ホイール作製プランを実行、作り終えました。
スポーク長は計算データ通りにしました。
左 コンペティション2.0/1.8/2.0mm 282mm
右 星スターブライト2.0mm 264mm
このデータ通りスポークを用意し仮組しました。
右ドライブ側はヘッドイン 1クロス組、左は3クロス組です。
スポーク長で失敗しました。ヘッドインにしたために1mm短くてやり直しです。
265mmのスポークを再度用意し組みなおしました。左NDS側も1mm短いようです。ともにワッシャーを使っていますので1mm短かったです。
しかし一応使える状態ですので性能を調べて後日スポークのやり直しを行う予定です。組み上げたデータは次の製作のために残しています。
スポークテンショングラフを出してみます。
左88.8kgf 右127.0kgfです。比率でみると約70:100%で仕上がっています。
プランでwheelproの計算表では66:100%です。この違いは何故かちょっと考えました。4%の高くなるのはどうしてなのか考えました。
どうもドライブ側をヘッドインで組み上げたのが影響しているようです。
ヘッドインで組んだのでハブオフセット値が変わりました。
38.2/18.7で入力していましたが右側がヘッドインのため1mm広くなり19.7で入力します。
すると結果は69:100%のテンション比率が出ています。
通常こんなに計画通りに数値が出にくいのですが今回は出てくるデータもほぼ計画の数値です。
このホイールはスポークテンションに関しては11速ハブの欠点をカバーしているデータが出ています。
では次の写真は同じハブ、リムを使って左3クロス右2クロスです。
スポークは左コンペティション2.0/1.8/2.0mm右スターブライト2.0mm
スポークテンショングラフは以下の通りです。
テンションは左71.1kgf右123.0kgfでテンション比率は計画値には及びませんが 57.8%で高い比率です。
この2つのホイールを比較してリム、ハブは同じでもスポークの組み合わせで大きく変わってきます。
今回のこのホイールを実際に走ってみて調べてみたいと思います。