46mm高カーボンホイールのインプレをいただきました

3月にお納めしましたカーボンホイールのインプレをいただきました。

ホイールの内容は3月14日の記事にしています。

いつもお客様にホイールをお納めしましたらインプレをお願いしています。これは勿論宣伝効果を期待しての厚かましいお願いですが新しいホイール購入を考えておられる方や自分で作ってみようと計画しておられる方にはとても参考になると考えます。

リム 46mm高28mm幅カーボン穴ナシリム ブレーキ面は強化加工

ハブ ミケハブ 24・28穴

スポーク wing21 黒

ニップル SquorxPro ブラス

前輪はラジアルでなく2クロスで組んでいます。後輪は通常の3クロス組です。

お客様は手組ホイールファンの試作ホイールを試していただいたことがあります。ボントレガーのアルミ軽量ホイールのスポーク替えのご依頼もいただきました。このホイールの比較インプレもいただきました。3月9日の記事にしていますので参考になるかと思います。

今回のインプレにはXR31T/RTで作りましたキンリンリムのことが出ますがこれは試作品のことです。

以下本文です。


ホイールを平坦とヒルクライムを走ることが出来たので、以下の通りインプレを送ります。

1.平坦巡行

2.ヒルクライム

3.ダウンヒル

4.コーナリング

5.なだら下りのもがき

6.ブレーキング

1.平坦巡行

 チューブレス運用で、タイヤはGP5000STRです。

 最初はゼロスタートが、重たい感じがありました。28cのタイヤ(5.5bar)をインストールしたためとかと思っていましたが、空気圧を4.5barまで下げてサドルを1ミリ上げることで解決出来ました。今ではゼロスタートの加速が、気持ちいい感じになりました。かなりの加速で、かかり具合がキンリンやボントレガーを超えているのでかなり気に入りました。おそらく、Wing21で3クロス組がかなりいい仕事をしているのではないかと思っています。かかりがいいので、ゼロスタートから20秒くらいで30㎞を越えていきます。巡行速度も35㎞は何のそので、40㎞巡行もキンリンよりも楽に維持出来ました。

2.ヒルクライム

 剛性が高いので踏みすぎると、すぐに脚にきてしまいます。解決方法としては、ギアをいつもより1枚軽くしてクルクル回すようにすると、スーと登りはじめてかなり気持ち良かったです。驚くことに、ボントレガーよりも登れてしまいました。思わず笑いが出てくるくらい、めっちゃ楽しかったです。4%くらいまでであれば、かなりのスピードを維持できます。5~6%でクルクル回すと、気持ちよく走れます。8%当たりから重さを感じるのですが、ダンシングで乗りきれました。ダンシングも力が逃げないので、気持ちいいですね。ボントレガーの時は、力が逃げて践みすぎてすぐに脚にきていたのですが、今回は脚のダメージを最小限に出来ました。ダンシングして、脚を休めれたのはかなり大きいアドバンテージです。

3.ダウンヒル

 エアロ効果を試す為に、漕がずに今回も下ってみました。体感ですがキンリンよりも速く感じ、速すぎて恐怖心が出るくらいでした。車に追い付いてしまったので、タイムは出なかったですがエアロ効果と回転性能はかなりいいです。

4.コーナリング

 キンリンよりもかなり安定感があり、かなりの安心感がありました。コーナーでフロントが全くよれることなく、曲がっていくのでもめっちゃ楽しかったです。2クロスにして良かったです。2クロスにして、横剛性が強化されてるのだと思います。更に28cをはいているので、接地感が半端なくいいです。思ったラインをトレースできるので、コーナーが全く恐怖心が無いです。

5.なだら下りのもがき

 今回もやってみたのですが、最高速は58㎞でした。これは風の影響とヒルクライムを今回はなだら登りも多くやったので、脚が残ってなかったのではないかと思います。今回は120回転くらいまでしか上がらなかったので、少し践みすぎてる感がありました。改善は出来そうな感じです。しかし、加速感はキンリンより良かったと感じています。践みすぎたので、途中から脚にきてしまいトップスピードまで乗らなかったのではないかと思います。肩甲骨周りがあまり使えてなかったので、次は肩甲骨周りの意識をして試してみます。

6.ブレーキング

ブレーキ面強化の効果なのか、アルミリムよりもしっかり効いてくれる印象です。なので、安心してコーナーに入っていけました。ブレーキがよく効くので、コーナーギリギリでブレーキがかけれるのでコーナーめっちゃ速いです。

一番気に入っているのが、ブレーキの音です。シューっていう音が、カーボンホイールになったという満足感を味わえます。ブレーキをかけるたびにニンマリしてしまいます。

7.最後に

ボントレガー、キンリンと3種類のホイールにのりましたが一番好きなのは今回のカーボンホイールが圧倒的です。オールラウンドな使用感に、かなりかなり満足しています。凄くいいホイールを組んで頂いてありがとうございます。大事に使いたいと思います。

お客様の体重を伺い、乗り方から考えて前輪24本後輪28本で組んでいます。巡行40kmで走れる方なので剛性を重視しています。このスピードで走れる人はなかなかおられません。100人に一人もおられないでしょう。この凄腕ライダーさんに気に入っていただきましたので喜んでいます。

いろいろとおたずねいただき、私なりの答えを出すという繰り返しでプランを練り上げていきました。出来上がり品をハイどうぞとお渡しする既製品とは違います。乗り手に合うように作り上げていきますのでこの過程はなかなか楽しい時間です。お互いに知識が深まります。

売り上げが上がってうれしいのは確かですがそれ以上のやりがいを感じることが出来ます。ありがたいなと思っています。

クロスバイク用ホイールのご注文

このブログに次のようにご連絡いただきました。

 クロスバイクの前後ホイールを探しています。 車体はトレック。 リムブレーキ、タイヤ 700 32C、リヤエンド幅135mm、シマノ105 10速です。 ブランド指定はありませんが派手目好き、スパークはエアロタイプがカッコいいかなとミーハーです。 本人体重は90kオーバーです。

こちらからお客様に次のような提案をしました。

リムは一押しのキンリンXR31T/RT前後共32Hのアルミリムです。

リムを先に決めましたのでグレードを分けて提案しますとハブとスポークでいろんな案がでます。

お客様に寿司屋、うなぎ屋のように松竹梅の見積もりがありますがいかがされますか?梅でも素晴らしい性能ですよ、とお伺いしました。

すると梅で提案くださいとお返事いただきました。

梅クラスのホイールですがこんなホイールです。

リム キンリンXR31T/RT 前後32H 後輪は3mmオフセット

ハブ HB-RS300 32H  FH-TX500 32H

スポーク ピラー前輪TB2015 後輪左TB2015 右TB2018

ニップル ピラーDSN ブラス シルバー

スポークはご希望のエアロタイプではありませんがレースに出て時速50kmで勝負するということでもなければ丸スポークが安価で良いと思います。力は十分発揮できます。

前輪ハブ 145g
後輪ハブ 383g

ハブはシマノハブの下位グレードです。下位グレードではありますが回転部分のカップアンドコーンにまで厳しいグレード分けはできません。下位グレードは回転が悪いというようなことはありません。調整をしっかりすれば回転はすこぶる良好です。外回りの仕上げはなるほどそっけない仕上げですが実用に徹するなら十分使えるハブです。

馴染みだしを何度も行って振れ取りとスポークテンションの均一化を行って仕上げます。

前輪845g
スポークテンションが均一になるように仕上げています
後輪1095g 重いホイールですが重いから走らないということではありません
後輪左のスポークテンションが高い

後輪左右のスポークテンション比率を見ますと非常に優秀です。後輪左75:右100の比率で仕上がるホイールはなかなかありません。これはリムが3mmオフセットしているリムを使っていること、ハブ幅が135mmということが理由です。

通常後輪が130mmのハブならテンション比率は50:100くらいで左が緩い出来上がりです。これはハブの構造上仕方のないことですが今回のホイールのような比率で仕上がることはなかなかありません。ホイールの販売価格は一応の目安になりますがホイールの良さを価格だけでは判断できないということがよくわかります。

今回のホイールは細いスポークを使った多スポークホイールなので地面からの衝撃は軽減します。このため長時間乗られても疲れにくいホイールとなっています。クロスバイクはホイールを替えれば性能は見違えるほどよくなります。自転車のグレードアップはまずホイールからです。

ピストホイールのご注文

ブログにご連絡いただきました。ピストホイールのご依頼です。

リムはご指定でTNIのAL22Wを使います。ハブ、スポークは手組ホイールファンからの提案でミケのトラックハブ(スモールフランジ)、ピラーのトリプルバテッドスポークTB2015(2.2/1.5/2.0mm)の組み合わせになりました。

後輪ハブ 307g 軽くはありません

ミケのトラックハブは結構重いハブですが軸棒に重量があるのが影響しています。しかし重いということは剛性があるということでもありけっして悪いことではありません。価格的にもこなれています。ベアリングは6001を使用しています。大きいので安心です。

スポークはピラーのトリプルバテッドスポークTB2015(2.2/1.5/2.0mm)です。細いスポークゆえにねばりがあり衝撃を吸収しますので疲れにくいホイールに仕上がります。

組み方は32穴リムでは標準仕様の3クロス組です。

ピストホイールの完組はとても少ないです。このため手組を依頼される方が多いように思います。

前輪861g
前輪スポークテンショングラフ
後輪954g
後輪スポークテンショングラフ  

リム、ハブ、スポークと部品をそれぞれ選んで作り上げていきますので完組にはない楽しさがピストホイールにはあります。勿論ロードのホイールも同じように部品を選んで作るのですが完組も沢山ありますので選択肢は多いです。その点ピストは既成品の数が多くないのでどうしても手組になってしまいます。

お客様はピストレースに出ると仰っています。競輪場でなくクリテリウムとして特設会場で競われますが、機材のお手伝いが出来てうれしいです。

46mm高28mm幅カーボンホイールの作製

定番のカーボンリムを使いましたホイールのご注文です。

リムはリムブレーキ用で46mm高28mm幅の穴ナシリムです。ブレーキ面はフロントのみオプションで強化しています。この強化リムは方向性がありますので使用には注意が必要です。ブレーキ面が強化されていますのでより安心です。ただ是非とも強化というわけではありません。通常のリムも実用では十分と思います。

後輪ハブ213g
前輪ハブ116g

ハブは以前の記事に紹介しましたDTSwiss240ハブです。リムブレーキ用のハブを先にお送りいただきました持ち込み品です。ハブ内容は3月2日の記事にしています。

いわゆるブティックブランドのハブで高級、高価なハブです。ハブの詳細を見てみますとさすがによくできています。値段は正直ですが何分高価なので勇気がいる買い物です。このような高価なハブをなんの心配もなしにお送りいただきましたのはありがたいなと思っています。

スポークはピラーのwing21です。サピムのCX-RAYより少し重いので剛性は高くなります。このスポーク選択はお好みですがホイールは20・24の少スポークなので剛性を上げるにはこのスポークの選択は正解と考えています。前輪を少し柔らかくしたいのであれば前輪のみCXRAYを使われても良いかと思います。

一般には最高のスポークがCXRAYと言われているのですが、よいスポークの一つと考えたほうが良いと思っています。スポーク選びは体重、本数、使用目的などいろんな条件で決めますのでCXRAYさえ使えば間違いないというわけではありません。

ニップルは固着防止剤が中に入ったDTのSquorxPro ブラスを使っています。高価なニップルですが安心です。

リムの入荷に時間取りますので製作に約一か月かかりました。リムが届きますと仮組は一日でできますがスポークテンションの調整には十分な時間をかけています。時間をあけて何度も調整することで狂いの少ないホイールに仕上がります。量産完組ではできないやり方です。

前輪698g
後輪827g

前輪698g後輪827g前後1525gと非常に軽量です。フランジ幅が広いハブなので横剛性が高いホイールが仕上がりました。

作製にはスポークテンションの均一化に注意しています。スポークテンションが均一なら前に進む力はどのスポークにも同じように伝わります。つまり駆動ロスが少なくなるということです。お客様のインプレが楽しみです。

玉押し調整はバイスで行う

シマノハブのカップアンドコーンはとても長持ちするハブでしっかり調整すれば20年でも十分使えるハブです。ただ雨の日に乗ったりすればまめにグリスアップは欠かせません。これはシールドベアリングでも同じです。

さて、今回のホイールご注文ではシマノハブを使うご注文です。新品のハブですが下位グレードのハブということなのかとても硬くてゴリ感がありました。ホイールを組む前に調整することにしました。

バイスに挟んで玉押し調整

シマノハブは個人的にはウナギやお寿司の注文のように松竹梅と性能をくっきりと分けることはできないと思っています。勿論外見ではきれいに分かれています。

今回、使用するハブはシマノのグレード分けでは下位グレードのFH-TX500という135mm幅のハブでグレード分けでは梅に当たります。この梅ハブも調整をしっかりすれば松ハブにグレードが上がります。

ゴリ感のあるハブをバイスに挟んで締め込みねじを緩めていきます。ハブのねじを緩めて分解するなど素人が出来ることでないと思うのですがハブ構造はとても簡単で、つぶれることはありません。

ほんの僅かですがねじを緩めました。グリスは新品なので新しく入れていません。

バイスに挟むことで両手が自由に使えますので微妙な調整ができます。出来上がっているホイールもバイスで挟むと調整が楽です。何度も締めたり緩めたりしていいポイントを探ります。これには慣れが必要です。習うより慣れろだと思います。

少しの手間ですが梅ハブから松ハブに変身です。しかし見た目は正直なところ無骨な梅ハブですのでこれは仕方ありません。

シマノハブは育てるハブなのでグレードが梅のハブでも、使って調整する、使ってはグリスアップをして、当たりを出せば松ハブに変身します。下位グレードのハブも使う価値は大いにあります。唯、残念なのは重さです。軽さは正義と思い込んでいる人にはお勧めできないなと思います。

一日置くとこんなに変わる

軽量カーボンリム、ブーストハブを使ったカーボンホイールをご注文いただきました。組み立てはほぼ完成しましたので一晩おいておきました。

この状態で一晩置きました
仮の出来上がり状態です

昨晩のスポークテンションのグラフが次のようなグラフです。一応完成していますがまだ手直しが必要です。一晩そのままに置きまして翌朝作業を始める前にスポークテンションの状態を見てみました。

半日置いておくとテンションが変わりました

このグラフを見て驚きました。大きく変わっています。約半日そのままにしておきました状態はドライブ側のテンションが下がって、左非ドライブ側が上がっています。勿論センターはずれているのですが、時間をあけるとこんなに違っていることに驚いています。

リム高が低くて260gのリムはカーボンといえどもやはりリムの剛性は高さのあるリムと比べて柔らかいと思います。リム高があればこんなに変わらないと思いますがやはり変わることは必然です。

常々、馴染みだしは時間をあけるといっていますが理由がよく分かります。数値化すれば一目瞭然です。馴染みだしを何度も繰り返せばスポークテンションは変化しなくなり最終的な仕上がりとなります。

684g後輪用カーボンホイールのご注文

20mm高のカーボンチューブラーリムとブーストハブをお送りいただきました。部品持ち込みで後輪ホイールの作製依頼です。お客様は以前ママチャリ用のカーボンホイールをご依頼いただきました。これで2回目のオーダーです。部品持ち込みOKが気に入っていただいたようです。

お客様は前回のママチャリ用カーボンホイール、今回のMTB用ホイール、どちらもアイデアに富んだホイールを考えておられとても勉強になります。

ノバテック ブーストハブ 234g
リム重量261g 
20mm高です スポークは長くなります
チューブラーリムです

今回の部品も特徴あります。261gのチューブラーリムにノバテックのストレートスポーク用ブースターハブです。ハブはあまり見かけないハブです。うまく手に入れられたと思います。

リム 20mm高チューブラーリム  261g

ハブ ノバテック ブーストハブ D412CB-CL-B12

スポーク、ニップルは手組ホイールファンで用意します。

スポーク DTコンペティション ストレイトプルスポーク 黒

ニップル ピラーDSN ブラス 黒

事前にハブ、リムをお送りいただきましたのでスポーク長の計算がしっかりできました。ストレートプルスポークの場合注意点はハブの計測です。DTの計算ソフトにおいて解説されていますので参考にされたらいいと思います。

今回のハブはスポークをリムに通す位置が決まっているのでスポーク長さえ間違えなければ仮組は早くできます。スポークテンション調整には時間かかりますが通常のJベントハブと同じなのでホイール作りに挑戦される方にはこの形状のハブはいい材料かもしれません。

後輪684g

出来上がりましたホイールです。684gとこの軽さには驚きです。スポークテンションはテンションメーターで確認しています。リムが初めてなのでドライブ側を120kgfで調整するようにしました。チューブラーリムはタイヤインストール後のテンションダウンがありませんので120kgf以上にならないようにしています。テンション掛け過ぎるのもリムにはよくありません。馴染みだしを何度も行うことでフレは出にくいと思います。

ピストホイールのご注文

これで3セット目のご注文です。手前味噌になりますが前にお納めしましたホイールに振れがでないということで気に入られ再度ご注文いただきました。リム、ハブ、部品は持ち込みです。以下詳細です。

リム マビックカーボンリム

ハブ マック スーパーライト

前輪115g
後輪174g

スポーク 前輪CX-RAY後輪右CX-SPRINT左CX-RAY

ニップル DT SquorxPro ブラス

前輪666g ハブ、リムが軽量です
前輪スポークテンショングラフ 左右CX-RAY
後輪744g ハブ、リムが軽量です
右CX-SPRINT 左CX-RAYで組んでいます
美しい自転車です

トラックハブはフランジ幅が広いので通常のロード用と比べて横剛性が高いホイールに仕上がります。おまけに後輪はロード用のような左右のテンション差がほとんどありません。スポークテンショングラフを見ていただきますとよくわかります。後輪が前輪ホイールのようなスポークテンションで駆動ロスが少ないホイールに仕上がります。踏み込めばそのまま反応するのがトラックホイールと思っています。逆に良い悪いがはっきりでるホイールとみています。

120mmシングルハブを広いエンドでつかう

昨日の記事の続きです。

ワッシャーを使えばいいと思います

今日ワッシャーが届きました。ステンレスのワッシャー10x21x2.0のサイズです。1パック12個入りを購入しました。安価で買えます。このワッシャーは厚みが2mmなのでフレームのエンド幅に合わせて数枚入れて取り付けるといいわけです。これならチェーンラインの調整も楽にできます。右と左の枚数を加減すればいいわけです。残念ながらテンショナーは使わないといけません。あまりこんなことはされないと思いますが初めてのシングルなので費用はかけたくありません。一度これで試してみてからでも良いかなと思っています。

120mmシングルハブを135mmで使う

エンド幅135mmのMTBバイクのシングル化を計画されている客様より連絡いただきました。あまり費用をかけないでこのプランに適したハブがないかと相談されましたので調べることにしました。

ハブにスペーサーを入れる
うまく取り付け出来るか試してみました

手元にトラックハブがありますのでじっくり見て思いつきました。軸棒はそのままでスペーサーを入れたらいいのではと思いつきました。昔と違いいろんな機械部品が通販で買える時代です。通販で購入しましたスペーサーは一個400円ほどするのですが左右に入れることで135mmのエンドに使えると思います。

違うハブですがスペーサーで幅を調整することができます

スペーサーが届きハブの両側に取り付けてみました。フレーム側ではぴったりというわけではありませんがフレームには1mm2mmは余裕があります。120mm幅のハブにスペーサーを取り付けてエンド幅の広いフレームに取り付けることが出来そうです。ただこの方法ではチェーンをピンと張ることはできませんのでテンショナーを使う必要があります。

スペーサーの厚みは何種類か用意しておき、チェーンラインを合わすのに左右のスペーサーの厚みを調整すればいいと思います。。

費用をかけずに楽しむのも一つの方法です。ワッシャーとスペーサーを使い分けてフレームに取り付けてみようと考えています。130mmでも135mmでも使えそうです。この部品でないとダメという人もおられますが特別こだわりがありません。面白そうなのでこの方法で進めてみたいと考えています。