

ハブは台湾製軽量ハブを使いました。前後で310gと軽いノバテックハブです。ブティックブランドのハブではありませんが丈夫さ、回転性能など必要十分な条件をこなしていると思います。軽くてよく回ります。値段もこなれています。この価格差は作られる量の差であると考えています。性能の差ではないというのが私の持論です。圧倒的に作られる量が違います。ネットでもあふれるばかりで品切れなど起こしていません。メーカーはこの量的なことで利益を上がていると考えています。少量生産で高い、大量生産で安いの違いで性能に値段ほどの大きな差はないと考えています。勿論性能差はあるでしょうが値段ほどの差ではないということです。こんなことからお勧めハブとしています。

スポークは最近一番気に入っていますピラー社wing21です。このスポークは根元が2.2mmで太く、中央部は比翼型です。空力ではcxrayよりも優れているという風洞実験結果が出ています。ブランド力には少し劣ると思いますが実力では高い評価と考えます。やはり後から出てくるものは改良されているということなのかもしれません。

しかし長年培ってきたブランドという力はいつもすごいものです。多くのホイールメーカーはcxrayを使っていると書いています。

私はどちらのスポークも使っています立場ですので、こんないいスポークもありますよということで紹介しています。

ニップルは定番化していますDTのSquorxProブラスニップルを使っています。ニップルの中には緩み止めが注入されています。高級ニップルですが最近はこのニップルに注文がよく入ります。ニップルはSquorxProにしてほしいという方が増えています。だんだん知られてきたようです。

カーボンリムはアルミリムのように長いチューブをつないで作るという製法ではありません。つなぎ目がないため均質に作れるのでしょう、縦ブレを取るのがとても楽です。

いつも使うリムは穴なしリムなので仮組までが大変です。時間が掛かるのですが振れ取りは均質なためとても作業がし易いです。

ニップルにはグリスを塗っています。高テンションになったときに回しやすくするためにグリスを使っています。液状のオイルを使えば作業は楽ですが、仕上がり後リム側にオイルが漏れてリムがべとつきます。自分用のホイールならこの方法でもいいのですが販売用のホイールですので出来るだけきれいに仕上げたいものです。注意してグリスが漏れないようにしていますがどうしてもリム面に出てくるのが問題です。しかし上手になったことは事実です。きれいに仕上げるようになりました。

スポークテンションが均一です
右テンションを高くして相対的に左を上げています

できるだけスポークテンションを均一に、出来るだけ振れを最小になるように仕上がることにしています。とても地味な作業ですが皆さんこの作業を評価していただいているようです。

前輪661g
後輪851g

前輪661g、後輪851gです。前後で1512gです。46mm高のカーボンホイールでこの重量は軽いと思います。剛性があり軽量の当ホイールは無名ですがよく走るホイールです。ブティックブランドのホイールと比べますと価格は1/3のお値段ですが性能は負けていません。ご安心ください。

ダイナモハブ使用 銀輪ホイールの作製

ブログ記事をお読みいただきました方より通勤用のピストにダイナモハブを使ったホイールをご注文いただきました。

完成した銀輪ホイールです
シャッタープレシジョン 373g

私は以前お客様より教えていただきました台湾のシャッタープレシジョンハブでクロスバイク用に作りました。このハブはシマノの製品に比べますと高価なハブです。発電容量が高く使い心地はとてもいいです。取り付けたライトはずっとついたままにしています。電池のことを気にしないのがいいです。昼間もついたままで安全度が増します。

352gは軽い

お客様のいつも使われているリムはアラヤのゴールド16、チューブラーホイールです。ピストフレームに銀輪ホイールとシンプル自転車の極みです。とても美しいスタイルと思います。

アラヤのリムはどちらかといえば柔らかいリムと思います。組んでいて気になりましたので念のためアラヤに適正テンションを問い合わせました。

果たして丁寧な回答を得ました。以下の通りです。

ご質問についてですが、
16B GOLDのスポークテンションにつきましては最大値100kgfとなっております。
適正値につきましてはお客様の好みもございますので、
一度販売店様にてご相談ください。

ホイール組等をなされる場合はお客様の安全性にも関わってきますので、
販売店様にて組立なさるようお願い致します。

この回答を得ましたので安心いたしました。いつも前輪ホイールは100~110kgfで仕上げていますが今回は約85kgfで仕上げました。

競輪用のゴールド16リムは結構難しいリムです。比較的柔らかいリムなのでスポークテンションの上げ方にコツがいります。前輪リムなので左右均等です。ゆっくり小刻みにテンションをあげていけばいいと思います。慌てずゆっくりが一番楽に出来上がります。急がば回れです。勿論硬いリムでも同じですが特に柔らかいリムは急いでニップルレンチを回さないことです。

私は神の手を持っていませんのでテンションメーターを多用します。こまめに測っています。慣れればいりませんが表にすると楽です。どのスポークが緩いということがよくわかります。

私の経験では50本くらい組みますとうまくなったなと実感しました。費用対効果を考えますと割にあいません。自分の楽しみとするなら少々の出来不出来は辛抱できますが高い効率の製品を得るとなりますと難しいと実感しています。どのあたりで折り合うかです。

お客様は毎日使うホイールなので少し高価なハブですが気に入ったものを使うということでご注文いただきました。このお気持ちはよくわかります。私もクロスバイクと同じくらいの費用をかけて前輪ホイールを組みました。

997gですが外周部が約350g

今回のホイールはとても趣味性の高いホイールですが実益面でも素晴らしいものだと思います。特に美しいホイールということがとてもいいです。

130mmから135mmハブに変更してホイールを作製

昨今の自転車部品不足が影響しまして作りたいホイールがなかなかできません。今回こうしたことからハブ軸変更でホイール作製依頼を受けました。2度目のリピートオーダーです。

お客様の自転車はクロモリフレームです。クロモリフレームのエンド幅は比較的容易に調整できます。今回はこのクロモリの性格をうまく使ったホイールといえます。

上ハブが通常のハブ したハブは135㎜に改造したハブ

ハブの軸幅が広いとホイールの左右スポークテンション差を少なくできます。通常の130mm幅から135mm幅に変更しますとハブセンターが2.5mm左に寄ります。この2.5mmがスポークテンション値に大きく影響します。

スポークテンション差を少なくしてホイールの駆動効率を上げるには2:1組にする方法があります。この場合ハブは特殊なハブが必要です。手に入る部品で効率よいホイールを得る方法としてエンド幅135mmに変更するのはいいヒントになります。

オフセット値を変更しますと左右のスポークテンション差は大きく改善できます。つまり駆動効率が良くなります。この手法は以前の記事でクロスバイクのホイールについて書いています。参考になるかと思います。

ハブ軸は容易に手に入ります。ネットで買えるというのが昔と違うところです。ハブ軸というキーワードで簡単に購入できます。しかし手に入れるのは楽ですがハブ軸交換は意外と厄介です。慣れの問題と思いますが作業が終わると出来たと達成感は得られます。やってみる価値はありますがメーカーは勧めていません。あくまで自己責任です。

お客様はFTPが300近くあります。当然高剛性のホイールを希望されます。柔なホイールでは持っておられる力が発揮できません。乗り手に合ったホイールを提案できるのも手組ホイールの良いところです。

前輪スポークはコンペティション2.0/1.8/2.0mm、後輪右は当初チャンピオンでしたが私のほうでホイールスミスのDH13という2.3/2.0mmのベント部分が太いシングルバテッドスポークを在庫していましたのでご提案しました。後輪左はコンペティションです。ドライブサイドを太くしています。

ホイールの剛性はスポークの総面積に比例します。硬いホイールに仕上げたいならスポークを太くすることで解決できます。

前輪728g 外周部は軽い 重いハブは丈夫です
後輪1028g 総量は重いのですがリム外周部が軽いです これが利点です
ハブ軸を5mm広げました 左右3クロス組
CX22チューブラーリム

リムはTNIのCX22チューブラーリムです。アルミのチューブラーリムは絶滅危惧種になりつつあります。

剛性が高く価格も安価で今までよく使われていますマビック、アンブロシオと比べますと約半額です。外周部が軽くて剛性が高く安価、いうことなしです。おまけに体重、乗り手の力量にあわせて剛性調整ができます。手組チューブラーホイールはもっと知られても良いかと思います。 今回のホイールは剛性が高く外周部が軽いホイールです。おまけに135㎜にしてハブのオフセット値少なくしています。後輪左スポークはとてもハイテンションイン仕上げています。

好みのリムを使い、スポークやハブで工夫する手組ホイールの醍醐味が詰まっています。インプレが楽しみです。

初めてのスポーク折れ

ホイール作りを始めて15年以上たちますが作りましたホイールのスポーク折れを初めて経験しました。

2年前にお納めしたディスクホイールのスポークが1本折れたとご連絡をいただきました。まずはお怪我がなくて良かったです。すぐにホイールをお預かりいたしました。

RR411ディスクリムで作ったホイール
1本根元で折れています

ホイールはDTのアルミディスクリムRR411を使い、ハブはREVOハブ、スポークはCX-RAYという仕様です。サピムのCX-RAYは強度的には最上位に位置するスポークです。ホイール作製でもスポークテンションを均一にすることを心がけています。スポークが折れたというご連絡には初めてのことなのでちょっとびっくりしました。

Jベントは折れるということは良く聞く話です。私はこの意見には反対の立場です。スポークの取り扱いを間違わなければそんなに折れるものではないと思っています。

ニップルの頭が飛んだことは5回あります。5回お客様よりご連絡いただきました。これはアルミニップル使用していたことから起こったことです。アルミニップルの弱点をよく知っていたつもりでしたが少しスポークが短くて頭が飛びました。ニップルの頭が飛んだというご連絡いただいてからはブラスニップルに切り替えました。約20gアルミと比べて重くなりますが今はブラスの丈夫なほうを選択しています。

今回のスポーク折れはJベントの曲がりの箇所が折れました。スポークが折れますとほかのスポークテンションに影響します。バランスは大きく変わりました。振れが出たのはもちろんですが他のスポークも変化しましたので再度チェックは必要です。

スポーク交換後、縦ブレ横ブレを修正しました。スポークテンションの均一にすること、通常の作業を行ってお返ししました。

今回のことからどのように改善するかということですがなかなか妙案が浮かびません。アルミニップルからブラスに切り替えるというような中止ということはなかなかできません。折れにくいといわれている(実際はストレイトプルでも折れる)ストレイトプルスポークに変更するということはJベントをやめるということですのでホイールの選択肢が狭くなります。このようなことはできません。

結局出来ることは今まで通りスポークテンションの均一化と適正テンション値の追求くらいかなと思います。緩すぎると折れやすいです。テンションが揃っていないことも理由に挙げられます。

一ついいアイデアがあります。ピラーのスポークはJベントの部分が2.2mmあります。サピム、DTにも曲がり部分が太いスポークがありますが流通面で取り扱いが少ないです。ピラーなら曲がり部分が2.2mmありますのでこれはいいなと思います。

昨年来スポーク不足、自転車の部品不足が続いています。サピムCX-RAYがなかなか手に入らない状況からピラーを使うようになったのですが今回の事案からJベントの太いピラーを使うのはいいアイデアかもしれません。

最後に一言、お客様はこのホイールを気にいっていただいています。漕ぎ出しが軽くよく回るということです。カーボンホイールもご注文いただきましたがスポークが折れたといっても当分はメインホイールのようです。

32hカーボンホイールの作製

DURAハブを使ったホイールからハブを取り出しカーボンホイールを作るというご依頼を受けました。

丈夫で美しい 台湾ハブより重いがメンテが楽でよく回る
丈夫で美しい形状です

DURAハブは前後とも7700の旧タイプのハブです。旧といいましても性能は逆に現行より優れている面があるのです。まず仕上げが美しいです。ハブの構造は10速用です。現行の11速よりギア1枚少ないのですがオフセット値から見ますと旧タイプはギア1枚分少ない分スポークの左右テンション差は少なくできます。つまり駆動効率は高いというわけです。トレードオフの関係です。11枚のギアがいらない人には10速のほうが効率の良いホイールを使えます。

カーボンリムはアルミリムより剛性が高いです。リムは体重の影響で地面部分が凹みながら回転しています。剛性が高いということは凹みが少なく真円状態に近い形で回転するので駆動ロスが少ないわけです。アルミリムで走っていた人がカーボンホイールに替えて走りが良くなったといわれる由縁です。軽くてアルミより剛性が高いのでカーボンがいいといわれています。

お客様はいつも六甲山に上っておられるクライマーなので空力も大事ですがそれ以上に高剛性をご希望でした。ブレーキシューがリムに触れることなくぐいぐい進んでいくホイールを好まれています。

当初はスポークをLaserでご提案していましたがより剛性を上げるということで前後ともに1.8mm径のコンペティションをご希望されました。32hありますので1.5mmのスポークでも剛性は得られるのですがそれ以上の硬さを選ばれています。

リムメーカーは2mmのスポークは硬すぎてリムを壊す恐れがあるということで1.8mmまでのスポークを推奨しています。今回のホイールはメーカー指定の最大1.8mm径スポークで組み上げています。

リムは穴なしリムで作っています。穴なしのリムはホイールを作るには難易度が高いリムです。しかし剛性面、運用面から見ますとテープがいらないリムは容易にチューブレスホイールとして楽しめます。

リムにはニップル穴がありません チューブレス対応です

出来上がりましたホイールは32本のスポークでガチっと組めています。スポークを握っても緩いという感じがしません。加えてスポークテンションはバラつきなく揃っています。振れの出にくいホイールに仕上がりました。クランクから伝わる力もロス少なく伝わります。

リムが軽くて剛性が高い 多スポークでシルバーが美しい
できるだけスポークテンションを揃える
できるだけスポークテンションを揃える

銀色のハブ、スポークの多スポークカーボンホイールはあまり見かけることがありません。お客様のクロモリフレームによく似あいます。お客様のインプレが楽しみです。

カーボンホイールのスポーク交換

1月にカーボンホイールをお納めしましたお客様よりご連絡いただきました。ホイールに小枝を挟み込んでスポークが傷んだようです。スポーク交換のご依頼です。お怪我がなくて良かったです。

最初に納品したときの後輪ホイールです
最初に納品したときの前輪ホイールです

修理のご依頼ですがホイールの点検も兼ねましてホイール前後タイヤ付きでお送りいただきました。

前輪のホイールは修正するところがほとんどなく一ヶ所だけスポークを調整しなおしましたがそのままお返ししました。

後輪スポーク1本取り換えですが小枝をはさんだ時にやはりスポークのテンションが大幅に狂っていました。

スポーク1本取り換えました

タイヤを外してリムをきれいにしてスポークを取り換えます。スポーク1本の取り換えですが結構手間がかかります。タイヤにはシーラントが入っていましたのでシーラントを取り除きます。

この作業が面倒なのでチューブ運用される方がおられます。何事もトレードオフで良い面もあれば厄介なこともあります。

タイヤをきれいに洗ってシーラントがこびりついているのを取り除きます。これが大切です。チューブレスタイヤのビギナーだったころは知らなかったので何度も失敗しました。タイヤを新品の状態に戻すことが出来ればすんなりタイヤインストールができます。同じチューブレスタイヤを何度も使うときの注意点はこれです。

スポークの調整を再度行いお返ししました。ホイールを作ったデータを残していますのでスポーク長はすぐにわかります。手組ホイールの良さというかトラブってもすぐに対応できるので安心です。

クワハラハブでディスクホイールの作製

何度もオーダーいただいていますお客様よりクワハラハブをお持ちこみでホイールオーダーいただきました。グラベル用としてのご依頼です。リム、スポークは私が提案しました。

クワハラハブ使用 XR22RT 32hディスクリム

実はクワハラハブは初めてです。皆さんいろんな情報を持っておられますので勉強になります。お互いリーズナブルにいいものを作るという気持ちです。

クワハラハブ 前輪用 32h

スポーク長を出してみるとスポークテンション比率が分かります。

左右のテンション差は少ない
クワハラハブ 後輪用 32hディスク

このハブは台湾製か中国製のようです。ハブの寸法を測りスポーク長を出しました。上図のようにスポーク長が出ますと左右のスポークテンション比率が出ます。優秀なテンション比率でハブの形状が良いようです。使っていませんので使用結果はまだわかりませんがテンション比率に関してはとても良好です。

リムはオフセットリムを使います。3mmセンターがずれているオフセットリムはスポークテンションの左右差を少なくできます。ハブとリム両方でスポークテンション差を少なくできています。

スポークは前輪をLaser、後輪にはWING21を使いました。

Laserは1.5mmの細さです。中央部がこの太さですのでショックアブソーバーの働きをしてくれます。後輪は少しLaserより少し太いWING21で剛性を上げています。

ホイールを作り上げていくうえではスポークテンションの均一化を優先しています。

前輪 スポークテンショングラフ
後輪スポークテンショングラフ

振れを取るためにテンションのバラつきを許すくらいなら少しの振れは辛抱するべきと考えています。理由はスポークテンションを揃えると狂いが出にくいからです。辛抱といいましても0.1mm~0.15mmの誤差で納めています。

もちろん通常の完組では十分OKのサインが出るくらいの仕上がりです。

前輪790g
後輪948g

ホイール全体のスポーク数は前後ともに32hです。リムはアルミながら剛性があります。チューブレスレディーのリムですのでテープ運用でチューブレスホイールとして使用で来ます。

初めてのハブなので結果を教えていただくのを楽しみにしています。

プライムハブについて

前回の記事で使いましたプライムハブについて調べてみました。お客様より送られてきましたハブです。このハブは英国通販で販売されています。

プライム 

プライムハブの重量は

前輪138g  後輪266g 前後404gでした。

ノバテックD791SB + D792SB

ハブ在庫を見てみますとノバテックのハブとよく似ています。

前輪140g  後輪267g  前後407g

形もハブフリーも同じ形をしています。フリーにはアンチバイトガード(ABG)もついています。

通販会社にノバテックですかと尋ねたらプライムハブですというでしょう。まあどうでもよいことですが価格は安いです。現在の値段は前輪5800円後輪9600円です。どういう仕組みかわかりませんが1セット買えば送料がいりません。

私のノバテックハブは前輪60ドル後輪110ドルでした。おまけに送料と関税が追加されます。

TNI REVO ハブ

いつも発信しています定番ホイールにはTNIのREVOハブをよく使っています。お世話になっているお店ではとても良くしていただいてリーズナブルな価格です。でも価格が安いからプライムハブにしようとは思いません。メンテナンスのことを考えると入荷しやすいこと、続けて買えることが大切です。

しかしこのプライムハブはよく売れているのでしょう。なかなか品切れになりません。評価高いのだと思います。自分用なら買ってもいいかなと思います。