再生チューブレスバルブを検証

5月12日の記事で再生バルブのことを記事にしました。このバルブは使えるかと空気漏れを時間かけて調べていました。パンクしたブチルチューブのバルブ部分を切り取ってホームセンターのねじを販売しているコーナーで見つけたゴムワッシャーを入れた再生バルブです。

新しく廃棄チューブから作ったバルブ ゴムワッシャーを入れるだけです

キンリンのアルミリムに使っていますがこのバルブはとても具合がいいバルブです。パンクで使い道のないチューブが再利用できることは経済的で時代の流れにも合致しています。

最近また新しく廃棄のチューブが出ました。いらないゴム部分を切り取って再生バルブとして使うことにしています。

チューブラータイヤにシーラントをいれてみた

チューブラーホイールが好きです。理由はタイヤ交換が楽、乗り心地がよい、軽量化が図れるというのが主な理由です。

ヴェロフレックスのタイヤを使っています

高価なヴェロフレックスのタイヤと安価なコンチネンタルのジロを場面で使い分けています。タイヤはハンドリングに影響しますので前輪だけを高級タイヤというちょっとけち臭い使い方をすることもあります。やはり高級タイヤは乗り心地が柔らかく軽快です。

一般には高価なタイヤに使われているラテックスチューブは半日経つと空気圧が低下します。一日経つと空気圧が大きく減っています。これで普通のことなので長年不便を感じたことはありません。

安価なチューブラータイヤにはブチルチューブがつかわれていますのでチューブの空気が自然に漏れる率が低いのですがラテックスチューブは漏れる程度が高いのが一般に知られています。対策には昔からシーラントが有効といわれてきました。パンクにも効果があります。

ただ、シーラントを使えば重量を増やすことでもあり、せっかくの軽量タイヤを使う意味でも逆方向に進んでいるという思いでシーラントは長年使っていませんでした。しかしほんの気まぐれからシーラントを入れたらどうなるのか試してみようと思いつきました。

これはブログのおかげです。ホイールについて気になることを試すことが多くなりました。ボケ防止にぴったりです。

昨晩シーラントを約25cc前後タイヤに入れて空気圧6気圧で置いてあったのですがタイヤはぺちゃんこになっていません。いつもなら完璧に減っているのですが大丈夫のようです。しばらくはこの状態で続けてみようと思います。意外と有効です。

シーラントを入れるのに注射スポイトは楽です

シーラントを入れるのにはこの注射スポイトを使っています。百均で買ったのですが注射スポイトのキーワードでネットでも出てきました。このスポイトは何かと便利でオイル注しにも使っている優れものです。安価に使えるので予備は沢山買ってあります。

チューブラータイヤの両面テープについて

長年ミヤタテープを使っていました。チューブラータイヤを接着剤で貼り付けている場合ロングライドにでてパンクしたときには処理に困ると思いテープ運用で長年乗っていました。勿論クリンチャータイヤ、チューブレスタイヤでも乗っていますがチューブラータイヤの良さを知るとなかなかやめることはできません。軽量化、乗り心地の良さ、良いところが沢山あります。

長年愛用のミヤタのチューブラーテープ

ミヤタのテープが自転車屋さんの棚からなくなって久しいですがもう元には戻らないような気がします。

ないと困りますので代用のテープを探していました。一度このブログにも記事にしていますが代用テープを探して使っていました。自転車部品のミヤタさんも化学製品の会社ではありませんのでどこかの会社と提携して販売していたわけです。使えそうな両面テープを探しまして建材用の両面テープでやってみました。果たしてうまくいきました。

知り合いの自転車屋さんからも問い合わせがありチューブラーテープですが、どうしています?ときかれ、こんなテープで代用していますとお答えしました。ヒントになったようです。チューブラーホイールをお買い上げいただきましたお客様からも問い合わせがあり使えそうなテープを案内しました。

最近のことですが驚きの発見をしました。

百均のショップに行きましたところ両面テープが大きな棚で販売されていました。違う会社の百円ショップでも両面テープが販売されていました。2種類のテープを買ってチューブラーホイールにタイヤを試しに張ってみたのですがとても具合がいいです。ホイール2本出してきまして2種類のテープを使ってタイヤを貼ってみました。どちらもいい調子です。一つは20mm幅2.5mm巻き、もう一つは20mm幅5.5mm巻きです。どちらも110円。品質は日本製と書かれていますのでなんとなく安心しています。

2社のテープを試しに使ってみました  とてもいい調子です 
2種類のテープを試しました 剝離紙は破れやすいので注意が必要です

今までミヤタのテープでは一袋千円以上払っていたと思います。ホームセンターの建築用の両面テープも意外と高くて同じくらいの値段していました。それが1巻110円です。しかも安かろう悪かろうでは全くありません。

窮すれば通ずでテープがなくなって困ったと思っていたら新しい道が出来ました。しかも1/10以上の格安で使えます。まだ雨天などでは使っていないのではっきりとした答えは出ていませんが概ね大丈夫と思います。ミヤタのテープには今まで使わせていただき本当に助かりました。ずっとチューブラーファンでいることが出来たのもミヤタのテープがあったからです。これからは百均のテープを使おうと思います。

無くなってはこまるので10袋買っておきました

百均ではよくあることなのでテープの販売がなくなっては困ります。とりあえず10個買ってきました。これだけあればタイヤを20回以上取り換えることが出来ます。1100円で一生使えそうです。勿論、自己責任でやっています。

再生バルブを使ってみると合格でした

使用済みのチューブから取り出したバルブを使ってチューブレスタイヤをインストールしてみました。

再利用のバルブは使えるか?試してみました
ゴムワッシャーを一枚入れました

空気をコンプレッサーで入れてみますと一気にビードが上がり、これは使えると思いました。

では空気漏れはどんなものかと調べてみますと大丈夫でした。丸一日置きまして再度測ってみると良い結果が出ています。

空気を入れて測ると6.12気圧です  一日後にもう一度測ります
一日経って5.72気圧を表示

6.12気圧を入れて一日経って測ってみますと5.72気圧でした。

一日経ってこの減りでしたら合格です。

再生バルブは使えます。ホームセンターで買ったゴムワッシャーで空気を止めれば古いバルブでチューブレス運用はできます。但しシーラントは入れています。

使用済みチューブのバルブを使う

ずっと使用済みのチューブを何かに利用できないかと思っていました。

パッチを当ててチューブを再利用するのもいいのですがなんとなくチューブが固くなるのと継ぎはぎから空気が漏れるのではと気になってやっていません。結局は捨てていました。バルブが残るのでこのバルブを取り出してチューブレスタイヤ用のバルブにできるのではないかとふと思いつきやってみました。

最初はバルブ周りのゴムを切り取ってやってみたのですが全くうまくいきません。あきらめて捨てようと思ったのですがホームセンターのネジコーナーでゴムワッシャーが売られているのを見つけました。M5x12x1.5というゴムワッシャーです。一袋140円でした。このゴムワッシャーを使ってもう一度タイヤインストールに挑戦しました。

ホームセンターで買ったゴムワッシャー
チューブから取り出したバルブ  余分なゴムをきれいに切り取りました ゴムワッシャーを使っています
パキパキとビードは一瞬で上がりました

バルブを取り付けてねじは手まわしでOKです。とりあえず石ケン水をタイヤ周り吹きかけてコンプレッサーで一気の空気を入れてみました。果たしてうまくビードはパキパキ音を立てて上がります。うまくいったようです。

予備のバルブはありますが捨てるチューブの再利用は話が違います

バルブは沢山予備を持っています。使用済みのタイヤからバルブだけ取り出すのはけち臭いといえばそのとおりですが、やはりもったいないです。ゴムワッシャーと一緒に使えば再利用できます。但しチューブレスタイヤの運用ではコンプレッサーはあった方がストレスなく進みます。うまくいって良かったです。骨までしゃぶっています。

カンパのことはカンパに聞く

ゾンダのハブを分解して新しいカーボンリムを用意してチューブレスホイールを作りました。前々回の記事にしています。

ゾンダのハブはシマノと同じカップアンドコーンのハブですが少し造りは違います。ハブを分解するのは簡単ですがシマノハブと比べますと細かいところが違います。取り扱いの経験数から言いますとシマノハブがほとんどでカンパはたまに扱うという感じです。

カンパニョーロ ホームページより

やはり慣れていないハブを扱うときは注意が必要です。こんな時はメーカーが出しているホームページからサポートのページを探して再確認しています。

カンパのことはカンパに聞く、これが一番早道で間違いがありません。いつもはシマノのホームページを参考にしていますが今回はカンパのホームページにあるサポートの欄をよく読んで復習してからハブを分解しました。

カンパニョーロホームページより  的確で分かりやすい

シマノのサポートページもよくできていますが、カンパもわかりやすいです。順序通りにやれば出来るようになっています。大きなメーカーの部品はサポートがしっかりしていますので安心です。

玉押し調整はバイスで行う

シマノハブのカップアンドコーンはとても長持ちするハブでしっかり調整すれば20年でも十分使えるハブです。ただ雨の日に乗ったりすればまめにグリスアップは欠かせません。これはシールドベアリングでも同じです。

さて、今回のホイールご注文ではシマノハブを使うご注文です。新品のハブですが下位グレードのハブということなのかとても硬くてゴリ感がありました。ホイールを組む前に調整することにしました。

バイスに挟んで玉押し調整

シマノハブは個人的にはウナギやお寿司の注文のように松竹梅と性能をくっきりと分けることはできないと思っています。勿論外見ではきれいに分かれています。

今回、使用するハブはシマノのグレード分けでは下位グレードのFH-TX500という135mm幅のハブでグレード分けでは梅に当たります。この梅ハブも調整をしっかりすれば松ハブにグレードが上がります。

ゴリ感のあるハブをバイスに挟んで締め込みねじを緩めていきます。ハブのねじを緩めて分解するなど素人が出来ることでないと思うのですがハブ構造はとても簡単で、つぶれることはありません。

ほんの僅かですがねじを緩めました。グリスは新品なので新しく入れていません。

バイスに挟むことで両手が自由に使えますので微妙な調整ができます。出来上がっているホイールもバイスで挟むと調整が楽です。何度も締めたり緩めたりしていいポイントを探ります。これには慣れが必要です。習うより慣れろだと思います。

少しの手間ですが梅ハブから松ハブに変身です。しかし見た目は正直なところ無骨な梅ハブですのでこれは仕方ありません。

シマノハブは育てるハブなのでグレードが梅のハブでも、使って調整する、使ってはグリスアップをして、当たりを出せば松ハブに変身します。下位グレードのハブも使う価値は大いにあります。唯、残念なのは重さです。軽さは正義と思い込んでいる人にはお勧めできないなと思います。

シムで位置調整する

クロスバイクの後輪ホイールですが最上段にシフトしますとかすかに音がします。シャリシャリとチェーンがスポークに触れて出る音です。バイクに乗らずに空で回すと擦れないのですが体重がかかるとリムは少し移動するのでしょう。かすかにこすれる音がします。乗れないことはないので面倒でそのままにしていました。この最上段のギアを使わなかったらいいと不精な解決方法でした。

1パック10枚入りです

最近のことですがシムを使えば良いというヒントをいただきました。シムを使えばディスクブレーキのローターやスプロケットの微妙な位置調整がとても簡単に行えます。

シムリングを検索して内径35mm外径42mm0.2mm厚10枚パックを購入することにしました。スチールとステンレスの2種類あり、今回はステンレスを選択しました。

シムをスプロケットの位置調整に使いましたがディスクブレーキのローターにも使えます。ほんの少しローターの位置をずらしたいときがありますがブレーキ側を動かせないことの方が多いのでこのシムを使うのはとても有効です。

シムでローター位置を調整することなどシマノのホームページを見ても書いていません。いわば裏技です。知っている人は昔から行っているでしょうがなかなかこういうことを知る機会は少ないものです。また、こうすればいいと思いついてもシムをどこから手に入れたらよいのかなどハードルが立ちはだかります。検索すればどこにあるのかわかる時代なのでこの探す力も大切と思っています。

タイヤレバーを入れるのが面倒

クリンチャータイヤの場合タイヤ交換、パンクの時はタイヤレバーを使います。長年タイヤを取り外していますが力も衰えてきましたのでなかなかうまくいかなくなりました。

新品のタイヤの場合タイヤレバーを差しいれるのは結構大変です。ビードから外したタイヤを親指で押して隙間を作りタイヤレバーを押し込みます。何とか隙間を作って1本目目はまだ簡単ににできます。次にまた同じように2本目のレバーを差し込みますが今度は隙間がほとんどない状態です。次のレバーがどうしても入らないことが多いのです。何度もレバーを押し込みますが入りません。力んでやりますので血圧が上がる感じです。

何度も外してすこしくたびれたタイヤ、少しビードが伸びたタイヤならレバーは比較的容易に差し込めますが新しいタイヤの場合はなかなか難しいです。コンチネンタルのタイヤは特にきついです。四苦八苦です。しかし何とかやり遂げないといけません。

タイヤシーターでタイヤをつまんで隙間を作ってレバーを差し込む  簡単にできます
タイヤシーターを使えば簡単です

最近このタイヤレバーの悩みを解決することが出来ました。もう何度もブログ記事で登場していますがパークツールのタイヤシーターを使うことで解決できています。ただし屋外では重い道具なのでもっていけないのが残念です。

方法は次の通りです。

タイヤシーターでレバーを差し込む位置のタイヤをつまみます。この巨大なプライヤーを横に倒してタイヤとリムに隙間を作りそこにタイヤレバーを差し込みます。こうすることでこの隙間にレバーを容易にいれることが出来、リムの縁からタイヤのビードを外すことが出来ます。次にまたレバーを差し込んでと同じことを繰り返せばいいわけです。タイヤシーターでタイヤをつまんでレバーを入れる隙間を作る。この繰り返しです。

タイヤ外しはタイヤレバーを入れる隙間作りが大変なわけでこれが簡単にできるなら解決したも同じです。

とても楽な方法です。力を使うことなく簡単にタイヤは外れます。これは優れもので買ってよかった道具の中でも上位に位置するものと思います。

ホイールのバランスとり

ホイールのバランスを取っておられる方は多いと思います。

いろんな情報があふれているいまこのバランス取りもよく知られてきました。

ゴルフパターのバランスとりに使う鉛板をリムに張り付ける方法はよく知られています

方法としましてはゴルフパッドに貼り付ける鉛板がよく使われます。1gの一円玉を使ってバランスを取りその時の一円玉の枚数を数えてグラムを出して鉛板を貼り付けます。これが一番よく使われる方法のようです。

百均で購入したハンダをぐるぐる巻きつけています

最近新手を見つけました。百均で求めたハンダをホイールのスポークに巻き付ける方法です。事前に1gの長さを知っておかないといけませんが写真のようにぐるぐる巻きつけるだけです。とても簡単で見た目もきれいです。取り外しも楽です。いいアイデアと思いますがいかがでしょうか?